Tekkin
2016.03.02
巷では杭のデータを偽装した横浜のマンションで、新たに鉄筋を切断してしまっている箇所がある。
なんてニュースが話題になっています。
だからという訳ではありませんが、地盤の事やら鉄筋の事やら耐震の事に関して、
住まい手さんだけでなく私たち造り手も『自分のところは大丈夫か!?」と気になってしまいます。
現在施工中の世田谷の住宅では、まさに今日検査機関による鉄筋検査でした。
木造戸建ての基礎については慣れているのですが、この現場は大きな地下のあるお宅になります。
地下はつまり鉄筋コンクリート造となり、通常の基礎とは訳が違う訳で。
木造の基礎では通常D13とかD10といった鉄筋を使いますが、今回はD25とかD16とかをメインに使用しました。
(Dとは異形鉄筋という意味で表面が凸凹の鉄筋という意味の記号。数字は直径になります)
検査官による入念なチェックが入ります・・・・
それにしても、規則的に並んだ鉄筋ってキレイですね。
コンクリートの中に隠れてしまうのがもったいないくらいです。
『これでもかっ!』ってくらい組んであります。
無事に検査も合格をいただき、コンクリートに埋まってしまう箇所に電気配線を通す管の打ち合わせをしていたところ、
「昔は邪魔なところに、管を出しておくと中に石コロ入れたり、ガムを詰める輩もいたりしたんだよなぁ・・・」
と・・・。
慌てて管の確認をし始めた私に
「今はそんな人いないよ・・・」
1軒の家を造るのには、基礎屋さん・大工さん・板金屋さん・塗装屋さん・設備屋さん・電気屋さん・内装屋さん・タイル屋さん・左官屋さん・外構屋さん・・・等々
多くの職人さんや問屋さん達が係わります。
まさにTekkinの様に互いに力を組んで、堅固な家造りに取り組んでいく次第です。
おっ、珍しくうまくまとまったんじゃね?
鈴木でした。
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