古き良きモノ
2017.08.24
やっと晴れ間が見える日も増えてきましたが、
ムシムシとしていますね。
お盆休みも終わり、そろそろ幼稚園や学校なども
始まってくる頃でしょうか。
他のスタッフに比べ、私だけは子どもの保育園の休みが
ガッチリ1週間もあったので、しっかりと休みを頂きました。
毎年、今は亡き祖母の家だけが現存する
長野県の南木曽(なぎそ)という地域に
お盆行事の為に帰省します。
祖母の家は、古くから中山道にいくつも点在する一つの
妻籠宿という宿場町のすぐ近く。
8月13日の夜、一斉に「迎え火」を焚いてご先祖様をお迎えします。
各々の家の玄関には盆提灯が吊り下げられ、
下の宿場町は写真のような、風情ある風景になります。
16日、仏様を送る「送り火」が焚かれ
来年までの無事と健康を祈りながら、ご先祖様を送ります。
さらに、祖母のところでは、毎年提灯の和紙に絵を描いて
竹の枝に立てて、お墓に飾ります。
息子は隣の子どもらとの遊びが楽しくて、今年は何も描かず。。。
電車が大好きな甥っ子がかっこいい絵を描いてくれました!
年々、レベルアップしていく絵を見ながら、
子どもの成長と、この祖母の家の歴史も感じます。
もう築100年近くになる祖母の住まいには、
さずがに歴史を感じさせるモノが沢山残っています。
漆の入れ子を並べて見たり、
この地域のソウルフード、五平餅や古いお盆や器で
古民家カフェごっご。
今年も田舎でしか体験できない、
ゆったりと流れる空気感を感じながら、
有意義な時間を過ごしてきました。
やはり、毎年この場所に来ると、
長い時間を過ごして来たモノの佇まいというか、
表情の深さに吸い寄せられる気がする。
そんな事を感じている中、
義姉が「諏訪に素敵なお店があるから帰りに寄ってみて」っと、
素敵なお店を教えてくれました。
「ReBuilding Center JAPAN」 という、
もう壊されてしまう建物の古材や建具、
古物や家具などを販売しているお店です。
たまたま、私も以前にTVで特集しているのを見て、
とても気になっていました!
とにかく、店内はあるわ、あるわ。
古きモノ達。
とにかく多種多様なモノ達がひしめきあいながらも、
各々の存在を存分に出しながら、
息を吹き込んでくれる人を待ちわびているようです。
1Fのカフェには、これまた古き建具たちを並べた壁が
モダンながらも、どこか懐かしい雰囲気。
こうやって、多くの「住まい」が
また違う形や地域、人に渡り渡って、
新たに、価値を見出していく事はとても共感できる。
また、何か自らに課題を与えられた気がした休みでした。
では、最後に恒例になりました、
お花屋さん「Konita」さんの9月日程のお知らせです!
9/2(土)、3(日)、7(木)、8(金)、15(金)、16(土)、
18(火・祝)、29(金)、30(土)
以上です。
明日、25(金)~26(土)も営業していますので、
お立ち寄りくださいね!!
山森
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