土地はなまもの
2021.05.21
『古今のお客さんはこんな感じの土地好きだね~』
基礎屋さんの頭から言われた一言に
本当に皆さんよくこんな土地探されて
来るよな。。。と改めて思いました。
今月から基礎着工し始めた、町田市の新築工事。
工事着工前に増島と草刈り機片手に、
意気揚々と出向いたものの、
これはもはや木なのでは?と背丈ほど伸びた草や、
機械に巻き付きまくるなんかの弦。
開始10分で、実家から借りてきた草刈り機
(ワイヤー式)では太刀打ち出来ないと、
外構屋さんに泣きながらお願いの電話をしていました。
この町田の住まい手さんは、
初めて古今ショールームで家づくりのお話をした翌日に
この土地を探して見に行き、
ここで決めようと思う。と連絡いただき、
あまりのスピードに面くらった記憶があります。
こんな土地探し・中古物件探しは稀な事。
いま古今にお問合せいただいている方々も、
これにはかなり苦戦されています。
もう、3年程前に完成引き渡しを終えた相模原の新築。
景観の素晴らしい、みどり豊かな100坪の土地に
ポツンと建つタイニーハウス。
住まい手のご夫婦は、初めて古今でお会いした日から
3年近く土地探しをし、ようやく住まいを建てる事が
出来ました。
その3年の間にも何件も物件を探され、
・隣にでっかい倉庫が出来ちゃったので×
・他の方が先に申し込みされてしまったので×
・ロケーション抜群だが、そもそも建築不可地域で×
等々
最終的にはご主人が休みの日に、周辺を散策し
気に入った空き地があったら、
周辺の住民の方に土地の持ち主を聞き、
直談判しに行くという、
荒業でこの土地を探してこられました。
住まい手さんの執念と情熱には、
本当に敬服いたします。
これもコロナの影響で、住まいに対する関心度が
高まる中、土地・中古物件の引き合いが高まり
巷では物件薄の状態が続いているようです。
物件探しは 立地・状態・金額 等々と
自分たちに合ったものを見付けるのは
本当に一苦労。
見付かったと思ったら、先に買われてしまう・・・
と、どん底に落とされる事もあると思いますが、
相模原の住まい手さんみたいに、
『あの苦労はこの家に出会うためにあったんだよね』
と、言える日を願い
もうひと踏ん張りしてみましょう!
きっと自分に合った場所が見つかるはずです。
その時は、電光石火で決めていきましょう!
古今 鈴木