ひとつひとつ
2024.04.20
すっかり桜の花も散り落ち、季節は春を飛び越え
初夏?なのではというような天気。
暑がり鈴木の車内は既にクーラーガンガンです。
私事ですが、長男がこの春で中学校へ入学となり、
30年ぶりに母校へ足を運びました。
私と同じ1年1組の教室に座る長男を見て、
新たな生活に馴染めるかどうか心配では
ありましたが、昨日無事に部活も本入部となり、
GWを前にして、ようやく鈴木家も一段落したと
落ち着いた風が流れるようになりました。
昨年末から3月末引き渡しに向けて、まさに怒涛の
工事ラッシュで沸いた古今でしたが、
4月に足がはみ出てしまった残工事も
GW前にはようやく片付くような目途がたち
一安心とは問屋が卸さず、
すっかりお待たせしてしまっている次の工事に
向けての準備&打ち合わせが・・・
ひとつひとつ片付けていきましょう。。。
古今では引き渡し前の物件あるあるなのですが、
最後の仕上げは現場監督&設計担当が自ら
調整を行っていきます。
図面では伝わり切らないニュアンスや、
細々した事、どの業者さんにも付随しないような工事
などなど、やること盛りだくさん。
着工前は設計士として、事務所で打ち合わせを
しているので、現場でインパクトドライバーや
丸ノコを汗だくで使いこなす、古今メンバーをみて
「そんなことまでやるんですね・・・」
なんて、よく言われます。
ちなみに古今男手は全員車に電動工具を載せていますw
誰か職人さんにお願いしてしまえば、
自らやる必要もないのかと思いますが、
微妙な手摺のアールの面取りや、
ちょっとした塗料の色合い等、
立ち会ってニュアンスを伝えきれないような
部分を自分でやってしまった方が早い。
と、思ってしまうのです。
先週の増島のブログでも紹介のあった、
格子扉付のキッチン。
キッチンの天板は5mmのステンレス無垢に
シンクを溶接してフルオーダーで製作しました。
溶接部の最終の仕上げは現場監督自ら
納得のいくまで調整しました。
5mmのステン無垢がピーーーっと通ってかっこいい。
色々と初めて尽くしで、あーでもこーでもと悩んで
増島くん右往左往しましたが、
ひとつひとつ仕上げていき
インパクト抜群のキッチンに仕上がったと思います!
明日はこのキッチンのお引き渡し。
次は住まい手さんにしっかりと育ててもらいましょう。
古今 鈴木