ツナガル
2017.09.04
ついこの間まで真夏日だ猛暑日だと騒いでいたのに急に肌寒くなりましたね。
夏場はポロシャツスタイルだったので、朝のアイロン掛けの儀式から解放されていたのですが、
毎朝慌てて長袖シャツのアイロン掛けに追われている鈴木です。
先日お盆前にお引渡しをさせていただいた外回りの工事を引き続き行ってきました。
今回リノベーションさせていただいたこちらのお宅は1階が店舗でお弁当屋さんとなっていて、
2,3階が住居スペースとなっています。
(施工例写真をUPしましたので、HPをご覧ください→ 『移りゆく住まい』)
寒川町の産業道路というメイン通り沿いにある『俵屋』さん。
交通量も非常に多く、お昼時にはトラックやダンプの運転手さんが引っ切り無しにお弁当を買いにやってきます。
工事材料を搬入に来た業者さんも常連さんだったらしく、
「しょっちゅう買いに来てるんですよ。ここの肉団子が絶品なんですよっ!!」と、ビックリされていました。
そんなお弁当屋『俵屋』の看板工事を今回行いました。
ファサードに屋久島産の杉材を格子状に組んで看板を取り付けます。
この屋久島産の杉材(屋久杉ではありません)は通常の杉よりも多くの油分を含み、外部で使用出来る耐久性を持ちます。
よくウッドデッキで使われるウェスタンレッドシーダーの和風版といったところでしょうか。
今回大工工事をお願いした大工さんは、本体工事中ご主人から
「商工会の仲間で腕のいい大工さんがいるから、今度是非使ってあげてよ。」
と言われて、ご紹介いただいた大工さん。
・・・・・・・・・・・ アレ?
アレ?アレ!!
わたしが以前勤めていた会社の時によくお願いしていた大工さんではないですかっ!!
腕がいいのは百も承知。よく存じ上げております。
ご縁というものはどこでツナガルかわかりませんね。
格子材の面取りをせっせとこなし、組んでいきますと
趣きのあるいい感じに仕上がりました。
最後に看板を付けます。
看板の取付を見守っていると、小学生のお嬢さんが帰ってきて
「すっごい オシャレっ!!」
「あのねこの前、生まれて初めてお友達を家に呼んでお泊り会をしたのっ!!
わたし家にお友達を呼ぶのが夢だったのっ!!
リフォームしてお家が綺麗になったからみんな呼んだんだ。」
もうおじさん泣いてしまいそうでした・・・
ぃゃ ちょっと泣いてしまいました・・・
この件をご主人にお話ししたら、
「俺にはそんな事一言もいってくれないよ・・・」
とご主人泣いてしまいそうでした・・・
ぃゃ ちょっと泣いていました・・・(笑)
鈴木