空間の彩
2018.03.16
今週はありがたい陽気が続きましたね!
目に映る風景が色濃くなってくると
身も心も、自然と緩んできます。
菜の花も見事に満開!
フルーツ好きの息子にはタマラナイ!!
真っ赤な苺も少しずつ手が出し易い値になってきました。笑
家の中でも、自然と旬を感じられてきましたね!
毎年、この時期になると我が家にやってくる
土筆たち!
今年は多いな~~~。苦笑
はかまを取る作業は、男性陣にお任せして。笑
しかし、土筆はスギナの子?!などとも
よく言われるそうですが、
実際にはスギナは花が咲かないので、
土筆がその花の代わりなのだとか。
実際には地下茎で繋がっているらしいです。
ってことは、スギナはどうやら花粉症に効果があるらしいので、
土筆も似た効能があるのかも?!
花粉症の症状はさほどでは無いけれど、
日によって少し疑わしい身としては、
ちょっと気になる。
あの細身の姿からは想像が出来ない程の
アクをガッチリを放出してきますからね。。。
茹でた後も水に浸してアクを出さないと
苦味が気になります。
やはり、春という季節は、苦味あるものを食して、
逆に要らぬモノを出して、
元気を頂くの良いですからね!
フキノトウも一緒に摘んできたので、天ぷらにしたら
土筆よりフキノトウを口にしてましたが。。。
5歳児には、土筆の方が苦く感じたようです。笑
・・・っと、こんな風に日常の中で
住まいという空間は、意外と自然に色取り取りなモノ達で溢れ、
表情が出てくるものです。
なので、やはり個人的には、シンプルな
他にジャマしない程度の空間が好みではあります。
そろそろ引き渡しが近づいてきた町田市のリノベ現場も
そんな空間に仕上がってきました。
<LDからキッチンを臨む>
まだ養生が敷いてあるので、床材は見えませんが、
杉の無垢材を採用したので、
柔らかな素材感が上手に空間の表情に貢献してくれそうです。
ほんのりグレーの入った白い自然素材壁紙に
ワランベニヤの天井。
余り見えませんが、かなり可愛らしいサイズの廻縁に
H25mm程の巾木。
奥のキッチンの壁面はモルタルで
ムラも余り出ずにスッキリとした印象に仕上がっています。
<LDからFREE SPACEを臨む>
元和室だった空間も、同じ床材で連続性を持たせて、
フレキシブルに使える空間にしています。
構造的に必要な梁を敢えて活かしたデザインで
緩やかな境を存在させて、そこにも色味を乗せています。
そのFREE SPACEの天井には
ちょっとしたコトなんですが、
少しでもこのレールの存在感をなくす為のひと手間を。
敢えて、1.5cm程の厚み分を埋め込んでももらっています。
手掛けてくださった大工さんも「こういうのが楽しい!」
っと、笑顔を対応して下さいました!
こういった職人さんの心意気があってこそ、
良いモノができているのは、本当に有難いです。
本当にありがとうございます!!
そして、続いて古今社屋に程近い、新築の現場。
建具の取っ手も存在感を最小限に。
天井の梁も実際の高さの一部だけを見せて、
重くなり過ぎず、程良い品が漂います。
ここは、何度かお話している
NL&DESIGNの丹羽先生の設計ですが、
このシンプルさはとても共感できます。
階段を上がってのゆとりある空間に設けられた
造り付けの収納には、お施主さんのお人柄が
反映したモノで満たされ、様々な使い方が成されていくのでしょう。
直に床に座って、本を手にしてゆったりと。
吹抜で下と繋がった、こどもの楽しくて仕方のない遊び場に。
大きなサッシから差し込む光りが、
その時の天候や時間を、季節感を
自然に、無意識に感じさせてくれる空間なのだと思います。
そういう、外の自然の流れを上手く取り込んで、
五感で感じられる住まいは
住まい手さん達で、そのご家族のオリジナルの色に彩られていく。
そんな空間がやっぱり理想だと思っています。
だから、やっぱりシンプルで良いかな。。。
そういった空間にこそ、
こういった息づいたモノ達が
気持ちよさそうに居るのは、自然と安らぎを頂きます。
Konitaさんのミモザのリース。
春満開です!!
どうぞ、下記日程に古今ショールームにて
春を満喫しにいらして下さい!
<Konitaさんの今後の日程>
●3/28(水)~30(金)
●4/9(月)~11(水)
●4/25(水)~27(金)
山森