健やかな年末年始を。

2022.12.26

今年は、個人的に

老化を極端に感じる一年でした。

でも、老化は、時間は有限である

と知らせてくれ、物事を逆算して

考えるチャンスをくれます。

 

自分たちがやれること、

やらなければならないこと、

有意義に。

 

没入できる限られた時間のなかで

効果的に人の役に立つための

見極めをたくさん判断してきたように

思います。

 

そんな時間の中で

今年、時間を共有し、一緒にやってきた方々。

 

H邸新築

 

 

 

T邸新築

 

 

O邸リノベーション

 

 

N邸賃貸リノベーション

 

 

K邸リノベーション

 

 

I邸新築

 

Y邸新築

 

 

H邸リノベーション

 

 

T邸新築

 

 

M邸新築

 

 

M邸リノベーション

 

 

 

 

今年、役割は果たせただろうか。

 

あれをやっとけばよかった、

こう対処できれば良かった、

なんでこうできなかったか、

後悔が尽きません。

 

きっと自分で気づけなかった

いまだに気づいてないクライアントの

不満足もきっとあるだろう。

 

忙しいからしょーがない、

やる事多いからしょーがない

で正当化をし出したら、

もう家づくりはやめるべき。

 

惰性でやる仕事ではない。

 

ゼロにはできない後悔を

自分たちが気付いていない不満足を

少しでも減らしていくため

努力をし続けようと思う。

 

今年もありがとうございます。

来年もよろしくお願い致します。

 

古今 元井

 

~年末年始休暇 のお知らせ~

2021年12月28日~2022年1月9日まで休業とさせて頂きます。

 

 

 

 

今年もお世話になりました

2022.12.25

今年も残り僅かとなりました。

 

今年は少し落ち着いているかなと感じつつ、
現場を持っている男衆はそんな事は無いようです。

 

今年は例年に増して、

エネルギー不足が騒がれ、
節電要請が出たりとしていまが、

 

我々、家づくりでできることは、
『少ないエネルギーで暮らせる家を造ること』

 

古今では
アルミ樹脂複合サッシから
樹脂サッシが主流となり、
最近の物件はG2レベルの数値が確保できています。

 

木製の造作玄関戸・窓があっても
数値はクリアできているので
まずまずの性能ではないでしょうか。

 

2025年には、省エネ基準の義務化が決定しており、
我々のような小規模住宅も例外ではなく
増々省エネ・断熱が重要となってきます。

 

「こどもみらい住宅支援事業」やそれに続き
11月から「こどもエコ住まい支援事業」など、

新築住宅では補助金100万円が出る補助事業が続いています。

しかし、何故だか子育て世代にしか出ないという制度…。

 

法律や制度・性能基準など、
ちょっと待って。
と言いたくなるくらい年々変わり、複雑化しています。

来年も必死に付いていきます。

代田

ゆく家、くる家

2022.12.19

 

今日はぐぐっと冷え込み、

現場にいると、手足の指先がキンキンと。

 

 

 

 

本日は午前中から、相模原のリノベーションのお引渡し。

 

 

 

 

クリーニング後の室内養生がばらされた後の

家を初めて見た住まい手さんご家族は、

それはそれは、こちら側がこっぱずかしくなってしまうくらい

いい反応をしてくれました。

 

 

終始、『すごいなぁ~。すごいなぁ~』

と、『語彙力無くてすみません。。。』

なんて言うご主人の反応は、

数カ月の間お付き合いしながら、

一緒に歩ませていただいた立場としては、

これ以上のご褒美はありません。

 

 

こちらの住まいは、北側が道路に面して、

南東西は隣家が接近していて、

内見の時は薄暗かったのが第一印象でした。

 

ただ、先人の奥様はかなりのキレイ好きと思われ、

隅から隅まで、しっかりと手の行き届いた感じでした。

 

 

住まい手さんも直射日光が入りづらく、

薄暗い事をかなり気にされていたので、

設計段階では、2階リビングの窓の位置や

玄関廻りの光の取り方等を意識しました。

 

 

ただ、リノベーションは出来上がった既存があるので、

広さや採光・採風、景色等をイメージしやすく、

設計という立場は住まい手さんに伝えやすさも含め、

やり易いのかなと思っています。

 

 

その代わり施工という立場では、既存との取り合いや

あけてビックリ等、新築よりその場で考える事が多く、

その場の対応力や現場監督・職人さんたちの

力量が問われると思います。

 

今回も、既存との取り合い・あけてビックリが

盛りだくさんでしたが、しっかりと対応でき、

住まい手さんも古今も

満足のいく住まいが出来たと思います。

 

(あーだこーだと口出しは色々しましたが、

マスジマクン ホメテマスヨ。)

 

 

 

 

 

そんな「ゆく家」があれば、「くる家」も。

 

先々週辺りから、なんだか新規のお問い合わせラッシュ。

年末に怒涛の新規現地調査ラッシュとなってしまいました。

こんな小さな工務店探してきてくれるなんて、

ありがたい限りです。

 

 

年明けからは新築2件も同時進行で始まるので、

わ=========ってならないよう

一軒一軒しっかり整理しながら進めたいと思います。

 

 

 

古今  鈴木

 

〆の

2022.12.10

 

毎年、いよいよ今年も終わりかーって

1番最初に感じる瞬間は、

Spotify の My Top Songs2020

その年1年、自分が聴いていた曲や

アーティストをランキング形式で

まとめてプレイリストを作ってくれる機能です。

 

この時これハマってたなーとか

思い出のアルバムをめくる感覚でいつもハッと、もう1年終わりかと我に返ります。

 

 

まさに年内お引き渡し間近の

相模原市の戸建てリノベ

 

北面を除く3方向隣家に囲まれた立地の中

南面から燦々と降り注ぐ光を導くように

W170センチの欄間を設けました。

 

 

 

 

欄間から望むリビングの勾配天井というか吹き抜けというか。

家の中にも抜けが生まれて、階段ホールからのこの眺めが1番好きな所です。

 

既存の梁ありきで羽目板の平天井と

リビングの吹き抜け天井の見切りを決めたお陰なのか、羽目板の天井が庇のような見え方に。

大開口が品よく見える作用に効いている気がします。

 

 

 

 

手を焼いたコーナーサッシからの眺め。

2階リビングの良さを改めて実感しました。

 

 

残すは外構工事。

あと少し、お待ちください。

 

 

 

戸塚区マンションリノベ

 

 

絶賛木工事中。。

 

各所取り合いも、住まい手さんにもご協力頂きながらなんとかクリアしてきました。

 

 

コストバランスだったり、

マンションの規定も然り、、

やりたい事への我慢も

ある程度許容して頂いて出来上がったPLAN。

 

 

目の前の公園の借景を見ながら

それでもやりたい事が沸々と、

色々と思案中です。

 

 

 

 

今年も残すところあと20日くらいかな?

 

納めるところ納めて、

キリ良く、気持ちよく新年を迎えたいです。

 

 

ちなみに私の今年1番聴いたアーティストは

竹内まりやさんでした。

相当ハマってるなーと自分でもびっくり。

 

 

最近のお気に入りは「消息」です。笑

 

 

 

 

 

増島健人

 

2022年12月4日の思ったこと

2022.12.04

いま、巷を賑わすW杯。

 

会場はすべて、

冷気は比重が

重たいため下に溜まる性質を利用して

設備コントロールでピッチコンデションを

適正温度に整えているとのこと。

(外気温40度近い)

 

そのうち、地球丸ごと

設備コントロールみたいな

ものもあるんだろうなと思う。

 

家づくりもそうですが

環境側面・変化に対して

どこまで(自然)寄り添い、

どこまで(設備に頼る)抵抗するか

本当にここ最近、家の在り方を

よく考えます。

 

無関心ではいられないのです。

 

わたくしお得意の

「なんのその精神」も

暑い寒いには体が無抵抗。

 

寒いところに立っていると直ぐに

足先の感覚が無くなり、芯から

体が冷えてしまうようになった。

 

歳やわ~。

 

冷えた下半身を緩和する

車のシートヒーターが

欲しくてたまらない最近なのです。

 

 

 

 

 

上釈迦堂の家

 

 

 

浄化槽を設置、補助金のための

書類を集めて、ようやく完成。

 

背が周りよりも低くて

ひっそりと佇み鎮座しているっていう感じが

出ていて好きな景色だ。

 

予算的にも

縛りをお互いで付けつつ、

私も余計な事言わない、でも

違うなあと思ったら口を

出させてもらいながら、

この環境を生かす形は譲れないポイントと

して、一緒に作ってきました。

 

 

 

 

上釈迦堂の家、個人的好みシリーズ。

 

① リビングSOFAからの眺め

これありきでの家つくりといっても

過言ではない。

 

背中には塗り壁とソファが擦れないように

ソファの上面まで突板を貼っている。

 

視線や高さなど、細かい部分も

検証していった結果の空間。

 

 

この家のここが個人的好みシリーズ

②小上がりスペース蓋

手動で穴に手を入れながら背板の方へ

立て掛ける。

 

座卓になる。

膝の裏に当たる木を丸くするのも

忘れない。

 

小上がりで寝るとき、蓋をセット。

座卓の時は蓋をアナログだが

隙間に立て掛ける。

衝立が二つあり、それに蓋の荷重を

かけて行えるので

スッと軽い力で行える。

 

戻すときは

衝立が座卓内にあり、それを

引っ掛けながら持ち上げると

テコの原理でスッと軽い力で蓋ができる。

 

蓋があることで、脚を伸ばすことができ

背の高いご主人もここで寝れる。

 

限られた大きさの中で、

省スペースに小上がりを作って

ほしい要望を頂いたため、

最初はLDKが空間的に細切れでせせこましくなる

のが嫌でやめませんかと言おうと

したのですが、やはり背中を押したのは

この景色とあらゆるところに

居場所がある家という目標のため。

 

ミニマムですが、多彩な使い方が考慮できる

居場所の一つとして、リビングの一つとして

このような形としましょうと決めていきました。

 

思ってたよりもいい空間で

凄く落ち着きます。

 

小上がりの窓からも

違う方角の海が見えて

儲けた気分になりました。

 

意図を持った、

家の中の居場所づくりは大切。

 

建築屋の腕の見せどころ。

 

 

 

 

この家のここが個人的好みシリーズ

③階段引戸

 

これをつけるメリットは、

二階LDKの際、W杯のスタジアムの

空調と同じで、冷気は比重が重たいため、

床付近の下に溜まり、下階に階段室を通り、

冷気が逃げてしまうので、それを防ぎ、

二階の冷房効果

を上げるもの。

 

もう一つは、小さいお子さんであったり

ワンちゃんが居る家庭での二階LDK

は、落下防止の考慮も必要になってくる。

(自分が作った家での悲劇は本当に嫌だ)

 

そのため、鍵を施錠できることで

2階LDK時のデメリット、落下防止

の観点を打ち消してくる代物。

 

それをいかにシンプルに

操作性良く、雰囲気に馴染む

建具を設計できるか、

結構これも一人で悩んだ

 

 

鴨居(上枠)をつけずに建具を吊ることで

開き戸にならず、引き戸で省スペースで

生まれるメリットは大きいが、

建具自体が揺れてしまい、ブレが生まれるのが

課題であった。

 

そのブレを微調整しながら

大工さんと建具屋さんと作りました。

 

結果として、すごく上手くいきました。

 

鍵もブレがないので

上手に施錠できます。

 

個人には一番納得感高いです。

 

 

 

他にもいろいろ、こだわっていった

部分有りますが、自分の手元から離れていく

一抹の寂しさはありますが、

ここからは住まい手が

どう住み熟すか(すみこなす)。

 

楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

北鎌倉の家

 

上棟を終えて、サッシの取り付けの段階。

 

二か所、すごく気になっていた窓があった。

 

一つはロフトの窓。

 

敷地が囲まれている立地で

南面も二階までは隣家の陰になり、

採光は期待できない環境。

 

模型製作時に

隣家を作り、検証した部分は

ロフトの窓で、うまくいけば

隣家の屋根上から、南面の

陽光を享受できるのでは

と提案していた部分。

 

模型提案

 

 

実際の現場

ロフト窓からロフト、

2FLDKと吹き抜けを介して

ロフトを繋ぐ障子に向かって

陽光が差し込む。

 

素晴らしいくらい

上手く行ってます。

 

この立地でこの南面の

陽光は本当にありがたい恵みです。

 

 

二つ目はコーナーサッシ。

キッチン前のコーナーサッシで

鎌倉の山側を愛でる窓でもある。

 

住まい手が一番気にしていた部分で

個人としても検証はしていたが

不安の要素でもあった。

 

この敷地は準防火地域の為

防火サッシとなり、この部分は耐熱強化ガラスを

用いて防火サッシとしている。

 

サッシ幅も致し方がない

ことだがもっと幅のあるサッシを

使いたかった。

 

結果は、まあ何とか。

サッシ開口部分。

 

東と北向きで

隣家が平屋という部分もあり、

安定した光を

今はしっかり享受できそうだ。

 

思ったより、平屋の屋根が見えるなあ

と思ったのが正直なところ。

 

このあたりは、

サッシの框枠を木で消していったり、

(ガラスのみ見えるように)

キッチンの造作物と色々干渉し合う場所

ので気が抜けません。

 

敷地がコンパクトで

資材の置く場所がなく、来週使う予定の

木材ですら、当日入れにして

使い切って、また次の材料という

風に置く場所前提で

発注しないと身動きが

取れなくなり、なかなか大変。

 

大工さんと密にコミュニケーション

取りながら、監督しての気の使い方が

試されてんなあとも思える現場なので

労力は増えても、誰誰任せにせず、

設計監理・施工管理したいと思っている。

 

 

 

 

いまだに家つくりは、検証考察の

繰り返し。

 

思い切った挑戦は住まい手の家では

出来ないし、ある程度の確実性のある

検証をしての挑戦が求められる。

 

よく、

センスという言葉を耳にするが、

私見では、

大多数が生まれもったものではなく、

日々の小さい検証と考察ができる人が

センスという何者なのかわからないものを

後天的に得て、日々それを磨いていくひとのみ

その人の感覚指標として得られるものだと思っている。

 

もちろん、絶対的な

先天性の才能という名の

センスは存在する。

 

私は、そこが足りていないのを

自分で感じていたからこそ、

設計者として現場でつくることで

そこの足りなさを補おうとしている。

 

先天性のもので片づけると

もう。。。やってられません。

 

後天的なもので、その積み重ねが

生業として人に役に立つなら、

是非やり続けたいと思っています。

 

古今の良さ、自分の良さは

ダメなこと、苦手なことを自分で

知っているということだと

思っています。

 

知っていれば前もって先回りして

人並みのレベル位には

もっていける。(ほんと?)

 

文章にすると、

我ながらしぶとい奴だと思います。

 

思いつめないよう、ちゃんと

ガス抜き手法も確立してるから

っていうのも大事。

 

人生は長いけど、短い。

 

今、やれることから。

 

 

 

古今 元井