GW休暇のお知らせ

2023.04.28

なぜこの時期になったのか?

今週は、毎年恒例、箱根神社へ。

(古今の初詣です)

 

平日の早い時間のせいか、人もまばらで落ち着いた中

古今のこれからを祈念して参りました。

 

本殿へ続く石階段。

写真だとキツさが際立っていますが、

本殿へ向かうまでの間に心身を清めていくという

意味もあるのでは感じます。

 

 

こちらは現在の古今社屋の入り口。

 

道路から続く建物のアプローチは

心身を~、仕事モードに切り替える為に~

とかではなく、

季節の植物を楽しんだり、

この先どうなっているんだろう…。

と、興味をそそられるようなものになっています。

 

この時期は植物にとっての成長期。

冬の景色から一転、

すごい勢いで成長しています。

 

すこし整える必要があるくらいの成長ですね。

 

 

 

■施工事例UPしました

 

【北鎌倉の家】

 

是非ご覧ください

 

 

■GW休暇のお知らせ

 

4/29~5/7 まで、GW休暇を頂きます。

 

古今の住まい手さんは担当者の携帯かメールへ。

 

まだお会いしていない方はお手数ですが

弊社サイトよりメールにてご連絡下さい。

 

順次ご返信させて頂きます。

 

info@kokon-sumai.co.jpでもお受けいたします。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

代田

長らくお待たせいたしました。

2023.04.21

 

約8年間 首がキリンになるほど、

古今での建て替えを待ち望んでくれた

お客様がおり、ようやく来週から

工事着工となります。

 

 

まぁ、落ちを言いますと私の両親なのですが・・・

 

 

 

「建て替えをしたい」 と言われてから、

 

「忙しいからあとでね。。。」

 

を文句に長々と引き延ばして来てしまいました。

 

 

その間にも、身内の不幸や病を患ったりと、

両親の方もなんやかんやあったのですが、

そんなところもひと段落ついたので、

 

接着剤でくっついているのでは!?

 

というほど重たい腰を上げて、

ようやく事を進める決心を。

 

 

70歳も過ぎて、車も安全装置フル装備で

無ければ心配で運転もさせられない年齢

なので、やはり一番に考えたのは

 

 

【温度差の無い暖かい家】

 

 

築45年の既存宅では、

 

「寒くて・・寒くて・・・・」

が、口癖で家の中でダウンジャケットを

羽織るような毎日だったので、

まずは、温度差の無い室内環境を

最優先に考えました。

 

 

それを叶えるのには、

近頃、古今で建てられる新築では

半数以上の採用率となっている

床下エアコンを設置することにしました。

 

私の友達の家である

平塚の家

で、半ば実験的に導入させてもらったのを

きっかけに多くの新築で、採用してもらいました。

 

設置位置が床面に近い為、

フィルターに埃が溜まりやすく、

掃除の回数が多くなるとの欠点もありますが、

それ以上に底冷えが無く、家全体が均一に

温まるというお声をいただいているので、

実家にも即採用としました。

 

 

また、鈴木個人としては今まで

太陽光にはあまり積極的ではなかったのですが、

近年の時代背景と、目ん玉飛び出るくらいの

電気代(光熱費全般)の以上なまでの

値上げに対処するべく、

これまた、実家の新築を使って実験台と

なってもらい、本当に導入するべきなので

否かを試してもらうことにしました。

 

 

その結果を踏まえて、答えが出るのは

また約8年後なのかもしれません。。。

 

 

来週からは基礎着工。

 

我が家の玄関を開ければ即現場。

 

 

(今まで実家に隠れて見えなかった汚い場所が丸見えで恥ずかしい)

 

 

完成まで、家にいてもソワソワしちゃうのだろうな。。。

 

 

 

古今 鈴木

 

感覚を造る

2023.04.15

 

 

つい最近まで現場でお花見ができていました。

 

 

 

 

 

嬉しい誤算。

 

そして住まい手さんを差し置いて

この住まいでするお花見第一号になってしまい、

ずるいと一言。笑

来年までおあずけなのが心苦しいですが、、

お楽しみにしていてください!

 

 

各居室に大型の窓があり、

窓の先にはしっかり緑を享受できるように

設計されているこの住まい。

 

 

どこにいてもすっと自然に目線が外に抜け、

風に揺れる青々とした木の葉が見ていて心地の良い空間。

 

 

簡潔に必要な空間を配置し、かつ以て余すことなく

程よいサイズ感を持った住まいを造る上で、

やはり廊下は極力なくしたいのが設計のセオリー。

 

ですがマンションに多い、

部屋の配置的にも致し方ない長めの廊下に、

私は外への抜けと同じような感覚を感じます。

 

と言うより、都会のビル通り沿いや飲屋街、

雑踏の中にふと現われるちょっとした路地や小道。

発見した時の視線が吸い込まれて、周りの音が消えていく感覚。

無意識にそっちの方に行ってみたくなるのと同じ感覚というか。

わかりやすい例えが思い浮かびません、、笑

 

家の中でも、ある一定の距離以上直線な空間が抜けていると、

自然とそこに視線が吸い込まれて気づいたらぼーっと見つめている。

廊下、これも十分抜けなのでは。。

 

 

 

この感覚をもっと分かりやすくする為に

突き当りにはシナベニヤで仕上げてその視線の先を強調。

突き当たって左側は燦燦と光が入るリビングなので、

建具にはガラスを入れて採光の動きがその先の期待感を。

 

外部への視線の抜けに負けない

心地よい眺めを生んでくれると願い、

少しでもこの感覚を共有して貰いたくて

設計当初からしれっと落とし込んでいたお気に入りの場所です。

 

 

 

いよいよ仕上げ工事にバトンタッチ。

住まい手さんと積み上げてきたものがようやく可視化、

体感できるまであと少しです。

 

 

増島健人

 

 

世の中は適度な匙加減で回っていると思うのだが。

2023.04.07

先日、私たちのことを事前に知ってくれて

いる初対面の木材業者の方をご紹介して

頂きましたが、あまり商品的に

琴線に触れるものがなかったので、

当たり障りのないお話で終始していた時、

木材を扱うという共通項を

持っていたとしても

きっと同じモノサシは持っていないだろうな

と思ってはいたんですが、

 

「古今さんの作風って和風ですよね」

って言われました。

 

正直に言うと、自分では作風が

和風でも洋風でもないとは思っていて

一般的な方からすると和風に

分類されるのかもしれませんが

その方の中では北欧風とか

アジア系、リゾート系など

建築を~~風や~~系で分類して

理解しているんだなあというのが

わかりました。

 

 

和風ですよね?っていう問いに

そうなのか?

えっ違うと思うけど。。。

一般的な方々からすると。。。

そもそも分類いる?

色々な自らへの問いが

走馬灯のように(死なないけど)

流れていきました。

 

私自身、

結構、相手方とはっきり話をしたいタイプ

ではあるのですが、珍しく口ごもって

しまいました。

 

でも改めて上記の一連を経て

認識したこと。

 

①今、残せてる形は

住まい手との共作の結果で

あって、作風ではない。

 

②分類は正直なんでもよい。

分類すると分類できるのかもしれないが

その間や分類にまたがって存在している

無数のにあるもの中に

私や、弊社に来られる

住まい手の建てたい家の

よりベターな解がきっとあって、

それをどうやって見つけて提示していけるか

が古今の課せられた役割ということ。

 

最近、なんのタイミングなのか、

本当に自分本位でこれからを

背負う若い人たちへの思慮が無い人、

考え方が偏ったままひねくれたまま歳を

経られたなあと感じる人、

カテゴライザーによく出会う。

 

私たちの職業で自分本位、偏って

建物を設計施工することは

自分にとって本当に恐怖だ。

 

今の家は、予算、デザイン、耐震、

温熱環境、住まい手の希望、

耐久性、使い勝手、生活動線、

収納量、空間の余白、採光、

通風、などなど

建物の建てられる周辺環境を

色々な側面から噛み砕きながら

これらを違和感なく、バランスよく

納めていくことが求められて、

いつもここに腐心している。

 

また、去年OKだったものが

今年はNGだったり、また

建築業界は時流に流されて、

いつも自分がどのポジションで

バランスをとるのが古今らしいのかを

いつも考えてきました。

 

 

また、自分ではバランスが取れた

ものができたのと思っていても、

住まい手の一声で、ガラガラと

音を立てて崩れていくようなことも

打ち合わせの中で往々にして

起こる。

 

その時はまた、やじろべーの

傾いた偏ったバランスを取るために

粛々と見えないところで腐心する。

 

 

この一連の流れの中で

 

もういいや!考えるのやめた、好きにして。

などの他人にオールを投げる行為。

 

いや、僕はこれが良いから変更できません!

などの自分の思想が勝つ行為。

 

自分の都合が勝ってしまう、

面倒が勝ってしまう

考えるのをやめる

 

これを請負の仕事でやりだしたら終了です。

 

カテゴライズしないと気が済まない人

60代現役のつもり、思慮に欠けた人、

偏った偏屈人間に出会ったのも

何かの縁。

 

そうならないようにって

肝に銘じてはいますが、

私は聖人君子ではない。

 

思い出すだけで

イラっとすること、この上なし。

 

建築家の堀部さんが対談の中で

建築は「永遠の微調整」と言ってました。

 

きっと、今の世の中で

自分らしく生きるってことも

永遠の微調整。

 

堀部さんのニュアンスと

私のニュアンスは違うのかもですが

設計と施工までを生業とする私たちは

一度自分で設計したものを現場で再度

検証して微調整を重ねてよりよくなるよう

落とし所を探る行為を時間が

許す限りしている。

 

本当に堀部さんの言葉通り、

そうだなーとつくづく思う今日です。

 

 

 

 

 

北鎌倉の家

すでに建物内部はお引渡しして

来週のお引越しを待つばかりで

今は、外構工事に突入。

 

今物件は、住まい手さんの

ご友人の庭屋さんがわざわざ

長野:上田より来てくれて

作業してくれています。

 

なかなかないコラボなので

非常に完成が楽しみです。

 

建物外観

杉板に塗装し、幅の違う横貼りと縦貼りを

組み合わせてシンプルになりがちな

矩形の建物に表情を与えるよう思慮した。

 

縦横の継ぎ目は、防水上弱点で、

水が入らないよう大工さんが特製の継手を

羽目板に現場加工してくれました。

見えないけど素晴らしい仕事。

 

 

 

内部

 

 

 

作風、和風ですかね笑

 

自分なりにコンパクトだけど

広がりのある素敵な空間に

なったなあと自負してます。

 

この家の住まい手さんは

ご自分の匙加減に基づいて

本当に世の中としっかり対峙して

生きている方。

 

お互い話し始めたらきっと

酒なんかなくても、何時間も

話せる。

 

同年代ですが、話を聞くと

本当に頭が下がる思い。

 

この場所が

家に居る時くらい、心穏やかに

なれる空間になって欲しいと心から願う。

 

住まい手さんご夫婦のセンスある

大事にされてきてる

所有物も入り、より生き生きとした

この空間を早く見たいなと思っています

 

 

 

古今 元井

 

 

 

 

 

 

 

 

新年度

2023.04.02

桜もピークが過ぎ、

気持ちの良い陽気になりました。

 

新年度が始まりましたが

古今は新入社員の入社等はなく

フレッシュな話題はありませんが、

新年度になり、新たに補助事業などが始まりますので、

少しご紹介します。

 

住宅関係の色々な政策は

『省エネ』に向いています。

 

【こどもエコすまい支援事業】

新築 最大100万円

リフォーム 最大60万円

 

【先進的窓リノベ事業】

断熱性能の高い窓改修工事

(窓交換、内窓設置、ガラス交換)

 

【給湯省エネ事業】

省エネ性能の高い高効率給湯器の導入

 

【既存住宅における断熱リフォーム支援事業】

リフォーム 最大 120万円

 

【長期優良化リフォーム事業】

リフォーム 最大250万円

 

【東京ゼロエミ住宅】※東京都

新築 最大210万円

 

【省エネ住宅住替え補助制度】※横浜市

新築・リフォーム 最大100万円

 

 

これら補助金以外にも、

新築住宅の性能によって

住宅ローンの控除額が増えたり

地震保険、登記費用の割引、固定資産税の低減などを

受けられることもあります。

 

契約時などにご説明していますが、

住まい手さんから

「この補助金もらえますか~」と、

こちらが把握していなかったものを聞かれることも。

気になるものがありましたら相談してみてください。

 

新しい情報がありましたらまたお知らせします。

 

 

こちらは先日お引渡しした北鎌倉の住まい。

古今ではお馴染みのJパネルのダイニングテーブル。

ペンダントライトの高さは…ご愛敬ということで。

 

代田