色々動いてます。
2015.08.31
8月なのになんですかね、この寒さは。
秋が長い一年になるのでしょうか。
少し、さびしい気がします。
さて、そんな中ですが、各物件動いています。
藤沢、大庭の住まい。
エアコン工事を頼まれていたのですが、
大手の家電店や、エアコン業者さんはこの時期強気で
予約も取れないし、金額も高いし、ということで
弊社にそのままの流れでお願いしてくださいました。
ですが、何処のエアコンやさんもこの時期はほんとに
みなさん激務で、ようやく8月末に施工させて頂きました。
エアコン工事の立ち合いと確認含めてお伺いさせて頂いた
際に、玄関横に植栽を植えさせて頂きました。
小ぶりでかわいいらしいです。
マホニアコンフーサ。
南天の一種です。
「難を転ずる」(なんてん)ということで、
縁起のよい植栽です。これだけだとさびしいので
下草も少々。
大きくならず、2m位にまで育ち、乾燥にも強い種で
葉っぱが笹に似ていて、かわいらしい植栽です。
今は小さくてもきっと守ってくれると思います!
続いては、古今のイベントで来て頂いた方の
壁の珪藻土工事です。
今回は、古今の事務所と同じ珪藻土の素の色合いで
100パー天然素材、北海道の稚内にほど近い
場所で採れた(詳しくは言えないのです。。)珪藻土を使用しています。
珪藻土と言っても様々。
実はそこら辺の山々に存在しています。
その中でも、稚内産は最も建築用珪藻土で優秀だと言われています。
その理由は、
珪藻土は、細孔(穴)の大きさからマクロポア・メソポア・ミクロポアの3つに大別されます。
単位は、国際単位系の長さを示すナノメーターで表わされ、1ナノメーター(nm)は10億分の1メートル。ミリは千分の1、マイクロは100万分の1、ピコは1兆分の1です。
稚内珪藻土以外のものは、50nm以上のマクロポアに属します。軽石やスポンジなど、吸湿する力そのものがない多孔質材料と同等の性質のものです。
ミクロポアは、2nm以下のものをいいます。小さすぎる細孔は、吸湿しやすく放湿しにくいため、自律的な調湿がむずかしくなります。
メソポアは、2〜50nmの範囲の細孔のものをいい、吸湿にも放湿にも最適な細孔径とされ、稚内の珪藻土が持つ最大の特質といえます。
こうした多孔質の硬質頁岩を粉砕して、パウダー状にして壁材にしたものが、メソポアの珪藻土です。
珪藻土の山。なかなか見れない風景です。
北海道の会社さんと一緒に、調湿性、施工性を高めた形で
古今オリジナルで作ったものです。
金額は機能性クロスの2倍から3倍くらいしますが
人の気づかないところで半永久的に
室内の湿度を調整してくれます。働きものです。
吸放湿の機能は、日本の伝統工法で用いられている土壁に似ています。
土壁に限らず、木・畳・障子や襖紙などを含め、
日本の建築材料に用いられた材料は、みなそういう性質を
持っています。
高温多湿の気候に対応した日本人の知恵のひとつなんです。
最近ではちょっと珍しい、左官屋さんの腕が必要な材料です。
気候・天候を読んで調整し、丁寧な下地づくりと施工の気配りなど、
昔では当たり前でしたが、今では「手間がかかる」の一言で簡単な
材料に人気が集まります。
世の中の流れではしょうがないですけどね。
この方の住まいでは、既存の壁にジュラクが塗られていました。
僕らのお父さんお母さん現役時代に流行った和室の材料です。
今回はこの壁の上に施工。
剥がす手間がなくなります。
古今の材料は、クロスの上からでも下地処理をしっかりすることで
剥がす手間がなくなります。
我こそは、という人に是非使ってもらいたい材料です。
最後に、またOPEN HOUSEやります。
9/17.18.19.20 木金土日。
シルバーウイークのスタートにかかわるので
日程的には厳しいのですが。
この方たちの住まいです。
古今を盛り上げるため、全面協力して下さるとのこと。
ほんとに嬉しい限りです。。。
追って詳細ご連絡いたします!
絶賛、工事中!
横浜・青葉区・青葉台を中心に、神奈川・東京で
リフォーム・リノベーション・注文住宅をお考えの方は古今へ