建築の本
2020.05.30
もう5月も終わり、
夏がそこまで来ているのを感じています。
緊急事態宣言が解除されましたが、
まだまだ家にいる時間が多い中、
本棚の整理をしつつ、読み返したりしています。
その中に...
高校生の頃に買った一冊を発見。
当時、なんとなく見ていた中で
ふと目に止まった写真がありました。
横内敏人先生が設計された住宅でした。
(今も現役で木造住宅の設計を多く手掛けられています)
木造二階建て
薪ストーブがあるリビングに
大きな吹き抜けと、
中と外を繋ぐ広いデッキ。
外観はもちろん、
外の景色を室内に取り込んでおり、室内も美しい。
なんて素敵な建物なんだろうと。
建物の美しいだけでなく
リビングから続くデッキに人が集まっていて、
とても楽しそう。
こんな家に住みたい。
むしろ、この家が欲しい。
と。
建築なんて全然知らなかった当時、そんな事を感じました。
今見ても、憧れる。
そんな素敵な住まいです。
ただ、その頃は設計が誰かなんて分からず、数年後、何かで見ていいなと思った住宅の設計が同じ横内先生だと分かった時は、また出会えた!と。
そんな事をふと思い出したこの頃。
いいと思うものの価値観は若い頃から変化しているつもりでしたが、
全然変わっていなかったデス。
数年前、横内先生の京都の事務所とご自宅を見せてもらう機会があり、凄く嬉しかったなぁ。
吉村順三、前川國男、宮脇檀…
学生の頃読んでいた木造住宅の大先生方の本が色々出てきたので
この時期にまた読み返してみようと。
何十年と経っているのに古くない。
新しい学びがたくさん詰まっている気がします。
吉村順三特集の15年前の雑誌。
今はプレミアが付いているようで。
代田