GW休暇

2016.04.28

 

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古今は日ごろの疲れを癒すため

4/29日(金)~5/5日(木)まで休暇を頂きます。

 

なおご連絡等は、ホームページ内、お問い合わせのメール

よりご連絡下さい。

スタッフ携帯をご存知の方は携帯までご連絡ください。

順次、返信させて頂きます。

 

ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

 

GW前に

2016.04.28

 

古今のアプローチがとうとう緑のトンネルになりました。

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古今の設立時に、いつかここが緑のトンネルになって

くぐって玄関まで行けるようになると素敵だ!なんて

植栽時に思っていたのがこんなにも早く体験できるとは。

 

去年の同じ時期はこんなにも成長を感じませんでした。

 

 

スタッフの山森とも話していましたが、これが

 

「根付く」

 

ということなんでしょう。

 

 

彼らにも居場所が出来たようです。

 

 

 

今日は雨。

古今のアプローチは

雨が降ると、土の匂いのような香しい匂いがし、

濡れた石がキラキラ輝き、緑が青々しく

朝を真っ当に人間らしく迎えられてるような気がしてきます。

 

 

 

 

各現場、GW前にやることやります。

 

県内:某邸

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階段完成。

 

梁材を利用した厚い階段板。

なかなかリズミカルにつながったと思います。

ここから塗装でどう変わるか見ものです。

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階段柱の頂点には、こんな小細工も。

言葉だけで、以心伝心。

有難うございます。

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話が飛ぶんですが、この仕事をしてくれている大工さんが

使っていた現場の木の脚立ががず~~~~っと気になってました。

 

いつか言おう言おうとしておそらく3年から4年くらい?

ようやく今回の木工事完了時に言えました。

 

 

 

この脚立。

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製作より20年以上の歳月が経っていますがいまだ現役。

椅子の足と同じ四方転びという大工技法を用いています。

 

 

建築用語で「かね」と言うんですが、直角が一つもない。

 

 

 

要は全て、三次元に捻じれて組まれている。

平行四辺形が絶妙なバランスで成り立っています。

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釘も接着材も仕様ナシ。

 

材は、ラワン材で出来ています。

 

当時、安価で硬くて加工しやすく、日本で大流行していた材です。

 

元々比較的ざっくりとした材なので、それがこの脚立に用途にも

合っています。

 

 

 

登りの足にも一工夫合って、座面までは床から60cmの高さで

一段の方は中間の30cm、二段の方は20cmと40cmの位置に

脚が付いていて、現場のスケール感がこの足を見るとわかるという

優れもの。

 

 

なおかつ、折りたためる。

しかも自立する。

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素晴らしい代物です。

 

 

この質実剛健さと現場で使いこなして経年美化した木の美しさ。

たまりません。

 

 

勇気を出して言ったのは良いものの

その日は現場打合せが各業者さんやお施主さんとあり

一瞬忘れていたのですが、現場から帰るときにそっと

持って行っていいよって。

 

テンションあがりました。久しぶりにガッツポーズしました。

念願かないました。

どこにも売っていません。

 

大工さん、感謝します。一生の宝物です。

 

 

 

 

さて、もう一件。

横浜:W邸

 

昨日、上棟をめでたく迎えました。

古今のコンセプト住宅。

KOKON HUT 第一号でもあります。

 

 

 

KOKON HUT 

 

日本の住まいは極端だ。

建売住宅では、手が届くけど物足りないし、作りこまれすぎているが

故に自由度が少ない。

注文住宅は、こだわれるし、自由度は高いけど手が届かない。

こだわりを持ち続けられ、手が届く範囲のちょうど良い住まいづくり。

そんな住まいはつくれないか。

 

日本の気候風土に合った木造在来軸組工法で容易に加工できるシンプルな骨組み。

仕上げや間仕切りは生活の変化に対応して変えてゆくことができるワンルームの間取り。

住まいをつくるとき、全てを人任せにするのではなく、出来るところは自分の手でつくる。

あるいは、未完成な部分を残しておいて、住まい手の生活スタイル、

家族構成、時間軸によって手を加え育ててゆく。

最初から完全を求めず、住まいをつくりこんでいく楽しみを手離さない。

HUTとは小屋のこと。

KOKON HUTは、1600万円の必要最小限の住まいからスタートします。

 

KOKON HUTは、このようなコンセプトから生まれました。

 

 

 

Wさん邸は、古今の敏腕若手大工、遠藤大工による施工。

人柄も素晴らしい。

今までその腕を使いこなせる現場にいなかったのが

不思議なくらい。ナイスガイ!

 

 

昨日は、ギリギリ雨も降らず、日ごろの行いですね!

Wさん!

 

古今スタッフも今日は総出。

心配そうに見守る。。。

 

 

明快な間取り、構造のため、お昼には上棟でした。

余裕をもって、野地板、ルーフィングをして本日は無事終了!

 

 

 

Wさん一家と遠藤大工とともに四方清め。

 

 

 

黄桜・遠藤

 

 

 

 

そんでパシャり。

これからのここでの住まい作りに一層気合が入りました。

 

 

 

めでたくお披露目となった古今の看板シート。

 

が、

文字が見づらい。。。。。

ロゴが小さい。。。。。

写真が小さい。。。。。

失敗や。。。。

 

これも実際のスケールで見てみて

気づきます。

まだまだ未熟です。

 

精進します

 

 

元井

 

 

 

 

住人十色

2016.04.16

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サクラが開花したと思ったら、ゆっくり眺めることもなく散ってしまった。

毎年、あ~サクラの季節だな~、ゆっくり人が少ない場所でひっそりと

咲き誇るサクラに会いに時間をつくりたいな~と思いながらも

毎年少し時間ができたなと感じて周りをみると散っている。

 

これを毎年繰り返す度に、目の前に集中するだけでなく

しっかり、周りを見渡せるようになれとサクラさんに

言われているような気がします。

 

来年こそは。。。

 

 

 

さて、暖かくなり、動植物も動き出す季節。

古今の植栽も、雨と晴れを繰り返すたびに

驚くべき成長をしています。

 

たった2.3日で緑のトンネルが出来そうな

くらいの伸び方。すごい成長力。人間の成長期なんてとても

かないません。

当たり前ですけど、しっかり生きてるね!っと

声をかけたくなるくらいでした。

 

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それと同調するよう、古今で住まい手さんと育んだ

住人十色の暮らしが生まれるであろう

家が動き出しています。

 

 

藤沢 O邸

閑静な住宅街の一角。

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土地の神様を鎮める地鎮祭の名残も残る中

基礎屋さんによる遣り方が始まりました。

 

基礎屋さんと設計高さの確認、建物離れ、

基礎の詳細、鉄筋のピッチ、コンクリート厚さなど

様々な項目をこの時点で確認し、ひとつひとつ

丁寧に作り上げていきます。

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横浜 W邸

 

こちらは藤沢よりも少し先を行っています。

古今のコンセプト住宅である、KOKON HUTを

よりWさんらしく、無駄を取り除きながら、Wさんの

こだわりや思いをしっかり詰めて。

 

外観もシンプルな見た目の中に三角形の玄関庇が

かわいらしく存在します。

 

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今日は、基礎の枠を外していく作業。

この後、しっかりコンクリート強度を出すために

数日、養生をしていきます。

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KOKON HUT 

 

日本の住まいは極端だ。

建売住宅では、手が届くけど物足りないし、作りこまれすぎているが

故に自由度が少ない。

注文住宅は、こだわれるし、自由度は高いけど手が届かない。

こだわりを持ち続けられ、手が届く範囲のちょうど良い住まいづくり。

そんな住まいはつくれないか。

 

日本の気候風土に合った木造在来軸組工法で容易に加工できるシンプルな骨組み。

仕上げや間仕切りは生活の変化に対応して変えてゆくことができるワンルームの間取り。

住まいをつくるとき、全てを人任せにするのではなく、出来るところは自分の手でつくる。

あるいは、未完成な部分を残しておいて、住まい手の生活スタイル、

家族構成、時間軸によって手を加え育ててゆく。

最初から完全を求めず、住まいをつくりこんでいく楽しみを手離さない。

HUTとは小屋のこと。

KOKON HUTは、必要最小限の住まいからスタートします。

 

 

 

KOKON HUTは、このようなコンセプトから生まれました。

 

 

 

 

家作りを生業にしている人間でも、日本の家は高いなと思う。

命や安心を守るべき器である建物の耐震や断熱性能は

私たちがしっかり担保します。

もっと自由で、もっと柔軟でいいと思う。

 

住まい手にある程度の部分をお任せする分、

金額も建売住宅と注文住宅の中間くらいの金額。

 

でも、無垢フローリング、古今オリジナルのキッチン

自然素材の壁紙などkokonらしさもしっかり残します。

 

 

KOKON HUTのパンフレットを今 スタッフ全員で

作り始めています。あーだこーだ言っているこの段階が

ほんとに楽しい。

これが実現化する段階になって、やっぱりこーかな

あーかな、耳から煙が出るくらい考え込むんです。

 

がしかし、5月にはなんとかupしたいと思っています。

 

こんな住まいが広がれば、きっとみんなもっと

ローンを必要以上に抱え込まず、生きていくための余裕が造れて

その家族ならではの、もっと豊かな住人十色の暮らしが生まれてくれる

んじゃないかと考えています。

 

今の日本には必要な事のひとつだと考えています。

 

広がれ~!

 

 

 

 

 

横浜 T邸 リフォーム

良い感じで仕上がってきました。

紆余曲折住まい手さんと色々語り、出来た形です。

あと少しで完成!

 

オリジナルキッチン

テカテカしすぎてないためか、既製品によくある

綺麗に使ってください!!って言われてる感がなく、適度なざっくり感が

使用意欲を駆り立てます。

 

 

オリジナル建具 ガラス窓の配置が素敵。(自画自賛)

 

 

住まい手さんが名古屋まで行って買い付けてきた内装材

 

完成が楽しみです!

 

 

 

 

 

県内:某邸

 

さあ、大工さんのお仕事も大詰め。

内装の木工事の造作もほぼ終わりました。

 

 

 

オリジナルの玄関ドア

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大工さんとの共同作業で最後に残る砦。

造作階段。

今回は米松材の無垢材で階段を作り込みます。

いまだかつてこんなに太い米松の材料を

見たことがありません。。。。

成功するために万全を期しています。

ダイナミックでこの住まいにふさわしい階段になることでしょう。

失敗できない。。。。

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一難さってまた一難。

これが終われば、塗装や内装工事。

色次第で全てが台無しになるので、この現場は

難儀で繊細な作業が続きます。

 

 

 

 

 

以前のブログにも載せましたが、またもや適切なタイミングで

なんとも説明のつかない不思議な御縁がありました。

 

逆にどれだけ誠意をお伝えしようとも

努力してもなぜかどうしてもうまくいかないこと

もあった今年の春。

 

人に言えば、しょうがいないよ、長い人生上手くいかないときもあるよ

なんていってくれますが、そうも簡単に納得できず。

 

スピリチュアル的な事、基本的に信じていませんが

なんでこのタイミングって思います。

誰かに操作されているような、されていないような。

でも、やりきれない思いから、この出来事によって

前向きになったのは事実です。

 

とりあえず、誰だろう。感謝です。

 

一気に成長していくこの時期の植物のように

私自信も殻を破りたいと思っています。

 

 

 

元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜・青葉区・青葉台を中心に、神奈川・東京で
リフォーム・リノベーション・注文住宅をお考えの方は古今へ

春らんまん

2016.04.06

 

 

寒暖の差がある中、暖かな気候を見事に味方にして、

あっという間に桜も満開になりましたね。

「桜咲く」

おめでたい事の象徴でもある、この言葉の通り、

なんだかやはり毎年この時期は心が躍りますね。

山森です。

 

古今社屋の草花たちも日々表情を変えて、

艶やかな新芽が芽生えてきて、

クロフネツツジ、アセビ、続いてジュ-ンベリ-も

愛らしい花を咲かせています。

 

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ジュ-ンベリ-はまだ開花したばかりなので、

もう少しするともっと沢山の白い花に一杯になります。

そのあと6月頃には小さな赤い実を装ってきます。

 

しかし、いつも思うのは、本当にこの新葉の色が全く違って、

つやっつやっ!なんですよね!

人間と同じだな~(笑)

あの赤ちゃん肌というのも、全く違いますもんね!

ホントに、つやっつやっ!!ですもんね!

 

 

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そして、こちらは数日前のしっとりとした雨模様の写真。

古今のアプローチの石や砂利は濡れると、

また全く違う表情になります。

個人的には、このしっかり石の存在感のある表情に惹かれます。

こういったお天気や、一緒に佇んでいる草花の四季の表情でも、

全然見え方が変わってくるので、やはり、自然もモノ同士、

良い関係なんですね!

 

 

さて、春というと色鮮やかなモノが似合う季節ですが、

普段身に付けるモノは、つい無難なカラ-ばかりに

なってしまうのですが、ハンカチは冒険できるモノのひとつです。

 

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こちらは、雑誌やポスター、演劇、ダンス、映画、テレビ番組など、

多伎にわたる分野で独創的なコスチュームデザインを発表されている、

ひびのこづえさんの作品です。

ひびのさんのデザインは、自然の植物や動物、風景などを

モチーフにされているモノが多く、はっと目をひく斬新さの中にも、

ほんわか優しい世界観を感じさせてくれます。

 

このハンカチは、もう10年以上モノ?! (笑)

気に入った物や良質な代物は本当に何十年と使えてしまう私ですが、

やはりそういったモノは永く付き合えるものです。

 

その後ひびのさんの作品には、所々で出会う事がありました。

 

趣味のひとつである建築旅行で出会った、

石川県に在る旅館「無何有」。

箱根でかの有名な名旅館「強羅花壇」の設計もされた、

竹山聖さんの作品ですが、空間は勿論のこと、

家具や小物など全てのモノがかなり洗練されており、

こちらの浴衣が、ひびのさんのデザインでした。

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そして最近の出会いは、Eテレで放送されている

「にほんごであそぼ」という番組の衣装。

出演者の身に纏う、様々なデザインの衣装も

手掛けられているそうです。

とっても印象的な色使いのデザインで、

このハンカチと共通する雰囲気を感じます。

 

しかし、こういったものに出会ってヒントを頂いてか、

打ち合わせのコ-ディネ-トの中でカラ-を用いるときにも

参考になっているのかもしれません。

 

最近ではメジャ-になってきましたが、空間壁面の一面だけを

色や素材を変えるという手法。

空間に奥行きを与えることで視覚的な広がりが生まれ、

雰囲気もかなり変わってきます。

 

古今ショ-ル-ム
古今ショ-ル-ム

 

鮮やかなカラーを使いたい時は、洗面やトイレなど、

小さな空間で採用することをよくお勧めします。

居室では出来ない遊びゴコロを取り入れるのも、

とっても楽しいですよ!

 

以前は、クロスやCFシ-ト(クッションフロア-)と呼ばれる、

ビニ-ル製の床材なども色柄が豊富なところがありました。

今ではなかなか出会えないような、それはまた趣きあるデザインで。

こういうレトロな仕様が残っていると、

つい活かしてあげたい気持ちが湧き起こります。

ガラスやタイル等は、なかなか昔のモノには勝てない。

そして、マネて生産されても、それはそれなり。

まさに、古き良きモノ、という言葉が当てはまる。

 

そういう意味では、やはりリフォ-ムの時に

活かせるモノは生かしたい!

無論、全てが活かせる訳ではないので、

厳選して、ご提案しながら。

でも、そういったことをうまく組み込んでいけると、

この仕事の責任を少し全うできたような、

そんな満足感に駆られるものです。

特に永く住み続けた家は、是非、逆に何かを残したいと思う。

家族や時間の歴史を感じながら、日々に感謝しながら、

生活の基盤になる住まいを継続していける。

 

これぞ、リフォームにしか出来ない魅力ですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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