みんな頑張れ!
2024.03.24
建築業界の恒例ともいえる年度末のバッタバタに
漏れることなく今年もしっかりと巻き込まれている
鈴木です。
4月からの新年度に向けての引き渡し・引っ越し。
この業界にいる限り逃れることはできないと覚悟しています。
そんな中11年前の3月30日に生まれた
我が家の長男も今年で小学校を卒業。
休んでらんね。。。って中でしたがちゃんと
卒業式にはいってきました。
学校によって違うと思いますが、
今どきの 6年生ってしっかりしてますね。
一生懸命からだを揺らしながら、
歌を歌う長男(まわりの子も同じように)
自分が6年生の時なんて、あんな真面目に式を
やっていなかったと思います。(たぶんめんどくせと思ってました)
そんな長男を見ながら母は号泣されておりました。
現場のほうはまさに最後の追い込み真っ最中。
涙を流す余裕もありません。。。
追い込み真っ最中の【八王子の家】
初めて使用した珪藻土の仕上がりに苦戦し、
頭をさげ工期延長させていただき、
何とか納得いく仕上がりに納めることが出来ました。
(度重なる延長にご理解いただき本当にありがとうございます!)
残る工事は左官がらみのみとなり、日曜日もなく
左官屋さんには頑張ってもらい、なんとか
納める事が出来そうです。
玄関ポーチは古今では恒例の洗い出し仕上げ。
セメントに「大磯」という小粒の石を混ぜて、
半乾きの状態で、表面のセメントを水で洗い流し
石の表情を出す仕上げです。
左官屋さんはどの職人さんも
洗い出し仕上げには苦虫をかみつぶした顔をします・・・
やってみた事はないのですが、
そうとう面倒くさいとのこと。。。
ただ、こんなに綺麗に仕上がるとまたお願いしてしまうのですよね。
写真だとわかりづらいのですが、リビングの床は
モールテックスという伸縮・防水性のある左官材。
何層にも材を塗り重ねていく大変手間のかかる材料ですが、
今かなり人気のある仕上げになります。
写真は2層目を塗り終えた後で、
この後やすりで研磨して、水洗いをし保護材を塗布して・・・・
と、手間がかかりまくります。
外壁のそとん壁といい、古今の家造りは左官屋さんなしでは
出来上がらない仕様となっています。
最後のもうひと踏ん張り、がんばれ左官屋さん!
がんばれ自分!!
古今 鈴木