日本の住まいは極端だ。
建売住宅では、手が届くけど物足りないし、作り込まれているが故に自由度が少ない。
注文住宅はこだわれるし自由度は高いけど、手が届かない。
こだわりを持ち続けられ、手が届く範囲のちょうど良い住まいづくり。そんな住まいがつくれないか。
日本の気候風土に合った木造在来軸組工法で容易に加工できるシンプルな骨組み。
仕上げや間仕切りは生活の変化に対応して変えてゆくことができるワンルームの間取り。
住まいをつくるとき、全てを人任せにするのではなく、出来るところは自分の手でつくる。
あるいは、未完成な部分を残しておいて、住まい手の生活スタイル、家族構成、時間軸によって手を加えて育ててゆく。最初から完全を求めず、住まいを作り込んでいく楽しみを手放さない。
kokon hutは私たちの思い描いた、ひとつの答えなのではないかと思っております。
kokon hutは、目に見えない部分の設計を大切にします。目に見えない部分の設計とは、住まいにおいては居心地というもの。 kokon hutはあなたオリジナルの居心地を一緒に創っていきます。
kokon hutの構造は、木造在来軸組工法。
可能性が少なく湿気に弱い2×4工法とは違い、柱や梁で軸を支えるので採光性と間取りの自由度に優れており、日本の温暖多様な気候風土に合う工法なので湿気に強く、強度に優れた桧材を骨組みに使うことで、長い目で見て安心かつ可変性の高い木造の住まいとなっております。
耐震に関しては、建築基準法の1.25倍をベースに考えています。人の暮らしや、人の命を守るのが住まいの本当の使命。
耐震力を最優先事項としてさらに強化していくことも可能です。
必要最小限の住まいからのスタートと言っても、住まいとして妥協できない部分にはこだわっています。
シナ材×ステンレスのオリジナル仕様。
シンプルに仕上げることで、お好みのキッチンを作り込んでいけるスタイルとなっています。
生活スペースを中心に収納を設け、回遊できる導線になっているため、いつでもどこでも家族の気配を感じ、風と光が通り抜けます。
最大4部屋まで区切れるプライベートゾーン。その時の家族構成に応じて暮らし方を変えて行ける包容力を持っています。
ファザード
かわいらしさと美しさが同居する、プレーンな外観。
南側外観
無機質なシャッターを隠しつつ日よけの役割を果たす、ガルバリウム銅板製シャッ ターBOX。
玄関
kokon hutの代名詞、三角庇とそれに似合う、 小ぶりな照明。凛とした空気が漂う。
1F全景
建具のないワンルームの生活空間。
収納スペースを中心に回遊できる。
光も風も行き止まることなく抜けていく。
1F古今オリジナルキッチン
住まい手の使い勝手に合わせ、調整、作り込み
が可能なシンプルな作り。
天板にはステンレス、木部には塗装を施し、
お手しれもしやすいキッチンとなっている。