直感
2021.12.10
以前のブログにも同じような事を書いた
ような気もするのですが、
ようやく形になったので改めて。
はじめてここの敷地を見に行ったのを今でも
ハッキリと覚えています。
ショールームに来ていただいた住まい手さんの
お話しを聞き終わり、そのまま元井さんと二人で
敷地を見に行きました。
造成はされているものの、
いわゆる四角の土地ではなく
台形にゆがんだ高台から望む、
遠くまで見渡す景色。
理屈や計算からではなく、
それは直感で、
間取りや窓の位置を思い描いていたと
思います。
その直感を建物として具体化する事は
正直初めての事も多く、
工事中は直感を信じた自分を恨みすらしました。
ですが、足場がバレて、養生が外れ、
各々の窓から見える景色が
はっきりと見えた時には、
直感を信じて良かったぁ。と。
LDKから望む景色は、空と自然と街並みが1/3ずつ。
2階のフリールームには、人を猫にしてしまうような
たまり場ベンチを。
南のお宅が敷地ギリギリまで迫り、
南からの採光が難しかったので、
LDKは南の窓を敢えて無くしました。
その代わりに大きな吹き抜けを設け、
FIXの窓からの採光を。
どこか落ち着いた空間を造るために
必要だと思っている(自論ですが)
【直射日光の出し惜しみ】
うまく具現化出来たと思います。
正直、私自身でもかなり奇抜な提案であったと思います。
ですがそんな突拍子もない提案を受け入れ、
一緒に具現化してくれた住まい手さんに
本当に感謝。感謝。です
まだ、も少しやること残ってしまっていますので、
ビシッっと決めて、ちゃんとした写真撮らせてください。
古今 鈴木