来今
2022.11.13
3人の大工さんが入れ代わり立ち代わり、
ようやく木工事完了が見えてきた相模原市戸建てリノベ。
築年数なりの建物を補修から始まり、
耐震補強、サッシも半分以上は入れ替え。
混沌としていた梁組みを整理し補強、寄棟なりの勾配天井に梁を表し。
断熱から床下と天井には気密シート、階段も新たに架け替えたし、、
やれることは全部やって仕上げ工事に移ります。
既存の柱を化粧材で巻き、
ここを起点にガラス入りの引き込み建具がつきLDK側に。
欄間から望む梁表しの勾配天井、羽目板が貼られた平天井。
これだけで大工さんの苦労が垣間見える一枚。
もう少し余裕のある納まりにすればと今になって少し反省しました。。
経年によって柱や下地材に狂いが生じている事を常として施工する中で、
新規で作る造作よりもこういう所に作り手の気持ちが感じられる気がします。
ここから仕上げ工事に引継ぎます。
すでに内装屋さんには天井の写真を送り付けてあり、
戦々恐々と乗り込みに備えているようです。。笑
事務所前の銀杏並木も色づき始め、
暗くなるのも早くなりましたが、
本格的に寒くなる前にお引渡しできそうです。
打ち合わせは何の滞りもなく進み、
工事の申請と業者段取りに
紆余曲折あった戸塚区マンションリノベ。
何とか来週着工を迎えられそうです。
こちらは寒さも和らいでくる時期に
お引き渡しを目指します。
増島健人