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木々の日々

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続・模擬試験場 2024夏

2024.07.21

 

 

建築業界にとっては雨天は工事工程がずれるので、

嬉しくないもの。

 

今年は記録的に遅い梅雨入りかと思えば、

梅雨の間もさほど雨の日も多くなく、

空梅雨だなぁと思っていれば、

あっという間に梅雨明けとなり

さすがにこんなに雨が少なく大丈夫なのだろうか。

 

 

と、心配になってしまう。

 

 

私の記憶の中の梅雨といえば、

ザァーっとは降らぬが、霧雨のような雨が

シトシトと。

 

傘に長靴の子供が、傘をクルクル回しながら

アジサイの葉を登るカタツムリを

眺めてる。

 

というような、雨天の中に風情を感じるような

印象なのだが、

 

ここ最近の梅雨と言えば、

線状降水帯だの、大雨洪水警報だの、

雷ガンガンの土砂降り。

 

風情もへったくりもない。

 

これも異常気象のせいなのか、

はたまた時代の変化なのか。

 

 

 

と、梅雨明け後 最近では自己主張が

強すぎるお天道様のおかげで、気温もドンドン上昇。

 

となりの模擬試験場の真夏日のご報告を。

と思います。

 

 

家の各所に仕込んだ温度計。

5か所と外に1か所。

 

 

14:28 外気温が35.2℃

なのが分かります。

 

 

エアコン嫌いな両親もこの日は朝から28℃設定で

エアコンを動かしているとのこと。

 

 

リビング・二階(吹き抜けのロフトのような場所)が

0.1℃差(ほぼ同じ)状態で、

温度差がない様子がわかりますね。

 

 

床下はリビングの床下エアコンを送風で24h動かしており、

床下も室内同様、ほぼ温度差なし。

 

 

屋根裏の断熱材の上に置いた温度計は

驚異の51.2℃!!

 

 

この直射日光で温められた熱を

グラスウール吹き込み300mmの断熱が

しっかりとブロック出来ている証明となっていますね。

 

 

洗面所の温度が室温より少し高いのは、

洗面所の温度センサーを窓枠に乗せてあるので、

ガラスからの日射取得によるもの。

 

北側の窓ですが、サッシ廻りはやはり

断熱という意味では脆弱な部分となっている

ということでしょう。

 

その分、冬には重要な日射取得となるので、

夏場は軒の出の影などで、

直射日光を防いであげる必要がありますね。

 

 

27坪ほどをエアコン一台でカバーしているので、

室内の換気扇や送風を使い、

家中一定の温度を上手に保てていると思います。

 

 

模擬試験場での実験はまだまだ続きます。。。

 

 

 

古今 鈴木

 

 

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