ココンDEカフェ イベント開催中止のお知らせ

2016.11.28

こんにちは、古今です。

明日、11月29日に開催予定の「ココンDEカフェ」ですが、当日の店長を務める、栗木由妃さんのやむを得ぬご都合により開催ができなくなってしまいました。

楽しみにしてくださった皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくご了承くださいますよう、お詫びかたがたお願い申し上げます。

 

株式会社 古今

ココンカフェ開催します!

2016.11.15

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前回大好評だった「ココンカフェ」を今月29日に再び行います。

時間は前回と同様、10時からオープン。
前回あっという間に売り切れてしまったキッシュも、季節にあわせた中身に変わっており、その他のメニューも前回と変わっているものもありますので、今回初めての方も、2回めの方も是非お気軽に古今での時間をゆっくりお過ごしください。

 

 

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古今の木々もすっかり秋めいて見頃を迎えておりますので、カフェとともに、こちらもお楽しみくださいませ。

 

 

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

横浜・青葉区・青葉台を中心に、神奈川・東京で
リフォーム・リノベーション・注文住宅をお考えの方は古今へ

 

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断熱性能を高めて。

2016.11.12

 

 

朝方の冷え込みも段々厳しくなって、ぬくぬくのお布団から出るのがつらい季節となってきました。

 

住まいにとって『夏涼しく、冬暖かく』するというのは永遠のテーマのような気がします。

 

以前に省エネの講習を受けた時に、『夏の冷房の消費エネルギーより冬の暖房の消費エネルギーの方が高い』と聞き、私的には結構ビックリしてしまいました。

つまり、住まいの断熱性能は『夏よりも冬対応』をベースに考える必要があるのです。

 

 

 

よくお客様からのご要望で、床暖房を希望される方がいます。

 

足元からのホンワカとした温かさは、空気を直接暖める暖房より気持ちいいものです。

ですが、無垢のフローリングとは相性が悪いんです。

床暖房に温められたフローリングは乾燥して、反ってしまったり収縮してしまったりします。

もちろん床暖房対応のフローリングもあるのですが、これがまたいいお値段します。床暖房本体の金額と合わせるとダブルパンチ。気軽に導入出来る物でもないのが現実ですよね。

 

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、先日元井と一緒に現在施工中の現場へ行ってきました。

そこで元井がガサゴソと鞄から何やら取り出し、床の写真を撮っていたのですが、その写真がコチラ↓

 

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サーモカメラになるので解かりづらいのですが、

 

現在施工中の『ベニヤ床下地』になります。表面温度が24.1℃となっていますね。

 

 

 

 

次の写真は既存の『合板フローリング』になります。

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ベニヤ下地と同じく24.1℃となっています。

 

 

 

 

最後の写真はこちら↓

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新しく張った『オークの無垢フローリング』となります。

表面温度は25.0℃。約1℃合板よりも高い状態になります。

 

無垢の木が断熱材の役割をして、床下の冷気を断熱している様子が良くわかると思います。

こちらのお宅では、更に床下からウレタン断熱材を吹き付けて、断熱性能を上げていきます。

 

 

色々な方法で断熱性能を高めて、『布団から出たくなーーーーい!」が無くなる住まい造りを出来るといいですね。

 

 

 

鈴木でした。

 

 

 

 

 

 

 

はや半年と一年。

2016.11.03

着工してはや半年。

藤沢の片瀬山で施工していた物件が竣工いたしました。

 

 

この案件は仲間との共同作業物件。

住まい手さんとも8年来の知り合い。

たまたまが重なって、私が現場の施工管理をすることになりました。

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藤沢という地に似合う趣と日本的な庇の深さが共存しています。

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洋の中のあえての障子。

障子を北側で用いると、紙に透過する光が

柔かくて好き。

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帰ってきたら、リビングの光がガラスを透過して玄関ホールへ。

 

このオレンジの光により、これからの季節、

外気温と内気温の実際の温度差以上に感じる

あたたかさの違いとともに、ウチに帰って来た感満載な気持ちに

になる仕掛け。

 

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屋根の天窓が漏れる光。

 

 

 

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黒鉄繋がりの階段手すりから薪ストーブ。

 

 

 

 

 

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キッチンからリビング全景

 

 

 

 

普段は設計する立場の人間として

他の設計士の仕事と触れ合う機会はそうそうありません。

久しぶりに自分の設計ではない物件に携わり

(何年ぶりだろうか?10年くらいか?)

建築を始めたころの初心が蘇りました。

 

 

この物件に関しては

こういう見せ方や見え方もアリだな~

こういう風にするとこう見えるんだな~

っていうような、現場監督に徹して、美しい現場の納まりなどを考えな

らもどこか客観的に物件を見ていたように思えます。

 

そうした目線からしか得られないモノもあるんだな~と。

 

 

話が少しわき道にそれますが、ある人が柔道が強くなりたいと思って

柔道の本を沢山読んでもきっと強くはなれないです、きっと。

 

実際に相手と組み合って投げ飛ばされたり、怪我をしたりするなかでし

か強くはなれないと思っています。
建築力も同じような気がします。

 

 

紙の上から実際の建物が立ち上がる瞬間を体験すること・

自分の中での臨床試験を繰り返すことで初めて、

住宅とはなんたるかを知ることができると思っています。

 

あらためて、建築力は現場でしか学べないし、設計施工のスタイルこそ

自分たちの進むべき道だと再認識した次第です。

 

 

 

 

 

 

お次はお引き渡しから一年後。

先日お伺いさせて頂いた古今OB宅の一年メンテ。

マンション工事もあって立ち会わせて頂きました。

 

本作りのプロのご主人

お花屋の奥様

 

やっぱり素敵に暮らしておられました。

 

僕ら設計士は竣工後すぐよりお引き渡しして春夏秋冬を

一通り経て、住まい手の色が入った暮らしを見せて頂くこと

に最高の喜びを感じます。

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ホントに嬉しかった。。。

 

(Kさん、勝手に写真撮ってました。。。すいません)

(勝手に後姿だから大丈夫かとブログ掲載です。。。すいません)

 

そんな中、無垢板の扱いについてちょっとした課題が。

Kさんの住まいでも無垢板が壁に貼ってあるのですが

古今の社屋で実験していたので、大丈夫かとたかをくくっていたら

びっくりなくらい反ってました。収縮も。

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環境が違えば成長が違う。

 

人と同じですね

 

幸いKさんはおおらかな方達。

結構なスキマですが、しょがーないですよね、木ですからって。

 

Kさんご安心を。その言葉には甘えません。

木は二回くらい春夏秋冬を経ると、収縮も反りも落ち着きます。

そのあとにしっかり、埋め木させてくださいね!

 

KさんとKさんの住まいは

今度、取材形式で古今のホームページに出てもらおうと思っています。