ギリギリ

2022.07.30

 

ここんところ、この暑さから逃れるように

事務所にこもり事務作業。

 

おかげで頭の中は毎日スッキリした状態とは裏腹に

日夜エアコンの風に当たり、体温調節機能の低下と喉がやられてしまい、なんか最近体調が優れないな。。。

 

と思ったのがちょうど1週間ほど前のことでした。

 

案の定、朝起きると扁桃腺の腫れと気だるさ。

伝家の宝刀、龍角散(いつでも常備しています)を立て続けに3つほど食べるも全然効かずについには発熱まで。

 

結果的にはコロナも陰性でただの喉風邪だったのですが、

もし仮に陽性だったら会社が止まるかもしれない最悪の事態を

未遂ながらに痛感しました。

 

しかし、手が触れる距離感で

15分以上のマスクなし状態での会話で濃厚接触者判定だそうで、

なかなかの判定の緩さにちょっと安心。笑

もうどんなに備えていても

いずれこうなる時が来てしまうのかなと戦々恐々デス。

 

 

今もこの先も、

一切止まることができない状況に

少しの息苦しさが一瞬よぎりましたが、

人の役に立てている実感とやりがいでねじ伏せて、、

それだけ今回の事態で色々脳裏をよぎり

良い意味で原動力に変換できました。

 

 

そうこうしているうちに担当現場の方もいくつか動き出し。

お近くの修繕工事と着工間近物件の小屋裏。

 

改めて全然写真がない…笑

 

 

 

風邪だかなんだか知らないけど、

負けてる場合じゃないんです。。

 

 

増島健人

小確喜

2022.07.22

先日、かなり久しぶり

(いろんな言い訳があって、足が遠くなる。。。すまん)

に尊敬する知人オーナーの飲食店にお邪魔した時のこと。

 

そこのお店のバイトの子が、

きっと、オーナーと同じ目線で動けてるなって

思えるほど、先回りして動けている子がいるのが

目についた。

 

見てるとコップを洗ってるんだけど

目線だけは顔を上げて客席を見てる。

 

声がかかる前に動いてる。

 

きっとこの子は、コップを洗っての指示に

ただ洗うだけでなく、最高の一杯のために

グラスを準備するんだろう。

 

見てるとコップを拭いて、磨いて

綺麗に取り出しやすいように陳列してる。

 

テーブルに配膳しても、戻るときには

必ず何かもう一つの仕事を途中でしてる。

 

まるで配送業務をする方々が

材料をトラックで配送して、

帰りに空荷で戻ってくるのは

もったいないから、ついでだよ

っていう気遣い。

 

あの子、優秀じゃないですか?って

オーナーに話したら、やっぱり

「ついで力」がすごくて、

1個の仕事の途中にあるような

仕事も言わずにこなしてくれるって。

 

すんばらしい。

 

飲食店バイトの神、バイトプロ。

 

オーナーも人の手を借りながらも、同世代で

ワンオペで子育て、飲食、服飾を営み、

いわば僕から見たら、アオハル時代にあこがれた

なりたい、カッコいい男の姿そのもの。

(自分の生業が見えないときには、

嫉妬するからお店に行けなかったほど)

 

 

オーナーは言う。

 

 

「ついで力」は、気づかず人を喜ばし、

回りまわって自分達も助ける。

 

長期的見れば残酷なほどに人間性に差が付くから

いつも店では唯一これを口酸っぱくいうことに

してるらしい。

 

この能力がない奴には、回り回らないって

断言してました。

 

このお店を卒業する人間は、ほとんどが

有名一部上場企業に就職、自分で

お店をするとかしてるのも

うなずける。

 

 

私たちの仕事も、色々な方々と多く絡む

職業だが、ほんとにこれが自然にできる人は

ごく一部だな~って感じる。

 

 

これをできる人が

その生業のプロと定義してもいいかもしれない。

 

 

個人的には

自分のやりたいことに拘るのも大事だけど

自分のやりたいことよりも他者や世間を

基点に考えられると、プロ度が上がる気がしています。

 

反対に大衆の好みに迎合しない

独自スタンスを貫く芸術家も存在しますし、

「自分の為」を追求するthe 職人のような

プロもあると思います。

 

死後に何かのきっかけでフューチャーされる

こともあるでしょう。

 

でも、僕は確実に生きている間に

喜びを肌で感じ、それを今のエネルギーにしながら

進んでいきたい(これしか前に進む、

モチベーションにならないが正直)

ので、村上春樹さんの造語「小確幸」

(しょうかっこう→小さくても確実な幸せ)

ならぬ、「小確喜」で、自分発信の場面から、

他者から得られる日々から、それぞれの

小さくとも確実な喜びを糧に、なんとかかんとか

進んでいきたいと思います。

 

なんか、ビジネスの指南書?啓発本みたいに

なってきたので、この話は終わり!

 

 

さて、現場です。

 

 

中井町:I邸

家の引き渡しから数か月。

外構もようやく少しづつ梅雨の間に

手が付けられた。

 

 

その間、Iさんには、古今サイドのミスや

それに伴う説明不足、土地形状ならではの問題、

悪いことがあると不思議に重なるように露呈し、

なかなか普段無いような想定外の不安な

思いをさせてしまいました。

 

 

芝生貼りや築山を作り、ひとまず

今後の晴日のなか、今の生活スタイル

を標榜した外構を完了していきます。

 

 

 

 

 

 

真鶴:M邸

木工事真っ最中。大事なところ。

 

紀州熊野杉無垢フローリングを貼っていきます。

 

壁には住宅性能評価の断熱検査を控え、

裸のGWを充填していきます。

 

防湿シートが付いている断熱材とは違い、

裸の断熱材なので、断熱材の施工時の隙間の発見や

よれの有無の確認も容易なので、確実に断熱材の

性能を引き出す施工ができます。

 

この上から気密シートを張り、

床に先張りした気密シートと重ねて

気密と防湿層を形成します。

 

現場監督として

小さいけれど確実に確認

「小確確」

 

 

 

皆さんの家

相模原:T邸 施工中

相模原:M邸 実施設計

平塚:K邸 実施設計

戸塚区:Y邸 実施設計

北鎌倉:H邸 実施設計

相模原:T邸 実施設計

市内:M邸

市内:T邸

鵠沼:M邸

etc,,,

 

冷静になると、

責任の重たさにいつも不安しかない。

 

でも、40超えて自分の役割が見えて、

その不安を感じながらも楽しめる覚悟と

それをコントロールする能力を少し持つことが

出来てきた昨今。

 

自分にご褒美的な

部分も忘れず、他者からの餌をもらいつつ

「小確喜」精神でやっていきます。

 

 

古今 元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涼を感じる

2022.07.17

梅雨が明けたと思いきや、

雨が続いていましたが久しぶりの晴天。

 

昨年手に入れた風鈴を出してみました。

 

 

風鈴の音は

【1/fゆらぎ】(fぶんのいちのゆらぎ)と言われ

癒し効果があると言われています。

川のせせらぎや小鳥のさえずりなどがこれにあたります。

 

風鈴の音を聞くと体の温度が下がるともいわれております。

普段日中はエアコンが効いている事務所にいるなか、

休日の昼間、家中の窓を開け、

目と耳で涼を感じられる「風鈴」の音色を聞きながら

抜けていく風が心地よい、贅沢な時間です。

 

この「風鈴の音から涼を感じる」という感覚は

外国人にはなく日本人ならではと言われているそうです。

 

私達の精神構造は

短くても300年かかってできていると聞いたことがあります。

300年前は江戸時代です。

先人も同じ感覚で涼をとっていたのかと思いを馳せます。

 

さて、

最近は来月着工に向けて

新築物件の実施図面を進めています。

今回も「こどもみらい住宅支援事業」の補助金をもらうため、

断熱等級5と一次エネルギー等級6を確保します。

申請作業が増えますが、

最高で100万円もらえるという太っ腹な制度なので、

コツコツ進めていきます。

 

代田

数値と非数値

2022.07.08

 

こんなことブログで書くまでもなく、

 

暑いです。暑いですね。

 

夏なんで。

 

 

超人的な汗っかき・暑がりの私には、辛い季節が

やってまいりました。

 

 

 

先日、もうすぐ着工する平塚の新築現場の

草刈りに増島と行ってきたのですが、

こまめに水分を取りながら作業をしていても、

しゃがんで立ち上がる度に

二人して立ち眩みをおこし、

フラフラふらふらしながら

作業を行っていました。

 

 

まだ暑さ慣れしていない体には、

早い梅雨明けが堪えます。

 

 

 

暑いからと言って、手を止めてばかりいられない

のは大工さん。

 

今年から(前から使えば?と進めていましたが)空調服

を着用し、クーラーもない新築現場の工事をせっせと

進めてくれています。

 

 

 

 

 【相模原市:T邸新築工事】

 

約10棟ほどの分譲地内に、一件だけ古今の注文住宅。

廻りの新築建売は早々に出来上がり、

となりの一軒以外は、すでに売れて

皆様早々にお引越しされてきました。

 

 

そんな中で、大工さんは毎日コツコツせっせと

工事を進めています。。

 

昨日までは、2Fのサッシとサッシの間に

米ヒバの羽目板でお化粧し、

ちょっとした小庇を施工していました。

 

 

 

現場で大工さんと細かな納まりを

 

「あーだ、こーだ。」

 

言いながら、しっかりと形にしてくれました。

 

 

 

 

 

現在行われている補助金の

【こどもみらい住宅支援事業】

で、補助金をより多くもらうために

 

断熱等性能等級5 かつ

一次エネルギー消費量等級6に適合しているもの

 

という性能を満たした内容で設計したので、

樹脂サッシを採用しました。

 

 

樹脂サッシはフレームが太く、

どうしてもぼてっと見えがちなのですが、

フレームの廻りを木で囲ってあげるだけで、

まるで木製サッシの様な見え方になりますね。

 

足場が外れて見るのが楽しみです。

 

 

断熱・省エネ・耐震等

数値的な性能を向上させるのはもちろんですが、

ちょっとしたアイデアと手間を掛けて、

数値では現れない使い勝手や見た目を

向上させるのも大事なんだよね。

 

 

なんて、考えさせられた暑い夏の午後でした。

古今 鈴木

夏、始まりました。

2022.07.01

いよいよ始まってしまいました暑い熱い夏。

 

ちょうどタイミングなのか。

今現在担当している現場が無く、

打ち合わせ案件の資料作りやら

図面作成に、より集中することができ

仕様を決めるだけで無く

納まりまでより深く考えられる時間に

この先の工事への安心感も同時に。

 

 

当たり前に毎日事務所で作業しているせいか、先日現場の設備品を事務所2階に運ぶだけで足はプルプルで息も上がり、だいぶ身体が鈍っている事にびっくり…

 

この猛暑の中、現場管理が始まることへの不安は大きくなりました。笑

 

現在、絶賛打ち合わせ中

相模原市の戸建てリノベ。

 

現調の際、限られた時間ではありましたが、

建物のポテンシャルと

造りの良さに期待が乗りました。

 

とはいえ、築30年超の物件。

やる事も新築並みに盛りだくさん。

外壁躯体のみを残して

ほぼスケルトン状態で始まります。

 

がっつりリノベ。久しぶりです。

 

少し落ち着いていた現場関連(自分だけですが)ここから続々と着工を控えています。

 

怒涛の工事ラッシュ

良いスタートが切れますように。

 

 

増島健人