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新しいのに、懐かしい。

古今の仕事

古今の施工事例のご紹介です。

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棲家

建物外観。お辞儀するように屋根を下げ、可能な限り威圧感を与えないよう配慮した。

東側玄関正面全景。外壁にはレッドシダー、石、そとん壁と使用して、凹凸感を敢えて強調させている。

玄関ホールからLDKを望む。ガラスFIXで開放感のある空間に。落ち着いた色みのチェリーの床材と腰板が高貴な印象を与える。

玄関ドアのFIXガラスの効果により、玄関~ポーチの片側壁面に施された石貼りが一体感のある広がりを感じさせる。

程良い高さの勾配天井に、レッドシダーの羽目板を貼ったLD空間。大きなお庭も面した約8mもある横長の空間にトップライトが表情をもたらす。 しっかりとした色みの家具もしっくりと空間に馴染む。

LDKと広いホールを挟んで設けた個室。出入り口には敢えて建具を設けずに珪藻土の風合いを活かしたアール形状に。

贅沢なスケールの階段は段板の厚みをしっかりとさせ、床には落ち着いた色合いのタイルを貼った。地窓からの光が効果的に雰囲気を和らげる。シャープなラインの鉄製の手摺りもポイントになる。

2階ホールは1FのLDKから繋がった天井が、程良い高さで落ち着いた空間を生み出している。安全性を考慮した、しっかりとしたデザインの杉材の手摺りも、この空間に見事に存在する。

北側の天井にある階段上の天窓は、南側から入った風を、効率よく煙突効果で吸い上げる。 1Fにも階段を介して優しい光が落ちる。

別荘の様な佇まいを思わせるお庭からLDKを望む。  外にも関わらず、庇が深いため雨すらも楽しめる贅沢な空間。

全面開口できる掃出しのサッシは、計6枚を左右に両引き戸で収納できる。軒の出のレッドシダー材と正面壁面の石貼りがテラスに表情を与える。

寝室のテラスにはホテル並みのジャグジーを設けた。半屋外ながらもトップライトも有効的で、昼夜共に優雅な時間をもたらす。

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棲家

 

 

 

施主は50代のご夫婦。

人生最後となるであろう棲家作りに

設計・一部施工管理として携わった住まい。

 

 

本来、新たに建築物を建てることができない市街化調整区域内に

わずかに残る既存宅地の制度が残る土地を紆余曲折がありながら

購入でき、計画がスタートした。

 

 

周辺環境は、

敷地南側の目の前には田園風景が広がり、採光通風など

住宅密集地だと苦心してやっと享受することが出来る

自然の恩恵を思う存分に利用でき、人目も気にせず

日々の営みを過ごせる場所。

 

 

古屋が残る状態から周辺環境を観察出来たことから

屋内から見える景色や自然光と自然風の入り具合を

あらかじめ確認出来、新しい建物の窓の配置や

窓からの見え方を具体的に計画に盛り込むことができた。

 

合わせて、施主が望む南側を全開放し、自然と一体化できる

軽井沢の別荘のような住まいをという要望から

であれば、この環境を敢えて建物の形で操作することは

せず、建物が風景に溶け込み、自己主張しない

南側にお辞儀をするような、周辺環境に対して正直で

素直な住まいの形が相応しいと感じ、自ずと住まいのカタチ

が決まっていったのを覚えている。

 

 

住まいは、南側に庭を配置し、それに沿って南側の全開放できる

生活スペースを計画。

生活スペース上部は二階と繋がる吹き抜けとし、1Fも出来る限り

部屋を小分けにするのではなくワンルーム化、もしくは建具を

付けない仕様とし、自然の恩恵を出来る限り享受できるような

形状にしている。

 

 

南側は全開放であるのと、少し東側に触れる方角も考慮し

庇の出を夏は遮蔽、冬はしっかり屋内に導けるような奥行きに

調整し、天窓を用いながら、上手く周辺環境に合わせた

内部環境が整理できたと手応えを感じている。

 

 

冬の暖房には、薪ストーブを冬季の暖房にというご要望は

当初からあったため、薪ストーブの輻射熱の対流効果を余すこと

なく利用出来るよう吹き抜けを介して、二階へ熱が登り、

北側の階段室を通じて下へ対流し、住まい全体に熱が行渡るよう

ストーブの設置位置にも苦慮した。

 

 

内部仕様は、大人の落ち着きある品のある質感を大事にして

クラシック感が演出できる素材使い・色使いとした。

社内で、スタッフといくつもの素材・塗装サンプルと睨めっこし

色々議論をしてはその日の決定をあきらめ、フレッシュな状態で

また再度同じことを繰り返し、ようやくこれかなと思える

組み合わせを今度は現場で大工さんや塗装屋さんと木目の使い方

や、塗装の艶具合などを調整していった。

 

 

お引き渡しから、半年が過ぎた頃、写真撮影で伺いお話ができ、

最初の冬で住まいの断熱具合、冬の陽光の入り方や

薪ストーブの暖かさをしっかり感じれたようで一安心した。

 

 

自分たちが苦慮していた部分もしっかり空間に馴染み、

日焼けがしやすい素材を使っていた部分も、じっくり醸造し

始めたような良い色合いに変化していた。

 

 

施主から「どこに居ても、家に帰りたくなる」という

わたしたちにとって最大の褒め言葉を頂け、

心からの充足感を味わえた。

これらを今後の糧とし、これからの業務にあたっていきたい。

 

 

 

床 : レッドチェリー

壁 : 珪藻土

天井 : レッドシダー羽目板

建具 : アメリカンチェリー突板・米松無垢

木部 : 米松無垢材

外壁 : そとん壁・レッドシダー木板貼り・天然石

窓・玄関:米松造作窓・木製サッシ・米松造作玄関ドア・樹脂サッシ

屋根 : ガルバリウム鋼板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Type: 一戸建て 注文住宅 

Place: 神奈川県

Cost:

Content: オーダーメイド 新築住宅 建築費 お問い合わせください

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