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木々の日々

家づくりについて古今の想いを日々綴っております。

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素材が持つおおらかさ と 安心感と。

2018.06.09

夏を前に

来年度の物件計画や

KOKON HUT の仕様での計画、

夏ごろにお引渡しする物件、始まる物件など、

様々なタイミングで動いている物件と

今頃に種をまいて来年以降から刈り取るつもりの施策、

仕掛けなどで頭がくっちゃくっちゃ

になりそうですが、前に前に邁進しています。

 

いつも思うのだけれど、去年の今頃こうしてたな~

2年前の今頃あ~してたから今こ~なったんだなあ、

というようなことが目の前で起こります。

 

そんなとき

今は過去の成績表なんだということが身に沁みます。

 

だから、目の前のことに感謝するとき、

ちょっどだけ自分たちの過去を褒めてもいいのだと思う

今日この頃です。

 

 

 

 

先日、古今のコンセプト住宅

KOKON HUTに住むW邸に数か月振りに行ってきました。

 

 

この物件周辺が開発地で、外構工事を行うにも

周辺環境が定まらない状況があったため、周辺の

概要がわかり次第外構工事を行っていきましょうと

お打合せの段階からしていたので、予想より時間

がかかりましたが、最近その環境が定まり、お声かけして

頂きました。

 

 

家の中と外をどのように繋げるか。

 

家にとって外とどう繋げるかは、

お寿司でいうところのネタとシャリの関係に似てる。

あくまで寿司とワサビやガリの関係ではないのです。

切っても切り離せないのです。

 

要望をお聞きし

一度、事務所に持ち帰らせてもらって山森と熟考する

ことにしました。

 

 

そんななか、ちらっと眼をやるとW邸の木々たちが

まるで昔の木造校舎の小学校のような雰囲気を

醸し出していました。

 

床の色、お引渡しの際にプレゼントした杉の天板のテーブル、

なぜかこのおうちには小学校のこの椅子があります。

だから余計、小学校感があるのですが

いわゆる木々を使い込んだ感じの「アジ」がたまらん。。。

 

私、大好きな感じです。

 

一緒に行った山森も、良いって連発。

ここんちにはやんちゃ坊主が三人。

 

実際には手の油や足の油が混在している状態なのですが

汚れと認識もしないし、嫌じゃないんですね。

 

なんですかね~お寺感や神社感に近い。

 

木の包容力というかおおらかさというか

改めて感じます。

 

こちらは手すり。

自然のテカリ。

 

 

木は新しい状態の木も素敵、

使いこなして色味が変わった木も素敵。

木だからしょうがないって許される愛され力。

素材としてのおおらかさ、そして削って磨いて

新しい木にいつでも戻すことも簡単にできる

安心感も同時に持っている。

 

僕らはこうやっていつも対峙しているけど

木の扱いを知れば、どれだけの長い期間一緒に

すごせるだろうか。

 

是非、みなさんにも木の扱いを知って、こんな

簡単でいいんだっ、こんな適当でいいんだって知ってほしい。

木のおおらかさで大体のことは受け入れてくれる。

 

そこの家にある木の傷やアジの状態が

家族が過去に家でどれだけ楽しんだかっていう成績表。

記憶の形です。

 

 

あ=古今の家に住む人用のメンテナンスブックも

去年から手を付けていますが、いまだ出来ない。。。

 

や、や、やるぞ~。。

 

古今 元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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