進むデジタル化

2021.10.24

もう10月が終わろうとしています

今年もあと2ヶ月だなんて思ったり

時間が経つのが年々益々加速しています。

 

 

この時季ならではの気持ちの良い天気や

旬のものをゆっくりと頂き味わいたいものですね。

 

 

さて、

 

先日事務所に高校生からメールが来ました。

 

建築系の進路を希望しているとの事で、

自分の進みたい学部を卒業した方がその後、

実際にどのような仕事に従事し活躍をしているのか、

お話を伺いたいと。

 

 

 

『住まい』に興味を持ち始めた高校生時代から

その後の進路〜就職〜転職〜現在に至るまで。

私の経験談を話させて頂きました。

 

 

最初の数年は修行のつもりで、

意外と地味で忍耐と体力のいる仕事ですよ

など。

 

 

 

人材不足のこの業界。

 

 

建築をやりたいという貴重な存在です。

 

 

この業界に入って十数年

就職した時からの一番の変化は

IT、デジタルですね。

 

 

 

ここまでデジタル化が進むとは想像を超えています。

 

 

先日メディアで

とある大学の建築学部の授業で、

3Dプリンタを使い、設計に取り入れていく

取り組みを紹介しておりました。

 

 

 

複雑で難しい形状を作る事ができ、

工期短縮、機械が作るので人材不足にも対応でき、

意匠的にも優れたものができると。

 

 

3Dプリンタを身近に耳にしてまだ数年だとおもいますが、

海外では住宅を造り、現実に住んでいると。

 

 

そういうの苦手だなんて言ってられないな。

 

 

ワクチン2回打てたし

気になっていたあの建築や

新しい事を吸収しに出かけてみようかと思います。

 

代田

や り が い

2021.10.15

 

 

 

先日、頼りにしていた建材屋さんの担当さんが

 

退職のご挨拶に来られました。

 

所長さんまで上がられていたのにも関わらず

 

50歳過ぎにして、新たなる一歩を踏み出すとのこと。

 

聞けば、次の職種の内容と同じ様なことを

 

知り合いの方にしてあげた際に、

 

大変感謝された感覚が忘れられずに、

 

それを生業とする衝動を抑えられなかったということでした。

 

安定を捨ててでも

 

仕事としてのやりがいを選ばれたのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今期は、例年になくリノベーションよりも新築の

 

割合が多いため基礎屋さんと顔を合わせる機会が

 

多くなりました。

 

 

古今は横浜にあるので必然的に神奈川県の仕事が

 

多いのですが、どういうわけだかお願いしている

 

基礎屋さんは西多摩の基礎屋さん。

 

イメージ的に少し怖い人が多い

(鈴木の偏見かもしれませんが)

 

職種なのですが、

 

腰が360度曲がってしまうのではと

 

思わせるほど物腰柔らかな基礎屋さん。

 

 

片道1.5~2hかけて遥々工事を請け負ってもらっています。

 

先日一服の時の話で、自宅から5分のところの工事を

 

断ってまで古今の仕事をやってくれてると聞き、

 

 

「遠路はるばる申し訳ないです。」

 

なんて言ったら

 

 

 

古今の仕事は面白いからね!

 

 

 

と、心トキメク素敵なお返事。

 

 

 

古今の新築の立地の多くは

 

傾斜だったり

 

狭小だったり

 

斜めだったり

 

やっぱり傾斜だったり

 

 

 

基礎工事としてはやりづらい場所が多いのですが、

 

それを面倒くさいと思わず、

 

面白いと言ってくれるなんて。。。

 

 

 

基礎屋さんだけではなく

 

大工さんへのキレイに見せるための凝った納まり。

 

タイル屋さんへの目地無し大判タイル貼り。

 

電気屋さんへの照明・スイッチ等高さの拘り。

 

左官屋さんへの各箇所の塗り物の塗り分け。

 

設備屋さん、内装屋さん ・・・ 等々

 

 

他社から比べると きっと

 

「めんどくせ~~~~~」

 

 

って叫びたくなるような事を

 

面白がって付き合ってくれる方々に

 

本当に感謝です。

 

 

 

もちろん、仕事なので赤字になるような

 

ボランティアになるわけにはいきませんが、

 

それぞれの仕事の腕試しをするように、

 

やりがいを持って仕事をすること。

 

この気持ちで皆さん動いてくれているように感じます。

 

 

自分も前職を離れる時の

 

志を改めて思いだしました。

 

 

 

住まいは買う(売る)もの

 

ではなく

 

造るもの。と。

 

 

 

たたみかける様に次々とやる事が

 

舞い込んできますが、

 

やりがいを感じて、面倒くさがらず丁寧に。

 

 

 

古今 鈴木

備えあれば。

2021.10.08

 

 

木工事完了間近。

 

 

 

 

造作材はラワン主体。

枠も巾木も造作家具もほぼラワン。

個体によって色味の出方が著しいので、材料の風合いを見極めて今回は蜜蠟ワックスに。

 

日差しの強い夏場は、ブラインドで和らげることができるし、

この陽だまりは季節問わず人気ポジションになるんだろうなと。

 

このくらいになってくるとのちの工程もびっしり隙間なく組んでいるため、

何か問題は出ないかとかあれが足らないとか、

少しの動きでも大い影響が出てくる瞬間に落ち着きが無くなります。

 

備えあれば憂いなし。

何事もそうですが、建築に従事するようになってから身をもって痛感しているこの言葉。

 

ここから怒涛の仕上げラッシュも気を抜かず。

 

 

青葉区の戸建てリノベ

 

着工しました。

久々のこの風景に懐かしさすら。

 

天井に組まれた下地を見て、

釘一本ずつ抜いてまで再利用したいと心から思わされた、

ここ最近のウッドショックによる材料の値上がり。未だ止まる気配なし。。

 

こればっかりは備えきれない事態でしたが、

より一層少しでも材料を無駄にしない精神が大事になってきます。

むしろ今できるのはそれくらいで、、

 

現場の裁量で左右されるのは目に見える仕上がりだけではないし、

色んなもののバランスを保つのが現場管理の一番の仕事だと再認識。

普通が普通じゃなくなっていく転換期的。

 

ゆっくりでいいからコツコツ着実に進めていこうと思います。

また転ばないように。。

 

 

 

手応えあったのでもうひとこすり。。。笑

 

増島健人

 

何を磨くか

2021.10.01

明日、ワクチン二回目。

 

ダウンするのか、しないのか。

 

 

私の人生の中で、「はい、ラッキー!」っていう

 

側に何か振れたことは一度たりともなく、

 

駄目の方にほぼ100%で振れる。

 

 

こういう場面に出くわすたびに、さすが

 

俺の人生らしいわと不思議と腑に落ちている。

 

 

今回のワクチンの副作用はラッキーアンラッキー

 

ではなく、体質の問題だと思うので、また

 

別の振れ幅があるとは思うが、どちらに転ぶか

 

少し胸がざわざわしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

胸がざわざわといえば、

 

台風の影響が一番ある日の前日に

 

木製サッシを納入日にしていた現場。

 

 

2021年から2022年のすみれが丘の家

 

木製サッシはオーダーの為、2か月前発注。

 

日程の操作は難しい。

 

 

合わせて、木製サッシが85㎏近くあるので

 

搬入人数も押え、仮置き、一時置き、

 

枠を仮固定、サッシ据え付けなど

 

まあやる事が満載で、どうサッシを搬入して

 

どう振り回して、どういう段取りでっていう

 

部分がほんとに大事。しかもここんちは二枚セット!

 

 

 

 

そこに来て、台風。

 

 

 

はい、でました~、アンラッキー側。

 

 

 

一週間前、台風発生。

 

→関東来そう。やめろやー

 

 

 

3日前、猛烈な台風。

 

→関東向かう。

 

太平洋側に逸れろ~

 

 

 

 

前日、施主のHさんと電話で、

 

右に逸れろっていう念を送ってますと

 

言い合う。願いあう。

 

 

 

 

 

最悪、雨が降っても多少

 

風が吹いてもいいように

 

ガラスに吸い付く吸盤の持ち手を

 

用意したほうが、滑るということに

 

対応できるなと思い、4つ用意。

 

 

 

 

当日、雨がぱらついてますが、

 

風にあおられることもなく、

 

決行!

 

 

 

 

変な汗を一杯かきました。

 

取付の際も、一筋縄じゃないね。

 

 

 

大工さんとあーだこーだ言いながら、

 

臨機応変な多少の加工も含みながら、

 

設置できました。

 

 

 

 

このお家は、L字の形状をしていて

 

真ん中の入隅柱を中心に左右に引き込む。

 

 

左右に開けば、3m程度の大開口となり、

 

この近辺が、お庭と家を繋ぐ、

 

外でもない内でもない中間領域となる。

 

 

 

 

日射と雨を防ぎ、雨の日すら、

 

夏場の日射がキツイですら

 

気持ちの良い空間。

 

 

 

 

家はこの部分がどうしっかり

 

作りこまれているかが、

 

目に見えない居心地というものを生む。

 

 

 

 

数値化がもしかしたらできるのかも

 

しれないが、

 

周辺環境、壁の面積、窓の面積、天井高さ、

 

軒の出、庇の出、目隠し、家の中での配置、

 

庭のレイアウト、デッキの大きさ、etc…

 

 

 

 

条件は様々だ。

 

 

 

 

シェルターとも言える、という装置の中で

 

人を自然の一部に戻すような、またはそれに

 

繋がる仕組みを家の一部に組み込む事が

 

どうできるかが居心地を生む最大の鍵で、

 

そこに加えて、ハード面ソフト面の

 

煩雑な情報や物事をいい塩梅で整え、どこを

 

落しどころにして、どう目に見えないものを

 

生むかは、正直、経験しか役に立たないと思って

 

います。

 

 

 

 

僕は僕なりに思慮できることをやろうと思う。

 

結果が見えるのは、来年の冬。

 

 

 

 

日向に猫が集うように、

 

この場所も住まい手家族が自然と集う

 

場所になればと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人と話していて

 

建築業界も自分が気になる何か、

 

ではなく「誰かが良いと言っている何か」

 

に取り付けれたように、熱心な人が多いよね

 

っていう話をしていました。

 

 

 

 

やっぱりそういう意味でも、

 

自分でちゃんとその周りで

 

起こった喜怒哀楽をちゃんと経験して、

 

自分の肌感覚にすとんと落ちるような

 

経験を通じた理解をしないと、

 

残るのは結局、表層的な上辺。

 

 

 

 

 

こういう上辺が積み重なると

 

正直に人に伝えられなくなるし、

 

当たり前だけど、作るものが嘘に

 

もなってしまう。

 

 

 

 

虚栄心、良いものの偶像ばかりを

 

磨いて、自分の矜持みたいな部分が一向に

 

磨かれないのも、なんだか

 

無駄に思えてしまう。

 

 

 

 

極端かもしれないけど、

 

こういう場面、流れに巻きこまれそうに

 

なっていくとき、今の判断は、子供のころ

 

こういう大人ってかっこいいと思えたか?

 

っていうトコロだったりします。

 

 

 

 

自分自身はどの年齢も、自分が思い描いていた

 

よりはずいぶん精神年齢が子供だなと

 

感じているから余計かもしれないが、

 

自分よりも年下の世代の人たちに

 

まっすぐにちゃんと目を見て物事を話せるか?

 

っていう部分を意外と大事にしてる自分に

 

気付きます。

 

 

 

 

 

何を磨くかを間違えたくない。

 

 

古今 元井