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景色は棲みつく

2020.10.02

最近、世の中は小康状態?平和になった?

でも、センシティブな人はまだまだという。



なんだか世の中、慣れというかなんというか。



陽と陰、光と影。



明るい方の電信柱から影がのぞいてる感じ。



まだまだな状態で冬を迎えます。



家の居心地の大事さをまた痛感する冬になりそう。

自分の好きな場所で、温かい冬を。







さて、和泉の家を施工事例にUPしました。



家にはその場所その場所で一番気持ちの良い

季節や時間帯がある。



残念ながら施工事例では、

撮影の日が曇りの時もピーカン晴れの時もあり、

撮影できた時間帯・季節によっても撮れる

写真が全く違い、その場所の一番気持ちいい景色を

切り取れているわけではなく、致し方がなく

その時間帯のその場所を撮影していることが多々ある。




和泉の家の窓辺

朝の窓辺 撮影の日の写真



昼過ぎの窓辺 携帯で撮った たまたまの昼過ぎ





和泉の家にとってこの場所は、リビング。



僕は昼過ぎに撮影した写真の時間帯

の景色と空気感が良いと思っている。


ここの家の住まい手も同じことを言っていたが

実際に夏には、この窓から入る南向きの風が

すごく居心地が良く、窓の位置だけじゃなく

勾配天井なども含めた場所の設計が

うまくいったなあと思っています。









対して、ダイニングとなるこの場所は、

天窓からの優しい光、障子のある窓から

隣地の緑を通り過ぎた朝日が気持ち良く、

朝がこの場所は一番居心地が良いと

思っている。




私たちは実際に家を作っておきながら

その家のその場所のその季節のその時間帯しかない

空気感や景色を知らない。



その景色があることを知ると

住まい手しか見れない領域と認識しながら

嫉妬に近い悔しい気持ちになっていた。




先日、yahooのインタビューで

代表作の「住吉の長屋」の住人で例えながら

建築家の安藤忠雄さんが語っていました。



真ん中に自然が入ってくる。いいですよ。

だけど、暑いし寒いし、雨も入る。不便ですよ。

でも、住みやすいか住みにくいかは、住み手次第。

『住吉』の施主はもう45年、そのまま住んでおられますよ。

中庭から天を仰いで、いい空やなと。

幸せや居心地を自分で見つけている。



その時間の風景を、心の中に残す。


そんな記憶の積み重ねの上に住みながら、自分の家を

自分なりの価値観でつくり上げていく。


そうしていくたびに、建築(家)は人の心の中に棲みつき、

その人のものとなっていくと。





安藤さんのこのインタビューを聞いて

その時間の風景を住まい手が知ったということは、

住まい手の中で、自分たちが作った家が

記憶や心の中に棲みつきつつあるという状態

なんだと思うと、なんだかその景色を作れたことが

急に誇らしく思えました。




今日、OBからメンテの依頼とともに

この場所はこの季節が一番気持ちがいいかもです

っていうメールが来ました。


きっとあの場所かなあと妄想しながら、

自分たちの役割の大きさを再認識させていただいてます。



元井






























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