『ふつう』とは
2016.02.01
あっという間にもう2月。
今年に入って寒い日が増えてきましたね。
皆さん、いかがお過ごしですか。
しかし、先日は想像以上に降りましたね。
雪。。。
古今が初めての雪化粧となりました。
さすがの植木たちも雪の重みで折れてしまったり、
かなり地面に付く程おじぎしてしまったり。
焦って雪を下すものの、重そうな姿は変わらず。。。
しかし、数日後にはほぼいつもと変わらぬ状態にまで
顔をあげていました!!
またまた自然の力、生命力に驚かされます。
そう思うと、やはり人も健康が大事だと思い知らされる日々。
「健康第一」「無病息災」・・・
昔の人の言葉は、ホントに深い、そして納得させられることが多い。
と言うのも、去年は自らも含め、家族がダウンすることが多かったので、
とてもソレを感じることが多い年でした。
皆さんは、こちらをご存知ですか?
正直、余りこういう事には疎い生活をしてきたので、
初めて見た時はちょっと驚いた代物です。
「人形」「車形」と呼ばれるモノ。
半年毎に神社で行われる「大祓」という行事で、
罪や穢れを祓い落とし、新たな年を迎えるために心身を清める、
というもの。
この人形、車形を身体や車に撫でてから納めるんですね。
去年は、夏の暑さに耐えて、元気に過ごせるよう祈念する
「夏越大祓(なごしのおおはらい)」を逃した為?!か、
色々多難があったので、大晦日の「年越し大祓」は
キチっと、納めて参りました。
やはり、人も身体という、一番身近な自然の力には逆らえない。
今年は少しでも、健康で、『ふつう』に暮せたら良いなっと。
しかし、この『ふつう』がクセ者で。。。
建築でいうと、奥行というか、幅も厚み(高さ)のある
言葉ですよね。
『ふつう』に暮らすことの幸せ、ありがたさ。
ある時、何十年ぶりに聞いたこの曲に
ぐっと、キテしまったんですよ~(笑)
皆さん、きっとご存知の方も多いはずのこの曲です。
♫(省略)
いいな いいな
にんげんって いいな
おいしいおやつに ほかほかごはん
こどもの かえりを まってるだろな
ぼくもかえろ おうちはかえろ
(省略)
いいな いいな
にんげんって いいな
みんなでなかよく ポチャポチャおふろ
あったかい ふとんで ねむるんだろな
ぼくもかえろ おうちはかえろ
(省略)
「にんげんっていいな」という曲のこの歌詞!!
この当たり前の『ふつう』こそが、何とありがたい事か。
3.11の震災以降は、特にコレを感じてならず。
この歌詞の中の行為が為される場所は、「住まい」と言う器な訳で。
そう思うと、「住まい」を作る私たちの仕事こそ、
素晴らしくありがたい事だと、再認識する次第です。
皆さんにとっての『ふつう』が『ふつう』に、
長く安心して嗜める住まいを提供出来たら、
それが一番素晴らしいのかもしれない。
非日常を味わえたり、今以上の良い暮らしがしたい、
と言う要望に応えるのも、無論この仕事の醍醐味でもありますが、
そこにはきっと暮らしの基本となる、『ふつう』があってのこと。
この『ふつう』は百人十色であると言っても過言ではないと思う。
暮らしの中にある、価値観や習慣、それは絶対しも同じは無いと思う。
だから、この仕事、一つとして同じモノはありません。
あなただけの「住まい」を、一緒に作っていきます!!
今年、初のブログという事で、
今年もどうぞよろしくお願い致します。
古今 山森
横浜・青葉区・青葉台を中心に、神奈川・東京で
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