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何を磨くか

2021.10.01

明日、ワクチン二回目。

 

ダウンするのか、しないのか。

 

 

私の人生の中で、「はい、ラッキー!」っていう

 

側に何か振れたことは一度たりともなく、

 

駄目の方にほぼ100%で振れる。

 

 

こういう場面に出くわすたびに、さすが

 

俺の人生らしいわと不思議と腑に落ちている。

 

 

今回のワクチンの副作用はラッキーアンラッキー

 

ではなく、体質の問題だと思うので、また

 

別の振れ幅があるとは思うが、どちらに転ぶか

 

少し胸がざわざわしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

胸がざわざわといえば、

 

台風の影響が一番ある日の前日に

 

木製サッシを納入日にしていた現場。

 

 

2021年から2022年のすみれが丘の家

 

木製サッシはオーダーの為、2か月前発注。

 

日程の操作は難しい。

 

 

合わせて、木製サッシが85㎏近くあるので

 

搬入人数も押え、仮置き、一時置き、

 

枠を仮固定、サッシ据え付けなど

 

まあやる事が満載で、どうサッシを搬入して

 

どう振り回して、どういう段取りでっていう

 

部分がほんとに大事。しかもここんちは二枚セット!

 

 

 

 

そこに来て、台風。

 

 

 

はい、でました~、アンラッキー側。

 

 

 

一週間前、台風発生。

 

→関東来そう。やめろやー

 

 

 

3日前、猛烈な台風。

 

→関東向かう。

 

太平洋側に逸れろ~

 

 

 

 

前日、施主のHさんと電話で、

 

右に逸れろっていう念を送ってますと

 

言い合う。願いあう。

 

 

 

 

 

最悪、雨が降っても多少

 

風が吹いてもいいように

 

ガラスに吸い付く吸盤の持ち手を

 

用意したほうが、滑るということに

 

対応できるなと思い、4つ用意。

 

 

 

 

当日、雨がぱらついてますが、

 

風にあおられることもなく、

 

決行!

 

 

 

 

変な汗を一杯かきました。

 

取付の際も、一筋縄じゃないね。

 

 

 

大工さんとあーだこーだ言いながら、

 

臨機応変な多少の加工も含みながら、

 

設置できました。

 

 

 

 

このお家は、L字の形状をしていて

 

真ん中の入隅柱を中心に左右に引き込む。

 

 

左右に開けば、3m程度の大開口となり、

 

この近辺が、お庭と家を繋ぐ、

 

外でもない内でもない中間領域となる。

 

 

 

 

日射と雨を防ぎ、雨の日すら、

 

夏場の日射がキツイですら

 

気持ちの良い空間。

 

 

 

 

家はこの部分がどうしっかり

 

作りこまれているかが、

 

目に見えない居心地というものを生む。

 

 

 

 

数値化がもしかしたらできるのかも

 

しれないが、

 

周辺環境、壁の面積、窓の面積、天井高さ、

 

軒の出、庇の出、目隠し、家の中での配置、

 

庭のレイアウト、デッキの大きさ、etc…

 

 

 

 

条件は様々だ。

 

 

 

 

シェルターとも言える、という装置の中で

 

人を自然の一部に戻すような、またはそれに

 

繋がる仕組みを家の一部に組み込む事が

 

どうできるかが居心地を生む最大の鍵で、

 

そこに加えて、ハード面ソフト面の

 

煩雑な情報や物事をいい塩梅で整え、どこを

 

落しどころにして、どう目に見えないものを

 

生むかは、正直、経験しか役に立たないと思って

 

います。

 

 

 

 

僕は僕なりに思慮できることをやろうと思う。

 

結果が見えるのは、来年の冬。

 

 

 

 

日向に猫が集うように、

 

この場所も住まい手家族が自然と集う

 

場所になればと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人と話していて

 

建築業界も自分が気になる何か、

 

ではなく「誰かが良いと言っている何か」

 

に取り付けれたように、熱心な人が多いよね

 

っていう話をしていました。

 

 

 

 

やっぱりそういう意味でも、

 

自分でちゃんとその周りで

 

起こった喜怒哀楽をちゃんと経験して、

 

自分の肌感覚にすとんと落ちるような

 

経験を通じた理解をしないと、

 

残るのは結局、表層的な上辺。

 

 

 

 

 

こういう上辺が積み重なると

 

正直に人に伝えられなくなるし、

 

当たり前だけど、作るものが嘘に

 

もなってしまう。

 

 

 

 

虚栄心、良いものの偶像ばかりを

 

磨いて、自分の矜持みたいな部分が一向に

 

磨かれないのも、なんだか

 

無駄に思えてしまう。

 

 

 

 

極端かもしれないけど、

 

こういう場面、流れに巻きこまれそうに

 

なっていくとき、今の判断は、子供のころ

 

こういう大人ってかっこいいと思えたか?

 

っていうトコロだったりします。

 

 

 

 

自分自身はどの年齢も、自分が思い描いていた

 

よりはずいぶん精神年齢が子供だなと

 

感じているから余計かもしれないが、

 

自分よりも年下の世代の人たちに

 

まっすぐにちゃんと目を見て物事を話せるか?

 

っていう部分を意外と大事にしてる自分に

 

気付きます。

 

 

 

 

 

何を磨くかを間違えたくない。

 

 

古今 元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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