それぞれのそれぞれ
2022.01.28
新年明けて、明けた瞬間から
なんだか気を遣う事案が個人にも
仕事でも多く、気疲れしてしまう
ことが非常に多いひと月でした。
もう半年くらい働いた感じ。
私らしいといえば私らしいし、
正面からぶち当たりにいかない
ような嗜みもいい加減上手く使えよ
と自分で思いながら、別の人への迷惑、
波及などを考えると黙ってるわけにも
いかないと。
そういうフェーズだと割り切り
ましたが、外部要因や人は変えられない、
変えられるのは自分だけと思いながら、
GO FOR IT精神で 進んでいきます。
図師町の家
外構まで大枠が完成しました。
様々な間取りや建物形状の
調整を経て、予算を抑えつつ、
折角打ち合わせしてきたのに
ウッドショックによる価格変動の悪影響
受けながら進んできた家。
昨年末にお引渡しとお引越し。
また写真撮影の機会もあると
思いますが、植栽の葉っぱが芽吹くころには
裏の小川、林と共に暮らしが営まれます。
外壁に使ったそとん壁(火山灰)で
材が足りず、左官屋さんが後日付け足した
部分が見事に色が変わってしまい、
そこを5度以下になる寒い時期にまた補修すると
白華現象も起こってしまうデリケートな
素材で、住まい手さんにも了承いただき、
春の温かさまで補修を
待ってもらうことになってます。
東京ではあるけれど、北風が吹き抜け、
同じ市内でも寒い地域になる場所。
少し気の使い方が違うなと肌で実感
しました。
施主DIYのウッドデッキの完成を
楽しみに待ちつつ、経過観察が
続きます。
すみれが丘の家 2022
足場が外れ、外観が見えてきました。
外観
木製雨戸を設置すれば、
外部建築要素の完了が見えてくる。
玄関
米松のW1300木製引き戸。
気密部材のおかげ(のせい)で少し
戸が重たいが、うまくコントロール出来た。
内部 杉の無地上小無垢階段
キッチンから望む LDK
入隅に向かって両方向から木製サッシがある。
デッキや植栽を介し、ここから外と繋がる。
地窓からぜひ緑を望めるようにしたい。
二階居室 南東面窓 陰影が美しい。
二月中に内部完成、お引越。
給湯器もなかなか納期が出てこなくて
ヒヤヒヤでしたが、直前に確保の連絡。
Hさん、ツキ持ってます、僕と違い。。。
明日は、外構打ち合わせ。
住まい手の奥様は、
子育て、勤務しながら
ランドスケープを学校で勉強
されている。
植栽への想いも深く、
この家の外構も、
外へ、社会へ緑地を展開し、
雨がしっかり地面に浸透し、蒸発して
住宅地のヒートアイランド現象の
ようなものを少しでも制御する
社会的な責務を負えるお庭になれば
と思っている。
(駐車場の土間コンクリートは、
個人的にはNGにしたい)
感覚の合う方々との家つくりは、
言葉が合っているかわからないけど
本当に楽しい。
自分のやりたいことと合致してると
なおのこと。
重圧も同時に感じて
苦しくなることがあるけど、
やっぱり一区切りすると、次の
家つくりをしている。
任せられてる役割を果たしたい。
古今 元井