絶賛現場中

2018.08.31

OPENHOUSE物件 絶賛現場中です。

 

外観のアクセント兼小庇  米松材が良いアクセントなった

 

 

 

階段踊り場  ただの踊り場にしない

美しく使える空間に

 

 

絶賛 内装工事中  新規の木材の色味、

既存の梁の色味との相性良し!

 

 

 

壁の一部は伝統的にお城で使われる純漆喰を。

同じ湿気をコントロールしてくれる調湿材料の珪藻土

とは違い、水にも強いので、水回りも外壁もオッケー。

 

これから、外部は外壁の仕上げと家具や建具設置

外構の仕上げ含めて9/22.23に向けて仕上げていきます。

 

 

 

 

元井

ポタ ポタ ポタ と。

2018.08.25

 

 

みなさまお盆休みはいかがだったでしょうか?ゆっくり休めましたか?

鈴木家は毎年変わり映えなく、恒例の群馬県みなかみのキャンプ場へ出陣して来ました。

 

休み直前まではずーーーーっと晴れ予報だったのですが、台風の影響なのでしょうか、

実際は結構雨でした。   しかも雷雨・・・

 

今年は長男が一年生になったので、湖でカヤックのツアーを申し込んでいたのですが、

群馬県はお盆まで全く雨が降っていなかったらしく、

今までに見たことの無い渇水の影響で川に水が無く急遽、

利根川本流に開催地が変更となりました。

 

温暖化の影響なのでしょうか猛暑や集中豪雨など、

日本本来の四季や季節感がドンドン失われていく感じを否めません。

 

 

 

 

おとといも台風20号の影響で相模原市は風が強く、吹き付ける様な雨でした。

お盆前にお引渡しした、新築現場のちょっとした手直し工事が有り、お宅にお邪魔していたのですが、

窓の外を眺めていてふと雨の様子が気になりました。

 

 

 

写真では解かりづらいですが、軒先から垂れる雨粒がポタポタとなんとも風情があるように感じました。

 

このM様邸にはごくごく当たり前の様に付けている、雨樋を付けていません。

もちろん屋根からダイレクトに雨が落ちてくるので、軒下にいるとずぶ濡れになってしまいます。

 

 

しかしこの軒先から  ポタ  ポタ  ポタ  と雨粒が落ちてくる様子を、

職人さんがせっせと作業している間、ただボーーーーッと眺めてしまっていました。

 

雨って嫌なものですが、雨が落ちる音がなんだかとても気持ちが良く

落ち着いた時間を過ごせました。(サボっていたわけではありません(汗)

 

 

 

ちなみにですが、この窓側の軒先は深く出してあるので、

雨が降り風が吹き付けても窓が濡れることは滅多にありません。

 

 

 

 

 

 

一方この窓はプラン上、深い軒先や庇を付ける事が出来なかった窓の写真です。

風向きのせいもあるのですが、窓一面が濡れてしまっているので、開ける事が出来ません。

 

 

雨の多い日本では、深い軒と庇が本当に重要なんだな・・・・

 

改めて実感させられた、午後の一コマでした。

 

 

 

鈴木

 

 

 

◆ 追伸 ◆

 

 

 

来月の22日(土)23日(日)に横浜市戸塚区にて、平屋リノベーション物件のOPEN HOUSEを行います!

 

三連休での開催となりますが、お時間の合う方は是非お越しください!

 

予約制ではございませんが、お越しいただける方はご連絡いただけると助かります!!

info@kokon-sumai.co.jp

夏季休暇のお知らせ

2018.08.10

 

 

 

さて、またまた、すっかりと暑さを感じる日が戻ってきましたね。

台風で幾分涼しかった日もあっと言う間でしたが、

とりあえずは、この付近ではさほど被害がなかったようで何よりです。

 

 

 

そして、我が家でも心配していた畑の野菜達も、

無事に元気に育っておりました!

 

 

 

 

 

こちらは、先日収穫した夏野菜!

さすがに見た目は余り良く無いですが、

無農薬で自分達の手で育てた野菜は本当に美味しいっ!!

 

ピーマンって、実は柔らかくて、えぐみがほとんど無く、甘いんです。

あの独特のニオイがしないんです。

 

やっぱり、スーパーなどに売られている野菜はどうしたって

運搬の関係で時間も要するから、

収穫の時期をそれだけ早くにしないといけない。

そうすると、本来の野菜の美味しさではないので、

こうやって自分で作る時は、

その野菜の一番美味しい、ベストな時期に収穫できるから

全然味も香りも違うんだそうです。

 

やはり、自分で作るって良いですよね!

 

次は枝豆が待っているので、楽しみです~!!

 

 

 

 

 

さて、また話が反れましたが、

今回の台風の報道で感じたコト。

 

西日本の豪雨被害の影響で、

少々過剰と思われる報道も仕方ない訳ですが、

それが、何に、どの程度、どう影響するのか。

 

こういった外から情報だけでなく、

常に自らの判断で、「危険予測」ができる事が

求められるな、っと感じるコトは、日常でも多いです。

 

 

 

この 「危険予測」 というのは、この業界では本当に必須で、

当時入社した時の新入社員研修でも

何度も耳にしたのを覚えています。

 

 

現場調査、PLAN、仕様選定、見積もり、商談(打合せ)、商品発注・・・

勿論の事、おそらく一番は現場。

 

コレで大丈夫か、どうか?

 

常に先を見越した判断が、経験値と共に必要となる世界です。

正直、この建築の世界の専門知識は

やりながら少しずつ付いてくるモノですが、

この「危険予測」は、意外とその人のセンスが出ます。笑

 

 

 

 

 

正直、年々その衰えを自ら感じつつも、

まさにそれを目の当たりにする事件が!!

 

 

 

 

決してキレイでは無い写真です。すみません。

なんと、子どもが新聞紙で作った工作を入れたまま

洗濯機を回してしまった結果です。苦笑

 

最近、保育園から帰ってきて、

汚れ物をやっと自分で洗濯機に入れてくれるようになり、

かなり任せっきりになっており。。。

しかし、このところ彼の中では工作が大ブームで、

毎日のように作っては持って帰ってくる。

それが、汚れ物の洋服と一緒の袋に入ってるのは良くある事。

 

なのに、、、

そこに、「危険予測」が働かなかった~。。。涙

 

やっと自分の事は自分で、っという時期で

その気持ちを害さないように、余計な事は

口出さない方が良いなっと思いつつも、

やってしまいましたね~。苦笑

 

こういった類の「危険予測」は

センス無いかもしれません。。。苦笑

 

 

 

 

 

でも、ここで発見がありました!

写真の左がオーガニックコットンの服。

右がこの夏場には欠かせないUNIQLOのエアリズムの服。

 

見事に粉々に、しかも半分溶けかかった新聞紙の

付着具合がこんなにも違うとは!

こういった時にも、天然繊維と化学繊維の差は出る訳ですもんね。

個人的にはやはり天然繊維が好ましいけれど、

適材適所に使い分けて行く時代なんですね!

 

やはり苦手なモノに接していくのは

中々気が引けますが、こういった日常の中にある事件でも、

まだまだ、学びが潜んでいますな~。

 

 

日々、育児もうまく活用して参ります。笑

 

 

 

 

 

さて、最後にお知らせを!

明日、8/11(土)~19(日)まで、古今は夏季休暇を頂きます。

休業期間中のお問い合わせは、お問い合わせメール

にてお受けいたします。こちら

大変申し訳ございませんが、ご返信は8/20(月)以降

順次ご返信となりますので、ご了承ください。

弊社で工事中の住まい手さんは各担当携帯へ

ご連絡くださいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

※前回のブログと同じ、社屋の看板になる代物です。

どんなカタチで登場するのか、休み明けにご期待くださいね!

こちらも、古今男性陣の手作りです!

 

 

 

では、みなさん、良い休日をお過ごしください!

 

 

 

 

山森

 

作る造る創る

2018.08.04

お盆休みが見えてきました。

休みのために働いているわけではないですが

年齢を重ねれば重ねるほど

頭を体を休憩させてあげる時間が必要です。

皆様、もうひと踏ん張りです。

 

 

 

私たちの会社の名前の 古今。

この会社の名前、良く付けたね。

良い名前だけど、何屋かわからないよね。

 

良く言われます。

 

会社の前にも看板らしい看板がないです。

 

最近はなくなりましたが、外観から

フランス料理のお店?

ランチって何時からですか?

ってよく言われました。

 

 

5年目にして、ようやく看板を付けました。

 

なぜ付けなかったのか。

今となっては理由が良くわからないですが

商売感が出るのが嫌だったのか

何屋かわからない不確か感が良かったのか、

確かそんな理由だったと思います。

 

そんな理由なら最初から出しとけや!

って今では思います。

 

文言もいろいろ考えました。

 

手造りって言うと、知っている人は

知っていると思うのですが、今でも

昔ながらの手刻みで木材を加工したりする

建築会社さんがあります。

 

でも、実際は手間がかかる分、費用は高くなるし

人による間違いも起こるし、時間もかかる。

(もちろん沢山いい面も!)

 

しかし、一般的な人は融資で家を建てる。

時間がかかる分、金利はかかる。

 

施工費がかさみ、そんな方たちが

手が出せないような金額の家になってしまう。

 

裕福な人のみに享受される家づくりは

したくない。

 

人の顔が見え、人の手による家は、

時代の流れによるプレカットの家でも

充分実現できると思っている。

 

 

時代の流れの良い面と悪い面を

取捨選択しながら、

過去に歴史にとらわれず、

良いモノはいい精神で

古いモノと新しいモノの融合で

頑固おやじのようにどちらかに偏らず

柔軟に居れれば

一般の人でも十分手が届く

既製品にはない、人の手による

家づくりはできると確信しています。

 

そういう意味でこの文言で

良いかなと思っています。

 

 

 

 

設計事務所+工務店という言葉も

手前味噌ながら少数精鋭で多くを請けず、

一つの物件にしっかりと時間をかけて、

施主と打ち合わせをして、通常の工務店

のように施工を手掛けるため

お金の推移をリアルタイムで見えるような

進め方で一緒に施主と共同で作っていく

僕らのスタイルを一番わかりやすく

伝えれる言葉かなと思っています。

 

 

看板なしで

よく5年もやってこれたと思ってます。

 

 

 

鈴木君と二人で業務内容看板も造りました。

 

一見、綺麗に出来ました。

 

 

でも裏を見ると

切り間違えたり、

 

 

釘の頭が飛び出していたり。

 

DO IT YOURSELF感ありありです。

 

 

大事な事忘れた。。。

庭づくりも得意なのに庭づくりという

文言入れるのを忘れたり。。。

 

かなり、これは問題ですが

別付で品良く、付加したいと思ってます。

 

 

 

舞岡の家

9月中旬のOPEN HOUSEに向かって

爆進中です。

 

現場でも造作工事真っ最中の大工さん

に混じり、僕も造作。

 

 

この家ではサッシも手作りのため

少し長めに材料を調達。

サッシ枠に使う米松材の端材。

 

 

これはいわゆるピーラーと呼ばれて

外部でも腐りづらい優秀な樹種。

 

木目もやわらかで癖がなく、加工も

しやすいので高価な材料です。

 

古今の持ち帰ってもマキストーブの

薪になるだけ。

 

 

もったいない。。。

 

 

良し。やろう!

このクソ暑い中、現場で作業しようとするときは

心が拒否ります。

 

こんな一言を敢えて口に出さないと

動けません。

 

 

何が出来るでしょうか。

 

切り出す。×2

二つ切り出すのに、5個も同じようで違うもの作った。

微妙?絶妙な角度。

 

 

切り出して、ひたすら削る。

 

事務所に帰って、事務作業したら

字が上手く書けないというか力が入らない

くらいひたすら削る。

とにかく柔らかく柔かく。

 

 

 

 

連結。繋げたら完成。

 

 

 

ここに使う。

 

 

 

 

らしいものが。

そう。木製の背もたれ。

 

 

 

この物件では、ダイニングに

緑を眺めながら、風を受けながら

出窓で寛ぐ場所を計画。

 

 

だから、背中触りが大事。

 

 

だから、ひたすら角を取り、絶妙な角度をつけて。

(微妙だったりして)

 

 

この背もたれは施主に座ってもらって

調子の良い高さで最後に取り付けます。

 

 

設計だけではなく、施工だけではなく

自分でイメージしたものが自分で作れるって

幸せだし、誰かに気を遣わなくていいし

人に指示して、期待して、

もやもやして、ヤキモキして、、、しなくていい。

 

気が楽です。

 

でも、時間は食われるので

そこそこにしとかないと。

 

 

 

休日の日、用事を済ませた後に

窓を開けて、風を受けながら

ここで本を読む。

 

そう、一人図書館。

 

そんな使い方がここで

してもらえれば本望です。

 

元井