GW休暇

2017.04.24

 

 

誠に勝手ながら

4月29日(土)~5月7日(日)までお休みを頂きます。

 

 

お休み中は担当の携帯ナンバーをご存知の方は遠慮なく。

 

上記以外の方は

 

info@kokon-sumai.co.jpまで。

 

順番に返信させて頂きます。

 

5月8日より通常営業となります。

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

雨ニモマケズ風ニモマケズ・・・

2017.04.24

暖かくなってきて人も草も世の中が動き出しているような

わしゃわしゃっとしている感覚があります。

 

先日、寒川で施工中3F建て鉄骨造のリノベーション現場で

出会った名もなき雑草。

 

 

その日と前日は風が異常に強くて、一度ブルーシートで

囲ったものも風で飛ばされて、再度担当の鈴木君と一緒に

現場でブルーシート+木材で雨養生をしていたのですが

充電ドライバーの充電をしようと近くにあった

コンセントを見たらこの姿で。

 

 

 

このコンセント、建物2F、かつ鉄骨造の建物内にあります。

この環境でどこで根を生やして、どこから伸びてきてるのか。

とんでもない生命力ですね、君。

 

 

たまにスキマがなさそうなアスファルトからも顔を

出しているものも居ますが、いつもそんなとき

雑草に対してすごい愛情と丹念な観察を基に植物の世界を描いて

いる絵本作家 甲斐信枝さんだったらどんな言葉をかけんのかな

とも思います。

 

 

 

「雑草のくらし」は出版から30年以上たつ今も版を重ねる

ロングセラーらしいです。僕らは職業柄、更地に生えてくる

雑草を根こそぎ刈り取る習性がありますが、

この絵本を本屋で読んで、NHKの特集も見ちゃったのですが

それ以来、雑草に少しだけ愛着を感じるようになり

そんな折、現場で出会ってしまいました。

 

 

 

これから大工さんが入る木工事が始まります。

いつまで君はそこに居れるかね。

 

 

 

雨ニモマケズ風ニモマケズ・・・

 

ですね。

 

 

 

さて、私は雑草君のようにしぶとくは生きれないので

古今としてお休みをいただきます。

 

 

 

GW休暇 4月29日~5月7日となります。

5月8日より通常営業となります。

宜しくお願いいたします。

 

 

5/23は「喫茶 ココン」へ。

 

motoi

無意識なコト

2017.04.21

 

 

 

寒暖の差がある日々を繰り返しながら、

何を身に纏うか悩ましく思う朝が続いている、山森です。

 

 

気付いたら、すっかりと世間はハナミズキやチューリップ、藤の花・・・

鮮やかな色と新緑の色合いに包まれてきましたね!

自然と心身共に緩んできますね。

 

古今の社屋も、今年もあっという間に

表情のある外構になってきました。

 

 

 

 

 

 

まだ一部しか開花していない「ミツバツツジ」も見事な色みで、

この通り、社屋の外壁材(そとん壁)とマッチしています。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、数日前に、駐車場の下から感じる視線・・・。

お~、可愛らしい子達が顔を並べて!

「クリーピングタイム」という、ハーブのタイムの一種だそうです。

この程良い存在感も外壁材(木製サイディング:シングルパネル)と

これまた良い雰囲気で。

やっぱり自然のモノ同士は相性が良い!

 

これはまさに住まい全般にも共通していますね。

 

無垢フローリングや珪藻土、柱や羽目板などの木・・・

自然素材のインテリアは気持ちが良い!!

 

そして、自然と身体の中もほぐれていくような感覚。

是非、住まいには取り入れたいモノです!

 

 

 

最近ショールームを体感して下さったyogaの方々や、

お料理教室にいらした外国人の方々も、

皆さん、そのままを声に揃えておっしゃって下さいました!

なんか共感してもらえるのは、やっぱり嬉しい事ですね!

 

 

そして、そういった寛げる感覚を感じて頂けた要因の1つが

照明だと思います。

 

 

 

 

今日は、前回のブログの続きという事で、

照明計画についてのお話を少ししたいと思います。

 

 

照明というと、今は多くの情報源で様々な事が記されていますが、

そういった所では中々分からない、

感覚的なところに触れてみたいと思います。

 

 

照明計画では、実はとてもそのご家庭、個人の習慣的なモノが

とっても大きく関わってきます。

 

その一つが、照明のスイッチの位置。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは現在着工している現場の電気図面です。

大規模リフォームと言えども、階段の位置は決まってしまう

条件だったので、LDKがを中心とした間取りになりました。

その上が洗面室、お風呂など水廻り、LDK下は個室が並びます。

 

リビングの電気は、廊下と個々の部屋の前で

ON-OFFできるよう、スイッチが必要です。

 

そして、次に問題になるのが、

夜にお風呂に入る時にリビングの電気は消すか、どうか。

 

以前の鈴木のブログでも話題にした内容のように、

日常の中で無意識のうちに行っている行為が

他のご家庭では全く違っていたります。

 

もしも、電気を消す場合は洗面室の出入り口に

スイッチが必要になります。

 

こちらの住まい手さんは、ご家族の誰かしらが

リビングにいるので、まず電気を消す事は無いという事で

付けない方向で落ち着きました。

 

スイッチの位置を考える際は、

朝、昼、晩のご家族全員の行動を

想像してみると、とても分かり易いです。

 

 

 

こういった無意識だからこその行為・習慣が関わる事は

住まい手さんからも話が上がってくる事は少なく、

こちらから発信しないといけない部分なので、

地味ではありますが、

とても重要な打ち合わせ内容だと思っています。

 

 

 

 

そして、もう一つは明るさの感覚的な部分。

ご家族が、以前はどのような照明で

どのように過ごされていたか。

それをどう感じていたか。

 

新築の場合は実際に図面と共に、

お話や写真などでその様子をヒアリングする事になりますが、

リフォームの場合は、現在のお住まいを現調(現地調査)する際に

現在の照明の様子を見させて頂きます。

 

それにより、新たな間取りでの照明計画の参考にさせて頂くので、

とても現調が重要になってきます。

 

 

例えば、今まではお部屋の真ん中に大きな蛍光灯が1つ。

新たな改装後の間取りでは、ダウンライトが4つ。

明るさはどうか。

光りの配光が違うので、どう感じるか。

 

 

 

そして、照明の光は色みも種類があります。

青白い「蛍光色」、一番暖かい色の「電球色」に

その間に「昼白色」などがあります。

それも今までは「蛍光色」だったものが

「電球色」になると、どう感じるのか。

 

 

勿論、個人差はある事ですが、温かみのある色みは

自然とリラックス効果をもたらすというのも、

耳にした事があるかと思います。

やっぱり、寒色系の色みよりは

暖色系の色みの方が自然と気持ちも前向きになる。

色みによる心理的な効果は結構あるようですね。

 

冒頭で記した、木々や小さな草花のお話もそうですしね。

 

 

日照時間が短い北欧では、やはり心理的な関わりのある病が

多いようで、照明による心理的な効果を利用した施設や

治療方法もある、というのは学生時代に学びました。

 

その為に、北欧では優れたデザインや利便性の高い商品を扱う

照明のメーカーが多いのでしょうね。

長く過ごす空間を如何に快適にしていくか。

全てが自然の流れで、そうなっているんですね。

 

 

 

 

本当にこれは体感してみないと分からない部分なので、

是非、照明のメーカーさんや古今の空間で試してみて下さい!

 

写真にある古今のショールームでは、

様々な照明の使い方をしています。

 

 

 

 

 

 

 

今まで無意識だった事・感覚が、変わっていくかもしれません。

住み替えのご計画がある方は

是非、普段の「無意識」に目を向けて見て下さい。

今までには無かった、「何か」を発見できると思います。

 

 

 

 

こういった事が、住まいという、永く共に居を据えていくモノの

魅力でもあります。

やっぱり住まいって、深くて、愉しいですね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらの「喫茶ココン」と共に

是非、照明体感もしてみて下さいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンデレラフィット

2017.04.15

 

 

ぎっくり腰になってしまい、動きがおじいちゃんみたいな鈴木です。

 

 

昨日、解体施工中の現場でコンクリートブロックを移動させている時にやってしまいました。

持ち上げる時ではなくて、置こうとした時にあの 『ピキッ』 と腰の何かがずれる感じで、

その場でしばし動けなくなってしまいました。

 

今はピップエレキバンと腰のサポートベルトでおじいちゃん度MAXとなっています・・・

 

 

そんな状態でも現場は日々進み待ってくれません。

 

 

 

 

解体屋さんというとついつい、バールとハンマーを手に

オラオラと見境なく破壊してしまうようなイメージありませんか?

 

実は自分もいつも古今でお願いしている解体屋さんに出会うまでは、そんなイメージを持っていました。

 

実際はそのような事は無く、それはそれは丁寧に解体してくれます。

 

 

 

 

キッチンだった場所も綺麗に解体されました。

 

この住まい手さんは奥様が料理研究家!

 

キッチンの打ち合わせにはかなり時間を掛けました。

 

出来上がるのがほんとうに楽しみです。

 

 

 

下の写真は既存建具のつまみです。

 

解体前の打ち合わせの時に、元井と

 

「取っ手だけ変えれば、改装後のイメージにも合うよね」

 

なんて話していて、処分予定の下駄箱の取っ手を入れてみたら、

なんとシンデレラフィット!!

 

 

廻りの金縁がいいレトロ感をかもし出していませんか?

 

後でピカールで磨いて綺麗にしちゃいます。

 

来週からは大工さんも入り工事もドンドン進んでいきます。

どんなキッチンが出来上がるかこうご期待っ!!

 

 

鈴木

春。

2017.04.06

春です。

さわやかさが鼻につきますが、さわやかな感じです。

冬は寒いですが、凛としてて、やっぱり好きだなあ。

 

その寒かった冬真っ盛りから始まり、あと2F内装・水道・

外部の少しを残し、先行して1F内部が仕上がり、

全貌が見え始めた 練馬:K邸。

 

男前な感じになりそうです。

 

縁があって、設計のみを担当しています。

 

 

若い20代のご夫婦+生まれてくるベイビーの家。

中古を購入されて、現在仕様の耐震補強と気流止め

断熱強化を施し、間取りも1Fを中心にリノベーションしました。

解体後、綿密に構造ソフトと睨めっこし、

大工さんと現地で照らし合わせ、

鉄骨梁を入れたり、柱と梁を抜き差しながら

組み立てていきました。

 

かなりテクニカルな改装工事でしたが、

ようやくここまで来た感じです。

 

あと一息。

 

 

 

 

 

 

竹富島?石垣島?別荘?

いえいえ、神奈川のお住まいです。

 

昨年の秋に物件はお引き渡しをして

古今 ホームページの施工事例にしばら~く放置してありました

模型の住まいの写真撮影をさせて頂きました。

また施工事例、近くUPします。

 

やはり、住まいは人が住んでなんぼ。

 

完成してすぐに写真を撮るより、住まい手が住んで、

使い込み始めて、その住まいの暮らし方が見えてきたときに

撮影に入らせて頂くと、住まい手さんとのお話しの中で

私達、作り手自身が恐ろしく沢山の収穫をもらえます。

 

 

明るさ・暗さの事。

暑さ、寒さの事。

使い勝手の事。

居心地の事。

etc….

 

 

良くも悪くも恐ろしくリアルな意見です。

今年は初の夏を過ごされるので、また感想が楽しみです。

 

 

お話の中で、奥様が

「家に帰りたくなる」と

お話し下さいましたが、純粋に帰りたいと思える家がある人

って、それだけで幸せそうだなって思いました。

 

 

正直、設計者として挑戦したところで、不具合があったりとか

ご迷惑をおかけしていた部分もあったのですが

総じて喜んで頂けていることにまずは安堵感。

携われて、ほんとに幸せだったなと思うのがじわじわと

やってきました。

 

 

今、現在の活力にもなっています。

 

 

最近は、KOKON HUTのお宅に物干しバーを付けに行って

住まいの感想をじっくりお話しできたり

 

この物件のご主人がふらっと寄ってくれて、

(先日、奥様もふらっとお話ししに来てくれましたね。

なんて素敵な夫婦ですこと。こんな人たちになりたい。)

同世代のお話と引き渡してから2年経つ現在住まいのお話が

出来たりと過去の全力疾走を現在から見直すような

機会に恵まれています。

 

 

足元を見直せ。

 

 

って言われてる気がしました。

 

これらを糧にして、まっすぐ。

 

 

元井