OFFでも設計
2015.08.22
みなさまは夏休みをどう過ごされましたか?
今回はちょいと私の休暇のご報告をさせていただきます。
先日、お盆休みをいただきまして家族でキャンプに行ってきました。
毎年お邪魔しています群馬県の湯島オートキャンプ場。
圏央道が繋がったので、すこぶる行きやすくなりました。
嫁さんは下の子(0歳7か月)の面倒を見ているので、
上の子(3歳)のお手伝いという名の妨害を受けながら、
一人でセッセと汗だくになりながら設営をします。
まずは、自分の区画に立ち、
「南はこっちか・・・、川からの涼しい風が西側から吹くな・・・、
地面は北側の方が高くなっているな・・・」
なんて考えながら、日差し・風の向き・地面の状態などを確認し、テント・タープ・焚火台を配置します。
これを怠ると、テント内やダイニングスペースに煙が流れてしまったり、日差しが煌々とあたってしまったり、大変な事になってしまいます。
で、試行錯誤しながら・・・
「完璧だ・・・」
と、自己満足に浸り写真を撮りまくる私に、
妻からの冷たい視線が刺さります。
テント=寝室、タープ=リビング・ダイニング、焚火台=キッチンと、幕体設営と建築設計って似ていますよね。
ただ、キャンプでしたら設営し直せばよいですが、建物はそうはいきません。
設計段階でしっかりと熟考し、日差しの入り方、風向などを上手く取り入れられるようにしなくてはいけません。
お施主様の生活に、設計士としてのアイデア・知識を加えて、
最高の住まいを造っていければと思います。
と、自分の遊びを正当化する鈴木でした。