ゆく家、くる家
2022.12.19
今日はぐぐっと冷え込み、
現場にいると、手足の指先がキンキンと。
本日は午前中から、相模原のリノベーションのお引渡し。
クリーニング後の室内養生がばらされた後の
家を初めて見た住まい手さんご家族は、
それはそれは、こちら側がこっぱずかしくなってしまうくらい
いい反応をしてくれました。
終始、『すごいなぁ~。すごいなぁ~』
と、『語彙力無くてすみません。。。』
なんて言うご主人の反応は、
数カ月の間お付き合いしながら、
一緒に歩ませていただいた立場としては、
これ以上のご褒美はありません。
こちらの住まいは、北側が道路に面して、
南東西は隣家が接近していて、
内見の時は薄暗かったのが第一印象でした。
ただ、先人の奥様はかなりのキレイ好きと思われ、
隅から隅まで、しっかりと手の行き届いた感じでした。
住まい手さんも直射日光が入りづらく、
薄暗い事をかなり気にされていたので、
設計段階では、2階リビングの窓の位置や
玄関廻りの光の取り方等を意識しました。
ただ、リノベーションは出来上がった既存があるので、
広さや採光・採風、景色等をイメージしやすく、
設計という立場は住まい手さんに伝えやすさも含め、
やり易いのかなと思っています。
その代わり施工という立場では、既存との取り合いや
あけてビックリ等、新築よりその場で考える事が多く、
その場の対応力や現場監督・職人さんたちの
力量が問われると思います。
今回も、既存との取り合い・あけてビックリが
盛りだくさんでしたが、しっかりと対応でき、
住まい手さんも古今も
満足のいく住まいが出来たと思います。
(あーだこーだと口出しは色々しましたが、
マスジマクン ホメテマスヨ。)
そんな「ゆく家」があれば、「くる家」も。
先々週辺りから、なんだか新規のお問い合わせラッシュ。
年末に怒涛の新規現地調査ラッシュとなってしまいました。
こんな小さな工務店探してきてくれるなんて、
ありがたい限りです。
年明けからは新築2件も同時進行で始まるので、
わ=========ってならないよう
一軒一軒しっかり整理しながら進めたいと思います。
古今 鈴木