あっと言う間に師走に入って、一段と寒くなってきましたね。
保育園でも風邪などの症状でお休みの子が増えている
昨今ですが、毎朝聞いているJ-WAVEで
こんなニュースを耳にしました。
「木造校舎とRC校舎とで、児童のインフルエンザによる学級閉鎖数を
比較したところ、木造校舎はコンクリート校舎の約1/3という
調査結果がある」 っと。
ふむふむ。
どうやら、湿度が50%以上になると
ウイルスの多くが死滅してしまうそうなので、
確かに納得のいく話です。
やはり、木の調湿効果があるので、
こういった見事な結果にも繋がっているんですね!
やはり、木には魅了されるなぁ!
実はこのところ、出勤中に戸建の解体現場が3件ほどあって、
見事にどこも、やはり年数の経った木造の戸建ばかり。
でも、そのうちの1つは何度か気になって見ていたお宅で、
キチンと外壁塗装のメンテナンスもされていて、
昔ながらの軒が深い、瓦屋根のお家でした。
そんな今では貴重な佇まいのお家も
見事に雲散されてしまう事に
やはり、もどかしさを感じてならなくて。
そう思うと先日完工したU様邸のお宅は
本当に築30年以上の時間の流れを残しつつ、
その佇まいを活かせた現場だったと再認識してなりません。
冒頭の木の魅力を、多様に活かせた現場になりました。
以前に元井のブログと、鈴木のブログでも
紹介させて頂いた現場のその後をご紹介させて頂きます!
ダイニングからキッチンを臨むと
既存のキッチン設備、りんご箱の収納、その他小物達も
違和感なく落ち着いちゃっております。
以前はこんな感じで、手前のダイニングは畳に
天井は良くある敷目天井でした。
この敷目天井をねずみ対策の為に取ったのが大正解で、
敢えてダイニングとキッチンに繋がりを持たせました。
素敵でしょう!!
って、この写真。
本当にふっと立ち寄って、パシャリさせて頂いたんですが、
この雰囲気!
ポケモンも馴染んじゃう、この空間と住まい手さんのセンス!!
サラリと置いてあったりする小物とかが
センスも良く、そしてナチュラルに配置されてるのが、
この空気感にとっても合うんですね!!
ちなみに白い壁は既存のままです。
こちらは玄関入ってすぐにパシャリ。
ソファの置いてあるリビングと3部屋+廊下が
全て繋がりました。
反対側からのアングルですが、
以前はこのように一畳程の廊下だったので、
正直ちょっと孤立したもったいない空間でした。
実はこの下の敷居を取って、床材を繋げたいっというお話は
住まい手さんのご要望でした。
正直、こちら側としては「賃貸住宅」という肩書が
どうしても纏わりついていて、どこまで思い切って良いのかも
躊躇してしまっていたのですが、
この辺りもスッとお話して来られる
住まい手さんの鋭敏さに逆に感心させられました。
こうやって、一方的に私達からの提案だけで無く、
「一緒に作り上げられた」空間ができるのは
本当に有難く、住むべき住まい手だったのだろうなっと
感じてならい現場でした。
最後にキッチン側から。
下のお子さんの最近はどんどん歩き始めてきて、
「無垢フローリングにして良かった」
「天井を高くしたけど、思ったよりも寒くない」
等々、実際に住んでみての感想も聞けて、
私達も一つとして同じ工事は無いリフォームという仕事の
財産として、こういった経験も活かしていきたいと思います。
そして、こちらの現場。
来年にはキッチン本体、浴室、洗面室の水廻り工事も
手掛ける事が決定しました!笑
この空間になったら、悩みに悩んだキッチン交換を
いち早くやりたい!っと完工したその日におっしゃって頂きました!笑
(工事中にも言ってたかな?!笑)
来春の完成も、またご報告しますね!
お楽しみに!!
山森