日々粛々と。。。

2017.02.23

春めいてきましたね。

春になりきらない今くらいが

春本番のさわやかさの押し売りのようなさわやかさもなく

気候的に一番好きかもしれないです。

 

さて、最近、毎日ではないのですが

特に仕事のテンションのまま寝なきゃいけない時間になって

とりあえず布団に入って寝る準備しようと思っている時に、

日常にもどるというか自分の生活に戻るというスイッチ役に

役に立ってくれているものがあります。

 

松浦弥太郎さんのサイト

くらしのきほん の言葉達です。

 

毎日3回

○月○日の~で朝昼晩更新してくれてます。

 

大体寝る前にブックマーク開いてぼ~と覗きに行きます。

 

ここにある言葉達は、当たり前なんだけど日常に忙殺されてて

忘れていることをさらっと思い出させてくれるし、

自己啓発本の言葉達にある、ウザったの微塵も感じないので

す~と心に入ってきます。

 

松浦さんの言葉か、AIの言葉だろうか

わからないけれども、忙殺されてて心がぐっちゃってなっている

ときに限って、的を得た言葉が並んでいたりします。

 

パンパンの風船に針で刺して空気を抜く感じではなく

空気孔からしゅ~って抜けていく感じでしょうか。

 

そんな感じとともに、今度休みにしっかり手を入れて

料理しようとか、この料理するならこんな皿がほしいなと

益子にいくのを連想してみたりと、寝る前のちょっとした

妄想タイムを創ってくれています。

 

 

古今もちょうど現在、転換期のようで

今までの流れとは少し違う様相を呈してきました。

最近、古今のなかでも、自分たちの立ち位置やら

存在価値のような話を良くします。

 

そんななか

忘れちゃいけない芯となる言葉を教えてくるときもあり

背筋が伸びる感覚があります。

やさしいサイトです。

 

 

春以降、

寒川の大型鉄骨リノベ。

料理家の方の住まい。

練馬の戸建リノベ。

町田の展望抜群の新築。

相模原の小屋計画。

海老名の農園小屋計画。

など、

 

ワクワクの物件が動き出します。

 

忙殺したときほど

自分たちの芯を信じて一件一件丁寧に創っていきます。

 

 

 

話は飛びますが

個人的に 暮らしの手帖の イラストが好きです。

松浦さんは元 暮らしの手帖の 編集長の方。

朝ドラでもやってましたね。花森 安治さん。

こんなのが描けたら楽しいだろうな~。

 

 

motoi

 

 

2017.02.21

こんにちは、古今です。

さてさて、先日のブログでもお伝えいたしましたが、
昨年から大好評の「ココンDEカフェ」の第三回目を開催致します!

 

(フライヤーの色合いをちょっと春らしくしてみました)

 

開催日は3月7日

開催時間は10時〜16時(商品が無くなり次第終了)
ですので、是非足をお運び下さい!

 

 

それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜・青葉区・青葉台を中心に、神奈川・東京で
リフォーム・リノベーション・注文住宅をお考えの方は古今へ

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「食」への恩恵

2017.02.17

 

 

2月に入り、節分に立春とあっという間に過ぎ、

今日はまさに春一番!

ぽかぽか陽気に強風で、

咲いた梅の花びらも

散り始めていますね。

 

 

さて、今年は古今の社屋でも豆まきをしました!

 

「鬼は外!福は内!」

 

なんだか大人だけでの豆まきも
ちょっと気恥ずかしい気もしながら、

こうやって古くから行われている、

日本の風習が当たり前の様に為されている様に

その奥床しさを感じさせられます。

 

 

そういった事を意識するようになったきっかけが

こちらの本との出会い。

 

 

やはり子供が誕生してから

伝統的な日本の行事の本来の意味や歴史など知らない事も多く、

少しずつ四季を感じながら学んでいきたいと思い、

我が家の仲間入りとなりました。

 

 

子供が通う保育園では、こういった行事を

とてもキチンと行ってくれるので、

逆に自分が知らないこともあり、未だ学ばされる日々です。

 

 

 

 

ここにも記載のあるように、節分には豆まき以外にも

トゲのある柊の枝に鰯の頭をさして、

門や家の軒下につるすという行いもあるようで、

それを知らない私は、保育園に魚の頭が吊るして有り、

一瞬固まった自分がいたのを思い出します。 笑

 

結構、知らないとビックリすると思うので、

敢えて、写真は伏せておきますね。 笑

 

要は鬼が嫌う、柊のトゲやイワシの臭いで、

家の中に邪気を入れないようにする意味があるそうです。

平安時代から続いているそうですよ。

 

 

 
しかし、こういった季節の行事をきちんと行うことで

四季を五感で感じたり、古来から為されてきた歴史に触れ、

受け継いでいく、と言う役割にも貢献できるのかもしれません。
そういった中にある、知識や工夫などを

教わるきっかけになっているのかもしれないですね。

 

そしてずっと感じていたのが、日本の風習には

食に通ずる事がとても多い、という事。

 

確かに旬の食材は季節を感じさせ、

その美味しさ、栄養価は然り、

香りや色み、形、その美しさ・・・

多々含まれる利点の意味する事が

沢山詰まっているんだ、と感じさせられます。

 

今の時期にはフキノトウや菜の花(実際にはナバナ)など

これらのような苦味のある食材には

冬に寒さで新陳代謝が落ちたからだに溜まった老廃物を

デトックスするチカラがある、とは良く知られていますよね。

だから、この時期にちゃんと、旬になるのだとか。

最近では花粉症にも効果があると言われているそうですよ。

 

これからの季節はヨモギやキンカン。

今年は咳止めにもなるキンカンの蜂蜜漬けに挑戦してみるかな〜。

 

 

 

 

と、話しがダラダラと続いてしまいましたが、
今の進行中の仕事も、

偶然にも食に携わるお仕事をされているお客様が重なっています。

 

ひとつは、以前は酒屋さんで、今はお弁当屋さんをされている

建物の改装、店舗看板なども手掛ける予定です。
軽量鉄骨とALCパネルという、木造ではない造りで

以前に店舗部分だった所も住居としての使い方に変えていくなど、

構造的にもかなりノウハウが必要な現場です。

ビフォーアフターが楽しみです!
もうひとつは、お料理教室などを多数されている先生の

キッチンなどの改装。

さすがにプロの先生の仕様なので、かなり詳細を詰めながら、

先生のイメージに合わせてプランしています。

 

 

具体的には、キッチンやバックセットに収納するモノや

サイズ、量を把握して、収納の仕方や一つ一つ引き出しの高さなどを

検討していきます。

こういった設計にも標準と言われるサイズや高さがある中でも

特にキッチンは使うモノやその使い方は十人十色。

その方の背丈やその他の条件や頻度なども

ヒアリングしながら、ひとつひとつ決定していきます。

 

今回は写真の図面、右側のバックセットのカウンターを

作業台としても使いたい、というご要望で、

今はカウンターを一番占領しているレンジを

その下に収納していく事でスペースを確保するご提案です。

 

特に、家電機器などの使い勝手は、

知らずと「慣れ」というのは結構重要で、

低くなる事で使い勝手が悪くなってしまわない様に、

できる限りレンジの高さを上に調整して、

通常よりもやや高めのカウンター高さにしています。

 

そうして、全体のバランスも見て、

上の吊り戸の高さも決めていきます。

そのすぐ下には、高さも奥行きも少なめのOPEN部分を設けて、

頻繁に使う細かな調味料などを置けるスペースもご提案しました。

こういったモノはすぐに手が届くように

敢えてOPENにする事もひとつの方法です。

 

家電機器の置き場は勿論、

買い替えの事も考慮して、多少余裕の寸法設定にしておきます。

 

キッチンの方も、引出しの細かなサイズなどを検討し、

部材もハーフェレという、ドイツの金物のメーカーの商品を

採用できるか、現在も図面とにらめっこしています。 笑

 

そして、ここも重要なポイント。

空間全体の素材や色味もイメージしながら、

造作の面材や取手も機能性も伴いながら選定していきます。

壁面など、タイルがあればその貼り方、

どこで目地を取るか考える作業(タイル割り)も同時に検討して、

全体のバランスを整えていきます。

 

と、いう具合に、とても細かな打ち合わせが必要になりますが、

その分、出来上がりも楽しみです!

 

 
さて、最後は中古戸建物件をお探しのお施主様。

いずれはそのご自宅で、手作りのお菓子を販売したい、との事で、

看板作りやファサード部分など、

是非古今でもお手伝いできたら幸せだな〜っと

今から勝手に妄想している次第です。

良い報告ができたら嬉しいですね!

 

 
そんな日々が続いていますが、

やはり仕事のエネルギーは食のチカラが大きい!

食する事のありがたみや奥深さなどを受け止めながら、感謝しながら、

毎日をシンプルに過ごしていきたいと思います。

 

 

 

最後に。

古今スタッフ、全員のお気に入りランチ。

この近くの「さっぽろ亭」。

お昼からとっても幸せな満腹感を堪能できます!

この辺りにお住いなら、是非、必食です!!

 

 

 

山森

 

 

断腸の思いで。

2017.02.10

 

 

 

こんにちは。  鈴木です。

 

まず冒頭に、私事ですが鈴木家第三子が誕生いたしました。

 

長男(5歳)・次男(2歳) と来たので、待望の女子!!!

 

 

 

 

 

 

 

とはいかず

 

 

三男坊の誕生です・・・(ガッカリなんてしてませんよ・・・・エェ)

 

 

今回は妻が無痛分娩を選択し、出産日が決まっていたのでお休みを取り、

立ち合い出産の準備万端のはずでしたが、3日前に長男がインフルエンザを発症。

入院中の妻に代わり看病を行った自分は病院に立ち入り禁止となり、

立ち合いどころか、退院までお預けをくらってしまいました。

 

今は3時間ごとの夜泣きに悩まされております。

 

 

 

 

 

 

さてさてお仕事はと言いますと、マンションの改装工事も順調に進み、

本日で大工さんの工事も終わりになります。

 

先日木工事の仕上がりの確認に行くと、一か所気になるところが。

 

 

 

解かりますか?  気に入らないところ。

 

 

 

 

キッチンカウンターの壁にシナベニヤという板を貼ってあるのですが、

コンセントが付いている壁のところの上、目線あたりのところでベニヤが継がれているんです。

 

ムムム・・・

 

図面にはカウンターのラインでベニヤを継ぎ足す事になっていたのですが・・・

解かりづらかったので、着工時に打ち合わせを行ってはいたのですが、

すっかり忘れてしまってしまったようで。

 

 

すごーーーーく綺麗に仕上がっていたのですが、断腸の思いでッ!

「やり直しましょう。」

 

 

造ったものを壊してくださいというのは、本当に心苦しいものです。

が、妥協出来ないものは出来ないのです。

 

こうした小さな納まりの積み重ねが、最終的な仕上がりの良さにつながってくるからです。

 

 

 

 

擁護をする訳では無いですけど、大工さん今回たまたま忘れてしまっていただけで、

普段は図面がクシャクシャになるまで、読み解いて工事をしてくれます。

 

 

既存カウンターの上に突板を貼る工事なんて、ぴたーーっと仕上がっていました。

 

 

 

天井の羽目板貼りもぴたーーっと!

 

 

こういった細かな造作工事は嫌がる大工さんも多い中、本当にきれいに仕上げてもらって感謝!

 

長い間ありがとうございました!  またいい仕事よろしくお願いします!!

 

 

鈴木

 

 

 

ココンカフェを行いました!

2017.02.08

こんにちは、古今です!

 

先月31日に、第2回目の「ココンカフェ」を開催しました。
今回のココンカフェも前回同様、鎌倉にある1軒家の1室をアトリエとし、お料理教室とキッシュやお菓子の販売を行っている4ha(ヨツハ)店長の栗木さんにお越しいただき、一日店長としてカフェを運営していただきました。

 

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▲前回オープン1時間で売り切れてしまった大好評のキッシュ!
前回よりも量が多かったにも関わらず、今回も売り切れに。

 

 

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▲色とりどりのコンフィチュールも大好評。美味しさと可愛さがギュッと詰まった小瓶に思わず見とれてしまいます。

 

 

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▲イベント当日は最高気温が20度近くまでいったので、古今の空間でのんびりカフェをされる方も多く、おだやかな時間が流れていました。

 

 

 

前回も今回もたくさんのお客様にご来場いただいたココンカフェですが、なんと次回の開催も決定いたしました!(パチパチパチ)

 

次回は来月3月7日(火)に開催いたします!また皆さまとお会い出来るのを楽しみにしています!

 

 

 

それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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チープシック

2017.02.01

数年前、ある雑誌で見た本の題名。

息なが~くじっくり売れているらしい。

 

「チープシック」

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なんか興味出て、何ぞやと調べたら、片岡義男さんが訳してたので

さらに興味持ち、その本を買って、一時期

ファッション関係ではないのに、自分のバイブルみたいになった。

 

それ以来、自分が着る服や普段の暮らしの中、

物を選ぶ視点、

はたまた、家作りのお仕事を通して、こうあってほしいと望むこと、

住まいの在り方など今、自分の周りにあるモノ、ほとんどにこの考え方

が通づることがわかり、事あるごとに思い出してます。

 

 

英語表記   cheap chic

 

 

直訳すると    安価なものによってシックに装ったり飾ったりすること

 

 

 

直訳だけをみると

一瞬、ユ○クロやシ○ムラのようなファストファッション服で

どれだけカッコよく魅せるかみたいなこと?って思ったけど、

読み進めていくとそんなことじゃなかった。

確かに安いのにもかかわらず、質が良くて、汎用できるものって

世の中結構ある。これらを見つけて利用することもチープシックの

一つの側面。

でも、本質はそうじゃないということ。

 

 

 

 

人ぞれぞれきっと解釈や向き不向きはあると思うが

芯というか、軸というか、そういうものが疲れや忙しさで

ぶれている時にすごくいい拠り所になってます。

 

興味がある方は、ぜひ。

 

 

今年が始まって一月。

なーんかうまくない。

こういうときは原点に戻る。

 

 

 

私の解釈として

前提として自分を知ることから始まり、

 

1.長い間古くならない、普遍性のあるものを求める

2.シンプルさ、実用性のあるもの求める

3.ここぞという時はケチらない。本物を求める。

 

のようなコト。

 

 

 

○会社名を

時間とともにこなれて、古さを感じさせない、

経年美化できる家をつくっていたい。

というとこから古今にしたコト。

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○KOKON HUTのコンセプト

kokon hut

 

 

○いいなーって思うもの

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大仏次郎

「新しいということは古くはならないことだ」

 

 

カール・ラーション

「正しく古いものは永遠に新しい」

 

 

ニーチェ

「何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、

古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが

見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、

真に独創的な頭脳の証拠である。」

 

 

チープシックの考え方も、僕が生まれた1978年ころに出た本だけど

古さを感じさせない。

 

 

 

家は、時間には逆らえません。

 

だから、「正しく古くなっていく家」をつくらなきゃいけない。

でも、正しく古くなるには条件がある。

 

住まい手の想いに寄り添い

自然光・自然風を利用し、素材使いに気を使い、間取りを熟考する。

もちろん耐震や断熱の今の時代に求められる性能も大事。

もちろんコストも。

これらをバランス良く整わさせて、未来の人もそれを大事にしたい

と思ってもらえるように。

 

今年はもう1度、古今らしいを追及していく所存です。

 

気を抜くとすぐに目の前のコトばっかりになります。

全員で精進します。

 

 

 

最後になぞなぞ。

 

いつまでたっても古くならないものってな~んだ?

 

納豆    チーズ    白菜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えはチーズです!

なぜか!    乳製品 (NEW製品)

御後がよろしいようで。

 

元井