いろんな格子
2024.04.13
ここ最近、どの物件でも色々な形で漏れなく採用している格子。
格子一つとっても、材種、色、幅、材のピッチ、縦格子、横格子、、
意外と奥が深い格子シリーズをご紹介します。
飫肥杉を使った格子の横格子バージョン。
見付(正面から見た時の格子の幅)を2センチ
ピッチ(材料の隙間の寸法)を3センチ
この見付とピッチ次第で見え方は大きく変わってきます。
上記の仕様だと奥行き感のある繊細な印象。
こちらも同じ仕様。
作り出す陰影が美しいです。
現在進行中の新築物件の格子。
同じ仕様の縦バージョン。
こちらはこれから着色していきます。
こちらは杉の下地材を格子に転用。
見付3センチ、ピッチ3センチ。
無骨な、より和の要素が強くなる印象です。
色味は古今お得意ウッドロングエコにて着色。
内部はお引き渡ししました進行中
戸建てリノベの格子。
同じ仕様の横バージョン。
瓦、焼杉の和の要素に親和性が高いです。
変わり種、ヒバ材を使った格子。
こちらは着色もしてあり
繊細でデザイン性が強い印象。
新たな試み、キッチン開戸の格子仕様!
米松材、見付2センチ、ピッチ1センチ。
無骨すぎない良い塩梅に仕上がりました。
おまけにこんなのも。
猫ちゃん逃走防止かつ見えるようにした
格子の引き違い戸。
通風と採光はそのままに空間を仕切ることができ、過去採用2物件ともに猫ちゃんのためのもの。
他にも間仕切り壁を格子にしたり、
古今だと床下エアコンの戸にも使っています。
通風、採光を遮ることなくデザイン性もある格子は障子同様、用の美の究極だと思っています。
古今 増島