交差点みたいなところ
2020.07.03
油断できない日々が続いてますね
早速余談ですが、私は、持病のお薬をもらいに
定期的に同じ持病を持つかかりつけ医の元へ
行っています。
いつもそこでは体を見てもらう以上に
お互いの業界動向の話をしたり、男同士の話を
したりと、いつも息抜きになっています。
開業医やクリニックも最近のことで
相当のダメージだそうで、
医者といえども、家賃の高い場所での経営、
スタッフの多いところや、往診しない病院は
粗利残らないレベルの所も多く、院長の懐には
一切入らないレベルになっているそうです。
実際には相当、もっと生々しい話をしていて
ここではなかなか書けないのですが、
私もコロナで感じていましたが、もっと
オンライン診療できないのかと常々思って
いましたが、オンライン診療は診療報酬が
半分だそうで、当然、経営がひっ迫している
病院はそれをしていけば、負のスパイラル。
病院だってボランティアではなく、一つの会社。
しないよね。
まじで中抜きしてる余裕があんなら
こういうトコロに税金使って
せめて一般診療と変わらない診療報酬で
医者が真っ当な対応に当たれるようにしろよって
怒りを覚えました。
どこの国にもきっと不平不満は
あるだろうけど、人間と一緒で
こういう時に本当の人格が現れる。
魑魅魍魎にしか見えないよ。
和泉の家
大工工事が佳境。
造作工事に取り掛かっています。
ダイニングのベンチ周辺。
東を向いた天窓から優しい陽光が
落ちてくるダイニング。
天窓付き生活スペースは、二階の特権。
全天候型で、電気開閉式。
雨を検知すると自動に閉まる。
階段スペースに隣接し、ここを
透過して、1F玄関に柔らかい光を
落とす。
併せて、ここを通過して
煙突効果で1Fから天窓に通風
を促す。
天窓は本当に家の性能を変えます。
うまく使いこなしている家は
往々にして調子いい。
いつも思ってます。
窓の向こうには、お隣さん緑の借景が
あり、この窓に障子をつけ、ベンチを製作し、
古今のオリジナル杉テーブルを設置。
きっとここも気持ちいい空間です。
古今の打ち合わせスペースも
天窓のおかげで照明いらず。
猫がその空間で気持ち良い
場所にいるように、私も吸い寄せらるように
コンビニ弁当をよくここで食べてます。
寝室に天窓
セオリーの階段上の天窓
右側には二階ワークスペース。
くり抜き開口と上部から自然光が届く。
天窓好きです。
最近は、直感で把握するのを忘れて
分析癖がエスカレートしてるように思う。
自分で調べて、自分で疑問を持ち、
それに対して知見を経て自分で納得する
作業は怠ってはならないけど、それをまるで
鵜呑みにしたら本質を見誤る。
そんな、なんかいいな、気持ちいいな空間、
家においてはほんと大事。
自然と居座りたくなる作り、もっと。
こんな世の中だからこそだろう、最近の
古今に来て下さる方々のお話を聞くと
一様にみなさん、自分たちの気持ちよいに
以前より正直になっている気がします。
カッコつけではなく、用の美を求め、
自分たちの暮らしに正直に寄り添う形
をより求められている気がします。
私自身も、みなさんに喜んでもらうことと、
自分たちが生き生きして嬉しいことと、
その交差点みたいな場所で仕事がしたいって
より強く思うようになっています。
世の中、こんな感じだけど、どこかで
素直になれた部分があるように思います。
折角の気づきに背中を押してもらい、
明日からも。
元井