建築とその後と強さと

2018.02.17

昨年の夏からから古今の近所で携わっていた

近所の住まい手と作り手でつくる、

地元青葉区内屈指のビンテージマンションの

リノベーション地産地消工事。

 

 

昨年末にお引き渡しをしておりましたが

先日、晴れて、関係者とご友人、お声掛け

させて頂いた方々のみでOPEN HOUSE

を行い、私も参加させて頂きました。

 

 

古今ブログでもたびたびご紹介している物件です。

 

 

相変わらず、住まい手のセンスに脱帽。。。

 

 

 

写真が下手で伝わらない。。。。

ゴメンナサイ。

 

ご主人は某インテリア大手のバイヤー。

奥様も雑貨とインテリアのプロとして

生きてこられた方々。

本当にセンスのいい人たちは雑多にモノを置くくせに

汚くないし、おしゃれに見える。

 

置いてあるものが実は安物だったりするし。

 

こういうのを見ると建築とインテリアの違いを

まざまざと見せつけられる。

 

素敵だー。

 

建築とインテリアが化学反応しているのを

久しぶりに見た気がしました。

 

 

 

 

 

今回、引き渡して二か月ほど生活をしてもらって、

この物件には実際の所、使い勝手はどうなんだろうと自分達でも

挑戦させて頂いた部分が大きいでも取り上げたモルタル壁の

実用性を確かめる良い機会となった。

 

住まい手にも実際、施工が初めてなので実験みたいですが

精いっぱい配慮しますのでやらせてくださいって

あらかじめ承諾を得て実行していますので住まい手にも感謝です。

 

 

 

 

 

見た目ついて

やはり、いい。

質感がいい。

色味もモルタルと松煙の配合を吟味したのですこぶるいい。

浸透製の防水塗料を塗布しているが

塗装での嫌なテカりもないし、空間に馴染んでいる。

 

 

 

 

クラック(ヒビ)について

おそらく、棚にモノを置きだすとクラックが

入るだろうなと危惧していたが、入っていたが

わずかな小さなクラックのみ。

 

あらかじめクラック防止で棚の下にテーパーを付けたので

これが相当効いているようにみえる。

 

 

 

左官屋さんと現場であーでもこーでもないで試行錯誤したのを

思い出します。

 

先ずは結果オーライでよかった~。

 

 

 

 

 

 

水跳ね・油はね

一番実用性で気になるところ。

 

結果、目立ちづらい。

 

想像していた以上に上手くいった。

 

ガンガン使ってくれているみたいなので一安心。

防水塗料も効いているのか、水浸みや油の染み込みも

ごくわずか。

 

 

 

 

 

考察&結果

 

大成功。

 

デザインもよく、使い勝手、実用性が高く、メンテも楽。

 

キッチン前の仕上げと言えば

タイル

キッチンパネル

ステンレス

 

第4の候補、現れました。

値段もタイルと同等です。

 

 

 

今動いている古今物件でも採用していますので

そちらも楽しみです。

 

 

 

 

そういえば、先日その採用物件に行ったら

大工さんが休憩時間に外でノミのお手入れしていました。

じつは最近の大工さんて、世の中既製品ばっかり使うから

木でオリジナルの造作をしなくなったので

ノミを研ぐ習慣がなくなっています。

 

この大工さんは今でも丁寧にノミを研ぎ、革のノミ袋で

管理し、丁寧に道具を手入れされています。

 

なんか、この風景に懐かしさすら覚えました。

僕が建築始めた頃、当たり前の風景だったんだけどな。

道具も進化したからとは一概に言えない気がします。

 

古今では相変わらず木を使って大工さんと共同で

モノづくりしているし、左官屋さんとも

上述の壁を創ったりしている。

 

無理強いの部分もあるとは思いますが、古今の現場は

職人さんもやりがいを持って楽しんでいてくれる現場でいたい。

 

 

相性もおおいにあると思うけど

結局、人は楽しい事が好きだ。

だから、楽しいことを楽しそうにやっている人の周りには

人が集まって、また新しく楽しい事が起こる。

 

今の時代に確かなものって不確かであったり、

体操の平行棒を素人がわたっているような不安定さが

あるけれど、至っていつの時代も「楽しさ」は普遍的な

変わらず確かな強さを持っていると思っている。

 

この強さがなければ、道具のメンテナンスはしないと

思う。自分もそうだから。

 

 

今の時代にもっとも確かな強さとともに一歩づつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サカンのカンセイ

2018.02.09

 

 

本当に寒い日が続きますね。

 

先々週に流行りもの好きな長男が、流行に遅れまいとインフルBをいただいて来ました。

 

火曜日から登園可能だったのですが、なんとその日から学年閉鎖・・・

25人位のクラスで16人インフルだそうです。

 

なんとも流行り好きな子供ばかりです。

 

ちなみに明日は幼稚園のお遊戯会。

ろくすっぽ練習を出来ていないので、どうなる事でしょうか。

 

 

流行りに乗っている余裕がないので、長男をバイ菌扱いし隔離していたので、

なんとか、感染を逃れる事が出来ました。ホッ。

 

 

 

青葉区の新築工事では、外壁のモルタル下地塗りから2週間ほど

乾燥期間を空け、今週から仕上げの左官工事がはじまりました。

 

 

 

まだ、下塗りの状態ですが、黒の外壁と木の木目の対比が綺麗ですね。

 

 

私が思うにこの左官の作業は、職人さんの中で最も塗り手の感性が出る業種ではなかろうかと思います。

 

例えば、タイル屋さんやクロス屋さんは表面が仕上がった材料を施工するので、

テクスチャーを変える事は出来ません。

(割り付けや角をどちらに見せるのか・見切りをどうすればキレイに見えるか等考える事はあります)

 

 

左官屋さんが使う材料(外壁材・珪藻土・漆喰等々)はコテ一つでどのような模様にでも変化します。

 

 

本来左官屋さんの仕事は、和室の壁や蔵などの漆喰の外壁みたいに

どれだけ平らに仕上げられるか。というもの。

 

以前にご年配の職人さんに『コテ斑仕上げ』とお願いしたところ、

それは綺麗に規則正しく魚の鱗状に扇子が重なるようになっていた事があり、

それ以来仕上げの時には立ち合って、パターンを確認する様にしています。

 

 

今回も事前にパターンサンプルを作ってもらいました。

 

 

 

今回はアイカ工業のジョリパット『乱流』というパターン。

見本帳通りにコテで塗っていくと

 

 

 

 

このパターンを元にランダム感を入れてもらうと

 

 

どうです?違いますよね?

『乱流くずし』と命名しました。

 

同じ材料・同じ道具を使ってもこれだけ仕上がりが変って見えてきます。

 

ここから先は、内部も外部も仕上げ工事。

大工さんがどれだけしっかり造ってくれていても、

仕上げを失敗すると台無しになってしまします。

 

 

最後まで気を抜かずトラの目を光らせていきたいと思います。

 

 

鈴木

 

 

立春

2018.02.01

 

 

先週は見事に降りましたね。

雪。。。

横浜生まれの横浜育ち。

この付近以外住んだコトの無い、

行動範囲がかなり狭い身としては

やはり雪にはかなり弱いです。。。

 

 

でも保育園近くの畑は見事な

キラッキラッな雪が積もり積もっていました!

 

 

 

 

でも、今週末の2月4日は立春。

まだこんな寒さですが、暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、

この日から春が始まる日。

 

 

 

保育園までは歩くしか手段がなかった道には

こんな姿が!!

 

うん!

確かに確実に春は近付いてきておりますな!

この生命力に心温まりました!!

 

 

 

 

 

さてさて、そんな中でも天候とにらめっこしながら

職人さん達の現場での作業は進んでいきます。

 

 

 

こちらの物件は去年の夏から、いくつかの物件探しからスタート。

立地や金額などの基本的な条件以外にも、

去年の夏のブログのでも取り上げたように

大きな壁を乗り越えて、やっと巡り会えた物件。

 

 

いくつもの物件を回って、沢山のお家を見ていると

空っぽのお家でも何となく、どんな方がどんな風に

住まわれていたのかを感じ取る事ができます。

 

 

 

なんか、空気感を感じませんか?

 

好きなモノやコトを営む生活を大切に、

お家も丁寧に住まわれていたのを感じます。

 

 

こちらの新しい住まい手さんも

そういった空気感や佇まいをしっかりと感じ取る事のできる方で、

こちらの物件に対しても

それをすぐに感じ取っていました。

 

新築のお家もいくつか見たけれど、

「何か真新しすぎて、イマイチしっくりこない」っと

漏らしていた住まい手さんは、

この築25年を越す、このお家の魅力を

継承する事を決意されました。

 

こういった感覚を持つ住まい手さんには

無くてはならない、リノベーション。

以前の良さも残しつつも、

新たな自分達のご家庭の空間に変貌させる技を

あれや、これやとご提案しつつ、

やっと完成に向けて動き始めたところです。

 

 

 

そんなご提案のひとつである、木部の塗装。

 

 

 

 

敢えてざっくりとした、使いこなした風合いを出したいので、

棚板の反りなどを長所として組み込んで、

杉の荒板にこんな色みの塗装をする予定です。

 

左側が素地のまま、右側が塗ったモノ。

荒板なので、表面がガザガザしている為、

しっかりと色みが入っていきそうです。

 

ただ、同じ材料でも木目などによっても

かなり色の出方は変わるので、

実際にはどんな感じになるかは

正直、塗ってみないと分かりませんが、

それも楽しみの一つとして

住まい手さんと共にスタッフ一同も

完成を待ちわびています!

 

 

是非、こちらの現場の完成報告もお楽しみ!

 

 

 

 

 

・・・雨が降ってきましたが、

今夜からの雪予報は積もらない事を願うのみ。。。

 

だって、保育園での雪遊びって。。。

 

 

 

 

コレ、泥遊びじゃん!!!苦笑

 

 

でも、子どもにとっての雪は

最高の遊びのようで、

その姿を見て、

ほっこりと温まる事ができるのは

ありがたい事ですね!

 

 

 

 

 

 

 

山森