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日々を繋げ!

2023.02.03

古今を立ちあげ準備から

数えて今年の4月で10年。

 

35歳で立ち、日々自分にやれることと

向き合う中で40歳を過ぎた頃に、やっと

自分がどう動けば人の役に立つのかが

ようやく見えた気がしている。

 

心に余裕ができると、余計なことを

考えず、より、目の前の人の住まいにまつわる

悩みや心配ごとに正面から向き合うことができる

ようになって、満足感が高い仕事ができている

気がしている。

 

ただ目線を少し下げると、

自分の許容範囲のことで

目の前のことを少し自分なりに手を入れて、

住まい手の価値に変えていく事、

請け負ったお仕事に対しての責任を

取っていく事は、比較的難しいもの

ではなくなってきているのだが、

そこからさらに同じような価値を、

古今全員で安定的に長期間

届け続けることができるかという課題が

最近目の前をちらちらし出している。

 

それは責任に対しての想いの重さと

建築技術者としての矜持の差。

 

住宅は作り手として責任を考える

期間が長い。

 

環境を調整して、より個人を

フォーカスしないといけない

時期だなと自認していて、

さて、これからまだどれだけやれるかな

と思いながら日々を繋げています。

 

 

【牛久保の家】

 

上棟、前日に棟梁熱出す。

前日まで棟梁と別現場で作業。。。

 

おーい、マジか。

 

みんな陰性。

 

危ないよ。。。

 

豪華な仕出し、美味しかったです。

 

前回の代田のブログにも

ありましたが、代田の気づきで

動き出し、他の方のHELPを

借りながら、右往左往して

まとめるのに

二倍くらい時間かかりました。

 

いよいよ、ここからが

準備してきたものを出していくタイミング。

 

監督の鈴木さん、お願い致します。

 

 

 

 

【北鎌倉の家】

2月中旬の木工事完了目指し、

大工と共に監督業奮闘中。

 

隣家の屋根を超えて

採光を期待したロフト窓。

 

二階からロフトに上る階段。

 

光の方向に向かいながら登る階段が

個人的に好き。

 

曇天ながら、窓の大きさ制限の

あるロフト窓(ロフト面積の1/20)で

とても高い効果をもたらせてくれています。

 

石膏ボードが張られると

壁や天井への反射の良し悪しも評価

出来るようになるので、

晴れていると

もっと直接的に、階段室と

ロフトに採光が期待できます。

 

うん、GOOD。

 

 

 

もう一つ、大工さんと

いつもの反省を生かし、

新しい手摺の形。

添える手摺。マイブームかもしれない。

 

ロフトから二階、

二階から一階に降りる際、

人は内側周りをする。

 

外側(写真右側)

には別途、木の手摺を

付けるのだが、内側は

壁になるので、仕上げ材の

クロスか珪藻土、漆喰が

壁材になる。

 

階段を降りる際は、そこに

自然と壁に手を添えるように

人は降りてくる。

 

そこがまあ手垢で汚れる。

 

なので、今回は壁に

木を埋め込み、添える手摺を。

 

手を添えて、ここを支点にクルっと体を回転。

 

降りやすい。

 

図面でも似てる感じで表記していたが、

やはりこういうのは現地で

大工さんとあーだこーだ言いながら

高さを設定し、形を相談し、

取り付けていく。

 

腕のいい設計士なら

図面上で正確な指示を出せるが

それは能力的に無理なので現場で補完。

 

自分の納得感、やり残した感

を残さないようにするための

大事な現場作業。

 

人の動きや暮らしやすさに

フォーカスした造作の一つ。

 

こういうのはやり続けたい。

 

 

 

【青山の家】

 

 

【鵠沼神明の家】

家の在り方、デザインのほかに

HEAT20 G2を超える温熱環境など

より施工面で細かい現場実現性が求められる

苦しくも楽しい気合の入る物件が続きます。

 

古今でも

耐震・温熱・デザインが整うことでしか

生まれないような家が求められてきてるのを

家つくりの打ち合わせ通して実感しています。

 

設計力もさることながら

上記に書いた施工面での細かい現場実現性

が担保にないと作れなくなってきていて、

まともに家を作れる様になるには

これ新人から何年かかるんだろうと。

 

もう表層的な見た目のデザイン

やスケジュール、材料手配の

現場管理だけでは

決して整うことのない

レベルです。

 

なので、

建築技術者として

損得ではないところでどう動くか、

というのがこれから繋げていく日々の

指針のような気がしています。

 

もちろん損得とか言ってるけど

一定の利益は上げないと、

精神衛生上、落ち着いて向き合えなく

なるので最低限必要な粗利は稼いでいく事は

必須だが、私たちも年齢が上がってきて

いるのに、求められることが増えて肥大化

してきている。

 

体力的に難しい時代になってきた

なあと。

 

憂う。惑う。40代。

 

そんな日々を繋げていっています。

 

 

古今 元井

 

 

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