多忙は怠惰の隠れ蓑

2018.11.29

師走らしい日々になってきました。

毎年おんなじこと言ってる気がする。

ていうか夏ぐらいも師走みたいだったし。

 

師走は今年の事は今年で処理するという

制限のあるまた違ったチャンネルの

忙しさもあるからですかね。

 

 

 

数年前ぐらいから勝手に敬愛する

糸井重里さんの言葉に有りました。

 

「多忙は怠惰の隠れ蓑」

 

という言葉。

 

 

要は、忙しい、というのは良くも悪くも

目の前のことに集中している訳で、

ある種の満足感や達成感を味わうことが出来る。

 

しかし、本当に「大事なこと」や

さらに言うと「なぜ?」とか「未来のこと

が全く考えられなくなってる。

 

目の前の忙しさで一杯一杯になって

なぜ忙しいのかという根本的な課題の解決

をせず、忙しいを隠れ蓑にしてやり過ごしてる

誤魔化している状態ともいえる。

 

現場でわしゃわしゃしている時、

お金の計算とか事務作業で忙しい時、

忙しいって言っている人を見るとき、

忙しいって自分の顔に出ちゃってんな

って思う時、いつもこの言葉を思い出す。

 

でも思い出すけどあまりにも忙しさに

負けて、怠惰でもいい! 今は!

って思いながら、忙しい顔してるとき

もある。

 

自分で解かってやってるんだ!って

言い聞かす。

「無知の知」ということにして

自分を丸め込んでたりもする。

 

たぶん、こんな葛藤があるだけまし

って事ですよね。

 

ましなのか?

 

とりあえず、

「多忙は怠惰の隠れ蓑」

だなって思った時、これを思い出してる

間はまだドンマイ状態だと勝手に思う

ので、その時は深呼吸をして手と頭を

再起動できればと思っている。

 

 

綾瀬の家(KOKON HUT第二弾)

地盤改良を終えて、基礎工事真っ最中。

地鎮祭の時に、綾瀬の五社神社さんから頂いた

土地の神様を鎮める鎮物を基礎内にIN。

 

12/中旬の上棟に向けて、やることやっていきます。

 

 

港北:S邸 ワンルームリノベ

以前のブログで紹介した解体前の落書き壁の物件

先日、私は別件で立ち合えなかったのですが

無事にお引き渡しが完了。

 

色味は当初の住まい手さんの要望よりも

少し明るくなりましたが、最初から

色味を塗装で載せるよりも、木の焼け

を待ってじっくり色の変化を味わって

行きましょうと現地での色打合せにて

摺合せが出来たことで、素肌感のある

仕上がりとなった。

 

後ろに控えるサッシとの割り付けが合わず

障子に映るサッシの桟の影がどのように

出るかなと皆で懸念してましたが、

思ってたよりも気にならず。

 

まずは、喜んで頂けたようで本当に良かった。。。

 

ここに暮らしが入って、初めて僕らの仕事の

価値が見えると思っている。

 

使い勝手や素材感。

小物が入った時の雰囲気。

 

この時に初めて自分たちの結果が見える。

 

2割ビビり、8割楽しみでしょうがない。

 

Sさん、今度こそいらっしゃるときに

手土産もってお邪魔します。

 

 

さて施工事例。写真は撮った。

うちの鈴木君の施工事例UP待ちです。

しばしお待ちを。

 

元井

 

たたみ の かほり

2018.11.23

 

こんにちは。鈴木です。

 

アラフォー男子には急激なこの冷え込みが身に沁みます。

 

背後霊でも背負っているのでは?と思うほど、肩が重たいとです・・・・

 

 

ですが、そんなことでへこたれていられません。

今年もあと一か月ばかり、

楽しいお正月の為に全力疾走して、燃え尽きたいと思います!

 

 

 

 

先日、また一人かわいがって育てた娘をお嫁に出しました。

 

 

 

 

これはお嫁に行く前日の物語です。

 

 

 

この洗練された美しプロポーション(笑)

潔さを感じます。

 

 

 

しっかりとお嫁に出しても恥ずかしくない子に育ってくれました。

 

 

 

そんな結婚式の前日、最後の工事は畳の新調です。

 

 

 

納品されると家中に香るイ草のかほり。とても癒されます。

 

畳屋さんの雑談では、畳イ草の香りはイ草の香りと泥染めの香りが混ざって、初めて出るとの事。

こんなにいい香りなのに、香料では再現出来ないそうです。

 

 

以前に和紙畳メーカーの営業さんに聞いたところ、

和紙畳にイ草の香りを付けようと開発を進めたそうですが、

結局再現する事が出来ず諦めたとの事。

 

【たたみのかほり】なんていう芳香剤あったら売れると思うのに残念です。

 

 

 

 

 

毎回ブログで近々施工例UPします!と言っていますが、

また一件増えてしまいました・・・

 

ノルマがどんどん貯まっていきます・・・

 

 

 

 

近々施工例UPします!!

 

なんとか年内には・・・・・    あと一か月ガンバリマス。

 

 

鈴木

安心、安堵感の周辺にシアワセはある

2018.11.15

いよいよ KOKON HUT 第二弾着工です。

建物の大きさは変わらず、住まい手の要望をすくい取り

外部仕様は周辺環境に合わせ、内部の仕様をその方たち

仕様にしています。

 

耐震等級3(建築基準法の1.5倍)にして

出来るだけ開口部を景色を切り取れるよう

最適な位置に配置。

 

少し予算は上がってしまったけど

KOKON HUTをそのまま移行するよりも

住まい手のお人柄や家族構成、使い勝手、

周辺環境にすっと馴染むようになったと

思っています。

 

 

生憎の曇り空の中、地鎮祭。

奥様が激写しててくれました。

自分のエイエイエイ!最中見るのは新鮮でした。

左手には竹林、右手には林、その緑を縫うようにして

この敷地からは視線が抜け、このビューを大切にした

窓の配置で設計しています。

 

窓の正面には階段があり

階段を階段のままの用途だけでなく、

ベンチ代わりにしてこの景色を望みます。

 

窓のガラスもここは準防火地域で

網入りガラスが必須でしたが、ここぞとばかり

ビューのある3か所の窓は網の無い

透明防火ガラスを採用。

 

黄昏ているのは、TVのディレクターさんのお仕事を

されている激務のご主人。

 

東京での土地探しから海方面へ移行、

お気に入りが先に買われてしまったり、

中古+リノベを検討したり

一日に物件を何件見たかな。

 

紆余曲折、

ここまでたどり着いた訳で。

後ろから勝手に想い感じながら激写。

 

 

奥様も生活力が高く、打ち合わせの段階から

奥様のご意見で自分の設計を変更したことも

しばしばあり、楽しい打合せをして

ここまで来ました。

 

明日から、地盤改良。

一緒に土地探している時から想定していましたが

やっぱり調査の結果、造成地であるが故

地盤耐力の数値が芳しくなく

余計な費用が加わりましたが

住まいにとっては、いくらいい建物作っても

下が悪いとお手上げ。

 

安心、安堵感の周辺にシアワセに似たものが

あると思います。

 

来週から基礎工事。

いよいよです。

 

 

 

 

仕事の合間を縫って刺激物。

東京カテドラル聖マリア大聖堂

 

一言でいうと、荘厳。

 

天窓から入る光とコンクリ打ちっぱなし感の

みせる表情が、静謐で厳か。

 

建築を学んだ時から教科書に載っていた建築。

 

見たかったんです。見れました。

 

ミサも出席させて頂き、パイプオルガンも堪能。

 

やることが多い時ほど、必要な刺激。

 

今年もあと1.5か月。

 

頑張りまっしょい。

 

元井

着工前のワクワク

2018.11.09

 

なにを隠そうわたくし鈴木、若かれし学生時代の趣味は廃墟廻り。

北は岩手から南は長﨑まで、車で寝泊まりしながら炭坑や鉱山などの

廃墟を写真に納めながら廻った過去があります。

 

もう時効?なので綴りますが、今や世界遺産となった長崎の端島

通称:軍艦島 が世界遺産になるかなり前に、地元漁師に直接依頼し

瀬渡ししてもらい1日カメラ片手に島中を巡り、写真に納めました。

 

軍艦島には大正5年に建築された、日本最古のRC造の建物があり

建築の勉強をしていた学生にとっては、人で賑わい繁栄していた街・建物が

その輝きを無くし朽ちていく姿もまた印象深いものでした。

 

 

 

 

だからという訳でもないのですが・・・

 

リフォーム前解体完了時の建物の姿には、ワクワク・ドキドキしてしまいます。

 

先日開催した OPEN HOUSE のチラシでも使用した、解体後の写真。

 

 

究極の生活感の無さ。美しい・・・

また、ここからこの美しさに負けない様な設計を行わなければならない

プレッシャーも感じます。

 

 

先週末から着工した町田のマンションリノベーションの解体現場も

 

 

究極のワンルームw

 

住まい手さん以上にワクワク・ドキドキしている鈴木です。

 

 

 

 

話かわってこちらも先日初めてお伺いした、横浜市のとあるマンション。

玄関からリビングの扉を開けると真正面のこじんまりした部屋に

ぽつんと置かれたパキラ。

 

(写真は敷居の段差を計測したものですが・・・)

 

もうなんかビビーーンと来ましたw

 

なんとかご要望・ご予算が合うようにご提案出来るよう頑張りたいっ!!

 

 

古今 鈴木

 

新期一転

2018.11.02

10月は古今の通信簿の月。

 

夏が過ぎて動きやすくなった

この頃、来年に向けての案件が増え

現場では月内に完了予定の物件、

もちろんお金の計算など

いつも決算月末はてんてこ舞いになります。

 

 

今日は11/2。古今は第6期突入。

ようやく一息ついてと言いたいところですが

動きは何も変わらず、心のみ心機一転ならぬ

新期一転といった心持で動いています。

 

 

 

 

春から動いていたリノベーション物件

 

建物の方は暑いころにお引き渡しが済み

外構工事を続けて計画していたのですが

台風だけのせいではないけど

なかなか動きが取れず、ようやく外構と植栽を

植えて完了する事が出来ました。

 

 

お施主さんは

奥様は元インテリアのお仕事をされ

ご主人は美大出身のクリエイター。

 

さすがお二人とも独特のセンスをお持ちで

人間性に溢れた素敵な住まい手さん。

 

表札もなかなか見ないカタカナ&フォント。

広告やら紙媒体系の書類を作る目線で言うと

フォントや大きさなど、字だけで魅せるのは

ホントにセンスがいる。

おもしろい。(名前だしOK頂いています)

そして、この方々らしい表札。

 

 

内装も大枠は作り手側で箱を作らせて頂き

内装はほぼ住まい手のセンスで。

ようやく腰を落ち着かせて暮らせてもらえそうです。

これからまた少し暮らしの色付けができたら

施工写真撮らせてもらう予定です。

 

表札出しておきながらですが、Nさん。

長い時間お付き合い有難うございました。

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

 

舞岡OPENHOUSE物件にて

あんまり撮ってなかった古今人の写真。

元井清潔感0。

確か作業していたか何かの後だったと思う。(言い訳)

だらしなくてすいません。

 

 

古今は今日も前へ進みます。

 

 

11/6は喫茶古今

 

 

 

元井