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木々の日々

家づくりについて古今の想いを日々綴っております。

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コロナの影響

2021.03.20


大工さんのビリッビリに痺れる天井の仕上がりは

どんな感じに納まったのだろうと、

気になりながら早一週間。


写真の入れ替えを忘れてますがな。

増島君。。。


(私は写真を見せてもらいましたど)




ということで、同じく羽目板のネタを少し。


こちらもビリッビリに痺れる

現在進行形の青葉区のマンションの工事。(笑)




大きく吹き抜けた空間を利用して、

鉄筋コンクリート造の中に木造軸組み

を造り、マンションなのに室内足場まで組み

ようやく天井の板張りが完成しました。





床材には節の入った材料を多く使用しますが、

天井の羽目板はやはり節無しの材料が合います。

天井や壁の内装材とのメリハリが効いて、

空間に キュ っと締まりが付くといったところでしょうか。




もちろん好みのにもよりますが、

節ありの羽目板ですと、どうしても

ザ・山小屋

といった印象に引っ張られてしまいます。

(山小屋も好きですがね)

古今の設計では、この 栂羽目板 (ヘムロック)

を多く採用しています。



木目もキレイで癖が無く、

レッドシダー程主張もしない、

使いやすい品のある材料だと思います。


過去にはこんな事例も同じ材料を使っています。



ね。キレイでしょ。





ですが、この栂の羽目板に危機が!


いわゆる、SPFと言われる



S=スプルース (栂もここに含まれます)

P=パイン (松ですね)

F=ファー  (モミの木)


は、ツーバイ材という材料の主な原料で使われています。




ツーバイ材はツーバイ工法と言われる建物の

主要な構造部材で、

アメリカの建物で多く使われています。



このツーバイ材がコロナ禍の巣ごもりの

影響でDIYが過熱し、

アメリカ国内での需要が増えて、

輸出分が制限されてしまうという事態になってます。



そんな事あるかぁ~?

と高を括っていましたが、

材木屋さんも建材屋さんも同じ答え。



古今もコロナ禍以降、巣ごもりの影響で、

家での過ごし方について

改めて考え直す方が増えたせいなのか、

沢山お問合せをいただいていますが、

まさかこんなところに影響が来るなんて。




仕様が決まっている設計段階の物件などは

先行して発注を行い、

材料の確保に追われています。



まだまだ終息の見えない不安定な情勢ですが、

先を見通す目をもって、

一歩一歩進んでいきたいものですね。



古今 鈴木

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