一緒に『つくる』という事

2018.10.28

 

昨日長男の通っている小学校へ、休日参観に行ってきました。

 

久々に校舎内を見て回り、自分が通っていた時と図工室や音楽室などの場所も

変わっておらず、思い出と懐かしさが込み上げてきました。

 

 

休日参観と言っても、普段の授業の様子を観るのではなく、

親子で製作などを行うような参加型の催し。

 

一年生の長男はまず教室で、松ぼっくりを使ったクリスマスツリーを作り、

そのあとは図工室で竹の空気鉄砲を作るという予定でした。

 

 

松ぼっくりツリーの製作がはじまり、

ビーズや綿で装飾していくのですが自分は長男に、

ビーズの付け方や綿の付け方を少しだけお手本を見せて、

後は長男の思うがままに作らせていたのですが、

 

お隣の席の親子を見ると、お子さんが作ったツリーを親が全て手直し。

いや、むしろ親御さんが作っている??

 

それは一年生が作ったとは思えない様な出来栄えに・・・・

 

 

 

なんだか愚痴みたいになってしまいましたが、

何が言いたいのかと言いますと、

 

自分は子供の頃から何かを作るという事が大好きでした。

材料と材料を組み合わせて新しい何かが出来上がるのってワクワクします。

たぶん大人になった今でもその気持ちは変わりません。

 

その気持ちは自分だけでは無く、おそらく多くの人が好きなのではないでしょうか?

 

 

一世一代の大きな買い物の『住まい』という事でしたらなおさらに。

特に古今にお声掛けいただいた方々は、『住まい』というものについて

特別な思いを持っていると思っています。

 

ですので住まいつくりのお手伝い・サポートは行いますが、

どうかみなさん一緒に『住まい』つくりをしていきましょう。

 

 

 

親よがりになるのではなく、手助けをしながら成長を見守りたい

(子供も家も)なんて思った休日参観でした。

 

 

鈴木

 

 

 

 

 

終わったと見せかけてこちらは先日予約制で行わせていただいた

平塚平屋の家のオープンハウスです。

 

予約制だったの来場数は少なかったのですが、空いた時間に社内で

いいとこわるいとこの反省会も行えたので有意義な時間となりました。

(わるいとこと言っても手抜き工事とかではないですよ!)

 

 

元井代表の厳しいチェックが入ります・・・

 

 

 

 

ビフォーアフターです。

既存の柱・梁・天井は隠さず敢えて見せて、新旧混合の表情を楽しめる様にしました。

 

 

 

 

こちらも同じ角度からの写真。

北側にあったLDKを南側の和室と繋げて、明るく広いLDKに。

暗くなりがちな中廊下もランマを設けて明かりが入る様にしました。

 

 

 

 

玄関からWIC越しに寝室を眺めた様子です。

WICの上部を開放して、寝室と繋げる事によって、空気がこもりがちな収納も換気出来る様に設計しました。

 

収納なのにこの家で一番光が綺麗に見える空間になりました。(笑)

 

 

 

また近いうちに施工写真もUPしますので、楽しみに待っていてください!!

 

 

鈴木

 

 

 

モノを納める。

2018.10.19

 

 

年々感じる、この時間のスピード。。。

昔は「大人はみんな同じ事言ってるな」~っと、

全く理解できなかった、この感覚。

・・・今年も残すも、3ヵ月を切りましたね。

 

 

そして、先日はそんな季節の変わり目を感じさせてくれた、

長らく頑張ってくれた夏野菜たちの

最後の収穫となりました。

 

 

 

なんとも、芸術的なカタチで!!

 

 

 

こちらは大きさ比べごっこ!

 

 

 

先月行ってきた「昆虫展」のマネっこです。笑

 

 

 

こうやって見ると、自然のモノって

本当に1つとして同じカタチ、色艶のモノが無いって

凄いよね~!っと家族で話してました。

ホント、真面に考えたら、世の中でもっの凄い数の

同じ品種の「ピーマン」があるだろうに、

絶対に同じモノは無い。

 

 

 

それって、なんか住まいづくりにも

当てはまるよな~っと。

だから、やっぱり家作りって

本当に、その住まい手さんに合わせた、

深くて、味わい深いモノになっていくんだなっと、

改めて、建築の面白さを感じる時でした。

 

 

 

 

そして、そんな味わいを少しずつ、

ゆっくりと増していっている

1年点検のお住まいに先日行ってきました。

 

 

 

ちょっと写真だと分かりづらいのですが、

面材の色が大分やけて、程良い雰囲気が出ていました。

 

 

 

 

 

竣工写真では、生活に必要なモノが無い状態で

撮影する事が多いので、

こうやって、以前のブログと比べると、逆に使い勝手や

生活感が感じられて、参考になる事が多いです。

 

 

また、こちらのお住まいでは階段下のパントリーも

設けており、そちらも拝見させて頂きました。

 

 

 

一番左の棚は、以前は可動棚のみだったので、

ワイヤーバスケットを今回付けた事で、

大分収納量も増え、使い勝手が良くなりました。

 

 

実は住まいをPLANする上で、収納問題は意外と難しく、

変化する可能性も多いので、融通が利く仕様にすることが多いです。

ただ正直、大抵は予算も大きな部分に取られてしまう事が多いので、

しっかりとつくり込めない事が少なくありません。

 

 

っと、いうもの、特に古今でご依頼いただく物件では、

大抵は大きく間取りが変わってしまったり、

中古の物件を買われて新しい所での生活になったり、

さらには、新築というケースが多く、

その場合に、収納量やどこに何を納めるかを

想定するのがとても難しいからです。

 

 

 

でも、主婦としてはココは非常に大きな問題!

そんな疑問をずっと抱いていて、

最近、収納についての勉強を始めてみました。

 

 

 

この資格では、「利き脳」という理論の元で、

人それぞれ、性格などが違うように、

「使い勝手の良さ」もタイプによって違うので、

その人に合ったやり方で

収納方法を作るというモノ。

細かく勉強していくと中々面白いです!

 

 

 

建築の世界でずっと仕事をしてくると、

正直、小さな部分って中々視点がいかなくなりがちなんですが、

子育てと共立していると、そこは毎日とっても気になる所。

敢えて、そういった部分に視点を置いてみて、

女性として、母として、じっくりと提案できるよう、

これからも新たに、精進して行きたいと思います。

 

 

 

 

最後にお知らせです!

前回から大分間が空いてしまいましたが、

『喫茶ココン』を11/6(火)に開催致します。

またまた大人気のキッシュが登場予定ですので、

是非、遊びにいらして下さい!

 

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

エール

2018.10.09

暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもので

過ごしやすい良い季節を迎えています。

が、古今の人たちは

夏の暑さが癒えぬまま、走っています。。。

自分たちで自分たちにエールです。

 

 

 

横浜市:S邸 マンション改装工事

9月より解体工事を開始したS邸。

仮住まいをして頂いて、全面改装していきます。

 

解体前の写真

おもしろい!

解体され、生まれ変わっていく壁に

住まい手のお子さんがここぞとばかり

思い切って落書き!

 

怒られない前提で初めて出せる

大胆なタッチが目を引きます。

今までたくさんの住まいに携わって

来ましたが、有りそうでなかった光景。

こういうのいいな。

 

 

住まい手さんの普段の丁寧な暮らしが

実現できる3LDKの住まいを

間仕切建具で仕切る形でのワンルーム化計画です。

DSC_9737

 

ワンルームは、壁がなく広々として気持ちが良いですが

実は制限するものがないので

暮らし方が難しく、かなりの生活力と包容力が求められる。

 

 

 

ここの住まい手さんならその辺は大丈夫だと

確信していますが、その手助けが今回のリフォームで

私たちができればと思っています。

 

 

 

 

平塚:M邸

10/20.21のOPENHOUSEに向けて

仕上げ工事真っ最中。

DSC_9790

 

先日の台風一過の連休。

追加工事で施工することになった

瓦から板金屋根に葺き替える段取りを

大工5人 屋根屋2人 古今2人

計 9人が屋根に乗り、瓦を外し

下にある木の桟を外し、スキマに溜まった

積年の大量の土と格闘しながら

屋根断熱と防水ルーフィングまで。

 

3日間の大仕事。

まるで上棟の時ようでした。

作業量でお腹いっぱいで写真忘れました。。。

本当にお疲れ様でした。

 

居心地を生むデザインだけではなく、

平塚市の助成を受け耐震補強、

屋根壁床の断熱強化、屋根外壁の防水。

 

これで住まいの寿命が新築以上に伸びました。

完成まであと少し。

 

 

 

平塚:Sさん店舗

所有のマンション一室をネイルサロンへコンバージョン。

二室を一室につなげ、内装メインの担当ですが

人と人を繋げ、リラックスしてもらう

場所なので、許される予算内で

クロス内装・木工事・照明計画、etc.

 

出来うることを出来るだけ見栄えよく、

オーナーさんの嗜好も取り入れて。

 

多国籍にも北欧にも通づる感じに

仕上がりそうです。

 

そろそろオーナーさんにバトンタッチ。

 

店舗入り口 正面受付カウンター

ここにペンダント照明と窓装飾を整えれば

一先ずお役御免です。

 

 

 

 

物件お引き渡し後の外構工事もあり、

弊社の鈴木君担当する青葉区の平屋大型改装工事、

今後、早い段階で完了していく上記物件あり、

夏の暑さが緩み、動きやすくなった気候下で

家作りを考える方たちのご相談あり、

これから一緒に共同作業していく

準備段階の方々との打ち合わせなどなど。

 

 

色々な縁で私たちを頼ってくれた感謝を忘れず

出来うること、一つ一つ確実に。

 

 

やっぱり自分たちで自分たちにエール。

 

 

 

 

11月着工の古今の規格型住宅

KOKON HUTを改良した新築住宅。

 

元々のシンプルで可変性に富み、フレキシブルに住まい方を

変えていけ、予算を極限までダイエットしたコンセプトを

生かしつつ、今回は耐震をより強固にし、周辺環境の特徴である

特別な展望を十二分に生かす設計です。

 

こちらも絶賛打合せ中。

楽しみです

 

古今 元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『平塚平屋の家』 OPEN HOUSE

2018.10.04

 

台風24号の風はすさまじいものでしたね。

 

 

建築業界は足場が掛かっている現場や、屋根の葺き替え途中の現場など、

台風などの嵐がくると毎回ヒヤヒヤしてしまいます。

特に夜中に土砂降りや強風になると、『あの現場大丈夫かなぁ・・・・・」と

気になって目が覚めて、熟睡できません。

 

 

今回の台風も各現場少しずつ、風や雨の被害がありましたが、大事に至らず一安心です。

 

 

そんな、台風当たり年の中工事を進めて来た『平塚平屋の家』の工事も佳境に迫り、

毎日入れ替わり下職さん達が仕上げ工事を進めてくれております。

 

 

完成お引渡し前の少しの時間ですが、オープンハウスを行わせていただく事になりました。

 

 

今回は予約制となっており、住所は非公開としています。

 

内覧ご希望の方々には個別にて、現地案内図をお知らせいたしますので、

内覧ご希望の日時がございましたら、お問い合わせいただければと思います。

 

info@kokon-sumai.co.jp   /   045-989-3720

 

開催日時:10月20-21日  10:00~16:00   となっています。

 

 

 

 

『平塚平屋の家」は築45年の味わいのある古民家をリノベーションしました。

ご両親が建てられた家を息子さん家族が引き継ぎました。

 

 

南の窓から広がる庭の緑が素晴らしいのですが、なぜだかLDKが北側にあり、

各居室からしかその景色をのぞめない間取りでした。

 

もちろん光も入りにくく暗い印象でしたが、細かく区切られた昔ながらの間取りを整理し、

光と風を意識しながら子育てのしやすい動線を考えました。

 

 

古い物を蓋をするように隠すのではなく、敢えて露出される事によって、

新しくこれから味の出ていくものとの対比を楽しめる住まいになったと思います。

 

 

 

 

色々な異素材の材料を使い、少しカオスな仕上がりになっていますので、

お時間が合うようでしたら、ぜひ観てやってください!

 

info@kokon-sumai.co.jp   /   045-989-3720

 

 

 

古今 鈴木