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一緒に『つくる』という事

2018.10.28

 

昨日長男の通っている小学校へ、休日参観に行ってきました。

 

久々に校舎内を見て回り、自分が通っていた時と図工室や音楽室などの場所も

変わっておらず、思い出と懐かしさが込み上げてきました。

 

 

休日参観と言っても、普段の授業の様子を観るのではなく、

親子で製作などを行うような参加型の催し。

 

一年生の長男はまず教室で、松ぼっくりを使ったクリスマスツリーを作り、

そのあとは図工室で竹の空気鉄砲を作るという予定でした。

 

 

松ぼっくりツリーの製作がはじまり、

ビーズや綿で装飾していくのですが自分は長男に、

ビーズの付け方や綿の付け方を少しだけお手本を見せて、

後は長男の思うがままに作らせていたのですが、

 

お隣の席の親子を見ると、お子さんが作ったツリーを親が全て手直し。

いや、むしろ親御さんが作っている??

 

それは一年生が作ったとは思えない様な出来栄えに・・・・

 

 

 

なんだか愚痴みたいになってしまいましたが、

何が言いたいのかと言いますと、

 

自分は子供の頃から何かを作るという事が大好きでした。

材料と材料を組み合わせて新しい何かが出来上がるのってワクワクします。

たぶん大人になった今でもその気持ちは変わりません。

 

その気持ちは自分だけでは無く、おそらく多くの人が好きなのではないでしょうか?

 

 

一世一代の大きな買い物の『住まい』という事でしたらなおさらに。

特に古今にお声掛けいただいた方々は、『住まい』というものについて

特別な思いを持っていると思っています。

 

ですので住まいつくりのお手伝い・サポートは行いますが、

どうかみなさん一緒に『住まい』つくりをしていきましょう。

 

 

 

親よがりになるのではなく、手助けをしながら成長を見守りたい

(子供も家も)なんて思った休日参観でした。

 

 

鈴木

 

 

 

 

 

終わったと見せかけてこちらは先日予約制で行わせていただいた

平塚平屋の家のオープンハウスです。

 

予約制だったの来場数は少なかったのですが、空いた時間に社内で

いいとこわるいとこの反省会も行えたので有意義な時間となりました。

(わるいとこと言っても手抜き工事とかではないですよ!)

 

 

元井代表の厳しいチェックが入ります・・・

 

 

 

 

ビフォーアフターです。

既存の柱・梁・天井は隠さず敢えて見せて、新旧混合の表情を楽しめる様にしました。

 

 

 

 

こちらも同じ角度からの写真。

北側にあったLDKを南側の和室と繋げて、明るく広いLDKに。

暗くなりがちな中廊下もランマを設けて明かりが入る様にしました。

 

 

 

 

玄関からWIC越しに寝室を眺めた様子です。

WICの上部を開放して、寝室と繋げる事によって、空気がこもりがちな収納も換気出来る様に設計しました。

 

収納なのにこの家で一番光が綺麗に見える空間になりました。(笑)

 

 

 

また近いうちに施工写真もUPしますので、楽しみに待っていてください!!

 

 

鈴木

 

 

 

モノを納める。

2018.10.19

 

 

年々感じる、この時間のスピード。。。

昔は「大人はみんな同じ事言ってるな」~っと、

全く理解できなかった、この感覚。

・・・今年も残すも、3ヵ月を切りましたね。

 

 

そして、先日はそんな季節の変わり目を感じさせてくれた、

長らく頑張ってくれた夏野菜たちの

最後の収穫となりました。

 

 

 

なんとも、芸術的なカタチで!!

 

 

 

こちらは大きさ比べごっこ!

 

 

 

先月行ってきた「昆虫展」のマネっこです。笑

 

 

 

こうやって見ると、自然のモノって

本当に1つとして同じカタチ、色艶のモノが無いって

凄いよね~!っと家族で話してました。

ホント、真面に考えたら、世の中でもっの凄い数の

同じ品種の「ピーマン」があるだろうに、

絶対に同じモノは無い。

 

 

 

それって、なんか住まいづくりにも

当てはまるよな~っと。

だから、やっぱり家作りって

本当に、その住まい手さんに合わせた、

深くて、味わい深いモノになっていくんだなっと、

改めて、建築の面白さを感じる時でした。

 

 

 

 

そして、そんな味わいを少しずつ、

ゆっくりと増していっている

1年点検のお住まいに先日行ってきました。

 

 

 

ちょっと写真だと分かりづらいのですが、

面材の色が大分やけて、程良い雰囲気が出ていました。

 

 

 

 

 

竣工写真では、生活に必要なモノが無い状態で

撮影する事が多いので、

こうやって、以前のブログと比べると、逆に使い勝手や

生活感が感じられて、参考になる事が多いです。

 

 

また、こちらのお住まいでは階段下のパントリーも

設けており、そちらも拝見させて頂きました。

 

 

 

一番左の棚は、以前は可動棚のみだったので、

ワイヤーバスケットを今回付けた事で、

大分収納量も増え、使い勝手が良くなりました。

 

 

実は住まいをPLANする上で、収納問題は意外と難しく、

変化する可能性も多いので、融通が利く仕様にすることが多いです。

ただ正直、大抵は予算も大きな部分に取られてしまう事が多いので、

しっかりとつくり込めない事が少なくありません。

 

 

っと、いうもの、特に古今でご依頼いただく物件では、

大抵は大きく間取りが変わってしまったり、

中古の物件を買われて新しい所での生活になったり、

さらには、新築というケースが多く、

その場合に、収納量やどこに何を納めるかを

想定するのがとても難しいからです。

 

 

 

でも、主婦としてはココは非常に大きな問題!

そんな疑問をずっと抱いていて、

最近、収納についての勉強を始めてみました。

 

 

 

この資格では、「利き脳」という理論の元で、

人それぞれ、性格などが違うように、

「使い勝手の良さ」もタイプによって違うので、

その人に合ったやり方で

収納方法を作るというモノ。

細かく勉強していくと中々面白いです!

 

 

 

建築の世界でずっと仕事をしてくると、

正直、小さな部分って中々視点がいかなくなりがちなんですが、

子育てと共立していると、そこは毎日とっても気になる所。

敢えて、そういった部分に視点を置いてみて、

女性として、母として、じっくりと提案できるよう、

これからも新たに、精進して行きたいと思います。

 

 

 

 

最後にお知らせです!

前回から大分間が空いてしまいましたが、

『喫茶ココン』を11/6(火)に開催致します。

またまた大人気のキッシュが登場予定ですので、

是非、遊びにいらして下さい!

 

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

エール

2018.10.09

暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもので

過ごしやすい良い季節を迎えています。

が、古今の人たちは

夏の暑さが癒えぬまま、走っています。。。

自分たちで自分たちにエールです。

 

 

 

横浜市:S邸 マンション改装工事

9月より解体工事を開始したS邸。

仮住まいをして頂いて、全面改装していきます。

 

解体前の写真

おもしろい!

解体され、生まれ変わっていく壁に

住まい手のお子さんがここぞとばかり

思い切って落書き!

 

怒られない前提で初めて出せる

大胆なタッチが目を引きます。

今までたくさんの住まいに携わって

来ましたが、有りそうでなかった光景。

こういうのいいな。

 

 

住まい手さんの普段の丁寧な暮らしが

実現できる3LDKの住まいを

間仕切建具で仕切る形でのワンルーム化計画です。

DSC_9737

 

ワンルームは、壁がなく広々として気持ちが良いですが

実は制限するものがないので

暮らし方が難しく、かなりの生活力と包容力が求められる。

 

 

 

ここの住まい手さんならその辺は大丈夫だと

確信していますが、その手助けが今回のリフォームで

私たちができればと思っています。

 

 

 

 

平塚:M邸

10/20.21のOPENHOUSEに向けて

仕上げ工事真っ最中。

DSC_9790

 

先日の台風一過の連休。

追加工事で施工することになった

瓦から板金屋根に葺き替える段取りを

大工5人 屋根屋2人 古今2人

計 9人が屋根に乗り、瓦を外し

下にある木の桟を外し、スキマに溜まった

積年の大量の土と格闘しながら

屋根断熱と防水ルーフィングまで。

 

3日間の大仕事。

まるで上棟の時ようでした。

作業量でお腹いっぱいで写真忘れました。。。

本当にお疲れ様でした。

 

居心地を生むデザインだけではなく、

平塚市の助成を受け耐震補強、

屋根壁床の断熱強化、屋根外壁の防水。

 

これで住まいの寿命が新築以上に伸びました。

完成まであと少し。

 

 

 

平塚:Sさん店舗

所有のマンション一室をネイルサロンへコンバージョン。

二室を一室につなげ、内装メインの担当ですが

人と人を繋げ、リラックスしてもらう

場所なので、許される予算内で

クロス内装・木工事・照明計画、etc.

 

出来うることを出来るだけ見栄えよく、

オーナーさんの嗜好も取り入れて。

 

多国籍にも北欧にも通づる感じに

仕上がりそうです。

 

そろそろオーナーさんにバトンタッチ。

 

店舗入り口 正面受付カウンター

ここにペンダント照明と窓装飾を整えれば

一先ずお役御免です。

 

 

 

 

物件お引き渡し後の外構工事もあり、

弊社の鈴木君担当する青葉区の平屋大型改装工事、

今後、早い段階で完了していく上記物件あり、

夏の暑さが緩み、動きやすくなった気候下で

家作りを考える方たちのご相談あり、

これから一緒に共同作業していく

準備段階の方々との打ち合わせなどなど。

 

 

色々な縁で私たちを頼ってくれた感謝を忘れず

出来うること、一つ一つ確実に。

 

 

やっぱり自分たちで自分たちにエール。

 

 

 

 

11月着工の古今の規格型住宅

KOKON HUTを改良した新築住宅。

 

元々のシンプルで可変性に富み、フレキシブルに住まい方を

変えていけ、予算を極限までダイエットしたコンセプトを

生かしつつ、今回は耐震をより強固にし、周辺環境の特徴である

特別な展望を十二分に生かす設計です。

 

こちらも絶賛打合せ中。

楽しみです

 

古今 元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『平塚平屋の家』 OPEN HOUSE

2018.10.04

 

台風24号の風はすさまじいものでしたね。

 

 

建築業界は足場が掛かっている現場や、屋根の葺き替え途中の現場など、

台風などの嵐がくると毎回ヒヤヒヤしてしまいます。

特に夜中に土砂降りや強風になると、『あの現場大丈夫かなぁ・・・・・」と

気になって目が覚めて、熟睡できません。

 

 

今回の台風も各現場少しずつ、風や雨の被害がありましたが、大事に至らず一安心です。

 

 

そんな、台風当たり年の中工事を進めて来た『平塚平屋の家』の工事も佳境に迫り、

毎日入れ替わり下職さん達が仕上げ工事を進めてくれております。

 

 

完成お引渡し前の少しの時間ですが、オープンハウスを行わせていただく事になりました。

 

 

今回は予約制となっており、住所は非公開としています。

 

内覧ご希望の方々には個別にて、現地案内図をお知らせいたしますので、

内覧ご希望の日時がございましたら、お問い合わせいただければと思います。

 

info@kokon-sumai.co.jp   /   045-989-3720

 

開催日時:10月20-21日  10:00~16:00   となっています。

 

 

 

 

『平塚平屋の家」は築45年の味わいのある古民家をリノベーションしました。

ご両親が建てられた家を息子さん家族が引き継ぎました。

 

 

南の窓から広がる庭の緑が素晴らしいのですが、なぜだかLDKが北側にあり、

各居室からしかその景色をのぞめない間取りでした。

 

もちろん光も入りにくく暗い印象でしたが、細かく区切られた昔ながらの間取りを整理し、

光と風を意識しながら子育てのしやすい動線を考えました。

 

 

古い物を蓋をするように隠すのではなく、敢えて露出される事によって、

新しくこれから味の出ていくものとの対比を楽しめる住まいになったと思います。

 

 

 

 

色々な異素材の材料を使い、少しカオスな仕上がりになっていますので、

お時間が合うようでしたら、ぜひ観てやってください!

 

info@kokon-sumai.co.jp   /   045-989-3720

 

 

 

古今 鈴木

 

 

OPEN HOUSE、無事に終了しました。

2018.09.28

 

 

今日は久々に晴れましたね!

昨日は本当に寒いくらいの気候で、

本当に季節感が分からなくなってしまいますね。

保育園などでも体調を崩す子が増えているようです。

大人も寒暖差についていくのが大変ですね。笑

 

 

そして、季節はすでにすっかりと秋になってきていて、

気付けば、食卓にも秋の食材が並んでいました!

 

 

なんとなんと、先日訪れた群馬県のキャンプ場の帰りのJAで、

小さ目ではありますが、一袋180円という値段の栗!!

 

 

 

でも、栗の味はしっかりとした程良い甘さで、

今年も栗ごはん!!

あとは、栗とさつまいものスープを作ってほっこりしました。

ついでに、寒くなると豚汁は必須なので、一緒に!

 

久々にゆっくりと食材と向き合ってご飯を作る行為は

なんと贅沢なんだろうな~っと、しみじみ感じる時間でした。

 

 

 

 

さてさて、前回のブログに引き続き。

舞岡の家のOPEN HOUSEが無事に終了しました!

お天気にも恵まれ、時間によっては

少し蒸し暑さを感じるような2日間でしたが、

延べ30組程のお客様にお越し頂きました。

 

 

 

 

お蔭様で、スタッフ4人が常に対応させて頂いていた状況で、

賑わっている写真が殆ど取れませんでした。苦笑

 

予約制でも無く、ご近所のたまたま通りがかったっと

いう方々も、気軽にお越し頂けたのがとても良かったようです。

 

この辺りは、この地域に長くお住まいの方、

二世帯やご実家が近くに在る、という方が多く、

とても参考になった、と笑顔で帰られる姿が殆どでした。

 

 

その全貌がこんな感じです。

 

玄関入ってすぐにホールからダイニングを臨む。

 

 

ダイニングから30cm程下がったリビングを臨む。

 

 

リビングを見上げると小屋裏の開口部。

 

小屋裏からダイニングを臨む。

 

 

造作キッチン。ベースは大工さんにて製作。

大判のマットな質感のタイルを貼って雰囲気を出す。

 

 

ダイニングの奥には出窓ベンチ。

 

 

階段下のスペースを利用した収納。

 

 

 

そして、今回の物件は住まい手さんが見つけて来られた

中古物件で、販売時には外部、内部共に特に手を付けて

いない状態であり、更にある程度の築年数が経っていた事もあり、

そういった意味では、販売価格は多少お安めだったようです。

その分、今回のリフォームに予算を掛けられた、という

メリットがありました。

 

大抵、販売される中古物件は綺麗にした方が売れ易い為、

リフォームをしてしまうケースが多いのですが、

そうすると、その分の費用は上乗せられてしまう為、

販売価格は高くなる事が多いのです。

こういった意味では、今回のように逆に手を付けていない

物件を敢えて探すのも方法のひとつです。

 

 

そして、今回の場合は省エネに対しての助成金を活用することが

出来たのですが、築年数が経った物件に対しては、

耐震や断熱などの今の基準に持っていくまでの費用として、

助成金が下りるケースが増えてきます。

それを活用することで、上手に費用を調整できるメリットがあるのです。

 

なので、今回お越し頂いたお客様は、

築年数の経った物件は全く考えていなかった、

という声もあり、中古の物件に対する考え方が変わった、

っと、頻りにおっしゃっていました。

 

 

 

今回のOPEN HOUSEでは、こういった、

余り一般的には認知されていないような部分を発信する事ができ、

リフォームの可能性、魅力を

少しでも広める事ができたように思いました。

 

やはり、築年数の経った建物の魅力は

今には無いモノがあるはずなので、

それを住まい手さんに合わせて、活かす事ができる、

リフォームと言う仕事は、やっぱり深みがあります。

 

 

 

この魅力を、可能性を少しでも多くの方に

知ってもらえるよう、精進する日々です。

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞岡の家OPEN HOUSE

2018.09.22

今日は舞岡の家 オープンハウス初日。

 

天気も回復し、程よい気候の中

オープンハウス日和でした。

延べ20人以上の方々が来てくださいました。

 

古今の将来の住まい手さんや

過去のオープンハウスに来て頂いて

今回ブログを見て来て下さった方、

工事中から気にしてくださっていた

ご近所の方々、友人など。

 

いつもの自由参加のオープンハウスは

入れ替わり立ち替わりでわしゃわわしゃ

しますが、今日は順繰り順繰り

皆さんと膝を突き合わせながらお話が出来て

満たされた気分の中、ブログを更新

しています。

横浜とは思えないのどかな風景が広がる

土地柄から来るものなのか、

来て下さった方々、皆さんとても穏やかで

 

やんちゃな子ども達に

汚されないかヒヤヒヤする事も

なく、大人のオープンハウス1日目でした。

 

明日も設計中の住まい手さんや

お声がけ頂いた方々など

来てくださいます。

 

写真で見るのとは違う、

現地には特別な空気感があります

 

いつもおうちを設計する時は

基本、そこに自分が住むなら

こうして住む、いやむしろ

自分が住みたいと思える家を作ろうと

心がけます。

 

当然ながらオーダーメイドなので

そこに住まい手の想いを組み込みつつ

融合をはかりますが、上手くはかれなかった

時は、自分の思いとは違う方向に進む事も

あります。

実はそこからどう修正をしていくかも

腕の見せ所なのですが、

この舞岡の家は、そういう事無しで

自分が住みたいと思えるほど。

 

 

出来れば買い取りたい。。。

 

 

そういう意味では住まい手との関係性や

土地の持つ雰囲気との融合、

耐震、断熱気密、居心地を生むデザイン

、窓へのこだわり、光と風、予算感

自分のさける待ち時間、など

この物件でありとあらゆるものの条件下

で出来る限りのことが出来、それらが

上手くいったような気がしています。

 

たぶん、もう一回設計してと言われても

きっと同じ形で同じ間取りとデザイン

になります。

 

この物件に関してやりきりました、

って言っても自分を

許してもいいかなと思えるくらい。

 

とてもいい家になりました。

 

 

あとは住んでもらってからの経過観察

をして、これから寒くなる季節なので

温熱環境の移り変わりをしっかり

分析したいとおもってます。

 

 

単純に自分がそう思っている家を

見て頂け、素敵と言ってもらえる

幸せを感じつつ

また明日もいい時間を過ごせれば

とおもっています。

 

 

 

 

これも人気でした。古今造作丸テーブル

今回も鈴木くんが組み合わせてくれました。

精度がどんどん上がってます

 

 

 

 

こちらは元井造作、革の引手。

最近、木と異素材の組み合わせが

好きです。

 

お時間あれば是非お越しください。

 

隙あらば、今皆んなで写真撮ってます。

今回はしっかり写真に残したい

 

元井

 

 

 

 

 

 

やりたいこと満載。

2018.09.14

 

近頃はなんだか急に秋めいてきて、すっかり過ごしやすくなりましたね。

 

こういった季節の変わり目は、体調を崩しやすいので皆さんお体には十分に気を付けてください。

 

 

 

現在進行形の平屋のリノベーション・新規打ち合わせをはじめ、

マンションリノベーションの工事も始まり、

古今一同なんだかバタバタ、ワタワタとさせていただきありがたい限りです。

 

 

平塚の平屋リノベーション工事も着々と進み、先日大工さんの工事が完了しました。

今週からは塗装屋さんが入り、これからは代わる代わる職人さんが入れ替わります。

 

 

そんな中、この物件では外壁を一部杉板で仕上げるデザインに。

 

 

以前、町田の戸建リノベーションでも使用した、ウッドロングエコという塗料(正確に言うと塗料ではないのですが)を外壁に使用しました。

 

張ったそばから、年季の入った古民家的な風合いです。

 

 

 

ブルーシートで長細いバケツを作り、ウッドロングエコを溶かした液体をバッシャバッシャと漬け込み、

天日にさらすと あら不思議。  色がドンドン濃くなるではないですか。

 

ただ色が銀灰色に変わるだけではありません。

木を腐らせてしまう腐朽菌を増殖させない効果があり、外壁を長持ちさせることが出来ます。

 

 

この物件では、住まい手さんの協力もあり今までやったことの無い事

(自分の中では、ずーーーーーーっとやってみたかった事)をふんだんに採用させていただきました。

 

もちろん全て、住まい手さんとの綿密な打ち合わせの上、採用していただいています。

 

 

天井をぶち抜いて屋根の下地板を仕上げにしてみたり。

 

 

室内にコンクリートブロックを積んじゃったり。

 

 

仕上がっていくのが楽しみで仕方ありません。

 

 

来月にこちらの物件も見学会を予定しています。

こちらの見学会は住まい手さんの意向があり、予約制となっていますので、

見てみたいという方はご連絡をいただくか、

来週の22日23日で行う戸塚区舞岡の家の見学会にお越しいただき、

ご予約いただければと思います。

 

 

 

連休ですが、みなさん是非お越しください!!

 

古今  鈴木

 

様々な伝統技法

2018.09.06

 

今朝は起きたら、北海道での大地震の報道に

また胸が痛みました。

何とか知り合いの一人とは連絡が取れましたが、

もう一人はさずがにまだ不通なまま。

 

本当に数日前には関西地方では

今までに目にした事のない台風の被害。

そして、7月の西日本の豪雨もあり、

本当に自然災害の脅威を感じます。

 

まずは、今もかなり大変状況になっていると思われる北海道の被害が

少しでも少ない事を願っています。

 

 

 

さて、そんな思いではありますが、

ちょっと切り替えて、ブログモードに!

 

一時の暑さがいくらか和らいで、少し過ごし易くなりましたね。

それをまさに感じる事のできるのは

やはり、夏の帰省です。

 

去年もブログでネタにさせて頂きましたが、

長野県の宿場町に在る、亡き祖母の住まいに行ってきました。

 

 

祖母の家の目の前の景色。

基本、目に飛び込んでくるのは緑と空!!

この余計なモノの無さ。

これだけで癒されます。

 

 

そして、毎年恒例の楽しみになりつつある、「古民家カフェ」ごっこ。

 

 

敢えてそれっぽい器もセレクトして雰囲気を出して、

この空間と古いちゃぶ台にも相性良し!

今年もしっかりと堪能してきました!!

 

 

 

そして、祖母の家にずっと眠っていたという、

前からとっても気になっていた、こちらの器たち。

 

 

金継ぎされた器です。

「金継ぎ」とは、割れたり、かけてしまった陶磁器を

漆で接着して、金で装飾して仕上げる、

要は古くから伝わる伝統的な修復技術です。

漆で接着すると、継ぎ目に漆の跡が残ってしまうので、

それを隠すために金粉を使っているのだとか。

 

しかも右側の器は、どうやら中国での伝統技法らしいですが、

鎹(かすがい)継ぎという技法で施されたモノも出てきました。

 

「金継ぎ」は室町時代に、茶道の普及にしたがって盛んになったようで、

壊れたものを再び使うということよりも、

偶発的に生まれたヒビや欠けに新たな「美」を発見し、

また風情を感じられる、という魅力があるようです。

 

聞いた話では、あの魯山人の器は敢えて割って、

金継ぎとする事で価値を上げる、というモノもあるそうです。笑

それ程、貴重な「美」が伴った魅力のある技法なんでしょうね。

 

「金継ぎ」の魅力は、自分自身の手で直して、

気に入った器が再生される喜びを感じる事が

できるところにもありますね。

より一層、愛着が湧いてきそうです!

前々からこの技法を学んでみたいと思っていたので、

近々、是非チャレンジしたいと思います。

 

 

 

 

そして、この祖母の在る妻籠宿と言う、宿場町は

「重要伝統的建造物群保存地区」とされており、

伝統的な建築技法が僅かながらに残っています。

 

 

軒を並べる民家は、出梁造りと千本格子の家並みで、

現在では珍しい、板葺きの上に石を置いて板が

風で飛ばないようにした「石置き屋根」という伝統的な技法です。

 

 

 

上から見るとこんな感じです。

正直、この妻籠宿の街並みの中でも

僅かながらの貴重な建物です。

 

どうやら、こんなサイトもありましたので、ご参考に!

是非、機会がありましたら、昔の街並みを体験しにいらして下さい。

本当に日常を忘れられる、素敵な所です。

 

 

来年は、義理姉と密かに

「古民家カフェ」を一般開放してみようか~?!

なんて、こっそり話してます。笑

 

 

 

 

こちらにも、是非お立ち寄り下さい!笑

 

 

 

 

山森

 

絶賛現場中

2018.08.31

OPENHOUSE物件 絶賛現場中です。

 

外観のアクセント兼小庇  米松材が良いアクセントなった

 

 

 

階段踊り場  ただの踊り場にしない

美しく使える空間に

 

 

絶賛 内装工事中  新規の木材の色味、

既存の梁の色味との相性良し!

 

 

 

壁の一部は伝統的にお城で使われる純漆喰を。

同じ湿気をコントロールしてくれる調湿材料の珪藻土

とは違い、水にも強いので、水回りも外壁もオッケー。

 

これから、外部は外壁の仕上げと家具や建具設置

外構の仕上げ含めて9/22.23に向けて仕上げていきます。

 

 

 

 

元井

ポタ ポタ ポタ と。

2018.08.25

 

 

みなさまお盆休みはいかがだったでしょうか?ゆっくり休めましたか?

鈴木家は毎年変わり映えなく、恒例の群馬県みなかみのキャンプ場へ出陣して来ました。

 

休み直前まではずーーーーっと晴れ予報だったのですが、台風の影響なのでしょうか、

実際は結構雨でした。   しかも雷雨・・・

 

今年は長男が一年生になったので、湖でカヤックのツアーを申し込んでいたのですが、

群馬県はお盆まで全く雨が降っていなかったらしく、

今までに見たことの無い渇水の影響で川に水が無く急遽、

利根川本流に開催地が変更となりました。

 

温暖化の影響なのでしょうか猛暑や集中豪雨など、

日本本来の四季や季節感がドンドン失われていく感じを否めません。

 

 

 

 

おとといも台風20号の影響で相模原市は風が強く、吹き付ける様な雨でした。

お盆前にお引渡しした、新築現場のちょっとした手直し工事が有り、お宅にお邪魔していたのですが、

窓の外を眺めていてふと雨の様子が気になりました。

 

 

 

写真では解かりづらいですが、軒先から垂れる雨粒がポタポタとなんとも風情があるように感じました。

 

このM様邸にはごくごく当たり前の様に付けている、雨樋を付けていません。

もちろん屋根からダイレクトに雨が落ちてくるので、軒下にいるとずぶ濡れになってしまいます。

 

 

しかしこの軒先から  ポタ  ポタ  ポタ  と雨粒が落ちてくる様子を、

職人さんがせっせと作業している間、ただボーーーーッと眺めてしまっていました。

 

雨って嫌なものですが、雨が落ちる音がなんだかとても気持ちが良く

落ち着いた時間を過ごせました。(サボっていたわけではありません(汗)

 

 

 

ちなみにですが、この窓側の軒先は深く出してあるので、

雨が降り風が吹き付けても窓が濡れることは滅多にありません。

 

 

 

 

 

 

一方この窓はプラン上、深い軒先や庇を付ける事が出来なかった窓の写真です。

風向きのせいもあるのですが、窓一面が濡れてしまっているので、開ける事が出来ません。

 

 

雨の多い日本では、深い軒と庇が本当に重要なんだな・・・・

 

改めて実感させられた、午後の一コマでした。

 

 

 

鈴木

 

 

 

◆ 追伸 ◆

 

 

 

来月の22日(土)23日(日)に横浜市戸塚区にて、平屋リノベーション物件のOPEN HOUSEを行います!

 

三連休での開催となりますが、お時間の合う方は是非お越しください!

 

予約制ではございませんが、お越しいただける方はご連絡いただけると助かります!!

info@kokon-sumai.co.jp

夏季休暇のお知らせ

2018.08.10

 

 

 

さて、またまた、すっかりと暑さを感じる日が戻ってきましたね。

台風で幾分涼しかった日もあっと言う間でしたが、

とりあえずは、この付近ではさほど被害がなかったようで何よりです。

 

 

 

そして、我が家でも心配していた畑の野菜達も、

無事に元気に育っておりました!

 

 

 

 

 

こちらは、先日収穫した夏野菜!

さすがに見た目は余り良く無いですが、

無農薬で自分達の手で育てた野菜は本当に美味しいっ!!

 

ピーマンって、実は柔らかくて、えぐみがほとんど無く、甘いんです。

あの独特のニオイがしないんです。

 

やっぱり、スーパーなどに売られている野菜はどうしたって

運搬の関係で時間も要するから、

収穫の時期をそれだけ早くにしないといけない。

そうすると、本来の野菜の美味しさではないので、

こうやって自分で作る時は、

その野菜の一番美味しい、ベストな時期に収穫できるから

全然味も香りも違うんだそうです。

 

やはり、自分で作るって良いですよね!

 

次は枝豆が待っているので、楽しみです~!!

 

 

 

 

 

さて、また話が反れましたが、

今回の台風の報道で感じたコト。

 

西日本の豪雨被害の影響で、

少々過剰と思われる報道も仕方ない訳ですが、

それが、何に、どの程度、どう影響するのか。

 

こういった外から情報だけでなく、

常に自らの判断で、「危険予測」ができる事が

求められるな、っと感じるコトは、日常でも多いです。

 

 

 

この 「危険予測」 というのは、この業界では本当に必須で、

当時入社した時の新入社員研修でも

何度も耳にしたのを覚えています。

 

 

現場調査、PLAN、仕様選定、見積もり、商談(打合せ)、商品発注・・・

勿論の事、おそらく一番は現場。

 

コレで大丈夫か、どうか?

 

常に先を見越した判断が、経験値と共に必要となる世界です。

正直、この建築の世界の専門知識は

やりながら少しずつ付いてくるモノですが、

この「危険予測」は、意外とその人のセンスが出ます。笑

 

 

 

 

 

正直、年々その衰えを自ら感じつつも、

まさにそれを目の当たりにする事件が!!

 

 

 

 

決してキレイでは無い写真です。すみません。

なんと、子どもが新聞紙で作った工作を入れたまま

洗濯機を回してしまった結果です。苦笑

 

最近、保育園から帰ってきて、

汚れ物をやっと自分で洗濯機に入れてくれるようになり、

かなり任せっきりになっており。。。

しかし、このところ彼の中では工作が大ブームで、

毎日のように作っては持って帰ってくる。

それが、汚れ物の洋服と一緒の袋に入ってるのは良くある事。

 

なのに、、、

そこに、「危険予測」が働かなかった~。。。涙

 

やっと自分の事は自分で、っという時期で

その気持ちを害さないように、余計な事は

口出さない方が良いなっと思いつつも、

やってしまいましたね~。苦笑

 

こういった類の「危険予測」は

センス無いかもしれません。。。苦笑

 

 

 

 

 

でも、ここで発見がありました!

写真の左がオーガニックコットンの服。

右がこの夏場には欠かせないUNIQLOのエアリズムの服。

 

見事に粉々に、しかも半分溶けかかった新聞紙の

付着具合がこんなにも違うとは!

こういった時にも、天然繊維と化学繊維の差は出る訳ですもんね。

個人的にはやはり天然繊維が好ましいけれど、

適材適所に使い分けて行く時代なんですね!

 

やはり苦手なモノに接していくのは

中々気が引けますが、こういった日常の中にある事件でも、

まだまだ、学びが潜んでいますな~。

 

 

日々、育児もうまく活用して参ります。笑

 

 

 

 

 

さて、最後にお知らせを!

明日、8/11(土)~19(日)まで、古今は夏季休暇を頂きます。

休業期間中のお問い合わせは、お問い合わせメール

にてお受けいたします。こちら

大変申し訳ございませんが、ご返信は8/20(月)以降

順次ご返信となりますので、ご了承ください。

弊社で工事中の住まい手さんは各担当携帯へ

ご連絡くださいませ。

何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

※前回のブログと同じ、社屋の看板になる代物です。

どんなカタチで登場するのか、休み明けにご期待くださいね!

こちらも、古今男性陣の手作りです!

 

 

 

では、みなさん、良い休日をお過ごしください!

 

 

 

 

山森

 

作る造る創る

2018.08.04

お盆休みが見えてきました。

休みのために働いているわけではないですが

年齢を重ねれば重ねるほど

頭を体を休憩させてあげる時間が必要です。

皆様、もうひと踏ん張りです。

 

 

 

私たちの会社の名前の 古今。

この会社の名前、良く付けたね。

良い名前だけど、何屋かわからないよね。

 

良く言われます。

 

会社の前にも看板らしい看板がないです。

 

最近はなくなりましたが、外観から

フランス料理のお店?

ランチって何時からですか?

ってよく言われました。

 

 

5年目にして、ようやく看板を付けました。

 

なぜ付けなかったのか。

今となっては理由が良くわからないですが

商売感が出るのが嫌だったのか

何屋かわからない不確か感が良かったのか、

確かそんな理由だったと思います。

 

そんな理由なら最初から出しとけや!

って今では思います。

 

文言もいろいろ考えました。

 

手造りって言うと、知っている人は

知っていると思うのですが、今でも

昔ながらの手刻みで木材を加工したりする

建築会社さんがあります。

 

でも、実際は手間がかかる分、費用は高くなるし

人による間違いも起こるし、時間もかかる。

(もちろん沢山いい面も!)

 

しかし、一般的な人は融資で家を建てる。

時間がかかる分、金利はかかる。

 

施工費がかさみ、そんな方たちが

手が出せないような金額の家になってしまう。

 

裕福な人のみに享受される家づくりは

したくない。

 

人の顔が見え、人の手による家は、

時代の流れによるプレカットの家でも

充分実現できると思っている。

 

 

時代の流れの良い面と悪い面を

取捨選択しながら、

過去に歴史にとらわれず、

良いモノはいい精神で

古いモノと新しいモノの融合で

頑固おやじのようにどちらかに偏らず

柔軟に居れれば

一般の人でも十分手が届く

既製品にはない、人の手による

家づくりはできると確信しています。

 

そういう意味でこの文言で

良いかなと思っています。

 

 

 

 

設計事務所+工務店という言葉も

手前味噌ながら少数精鋭で多くを請けず、

一つの物件にしっかりと時間をかけて、

施主と打ち合わせをして、通常の工務店

のように施工を手掛けるため

お金の推移をリアルタイムで見えるような

進め方で一緒に施主と共同で作っていく

僕らのスタイルを一番わかりやすく

伝えれる言葉かなと思っています。

 

 

看板なしで

よく5年もやってこれたと思ってます。

 

 

 

鈴木君と二人で業務内容看板も造りました。

 

一見、綺麗に出来ました。

 

 

でも裏を見ると

切り間違えたり、

 

 

釘の頭が飛び出していたり。

 

DO IT YOURSELF感ありありです。

 

 

大事な事忘れた。。。

庭づくりも得意なのに庭づくりという

文言入れるのを忘れたり。。。

 

かなり、これは問題ですが

別付で品良く、付加したいと思ってます。

 

 

 

舞岡の家

9月中旬のOPEN HOUSEに向かって

爆進中です。

 

現場でも造作工事真っ最中の大工さん

に混じり、僕も造作。

 

 

この家ではサッシも手作りのため

少し長めに材料を調達。

サッシ枠に使う米松材の端材。

 

 

これはいわゆるピーラーと呼ばれて

外部でも腐りづらい優秀な樹種。

 

木目もやわらかで癖がなく、加工も

しやすいので高価な材料です。

 

古今の持ち帰ってもマキストーブの

薪になるだけ。

 

 

もったいない。。。

 

 

良し。やろう!

このクソ暑い中、現場で作業しようとするときは

心が拒否ります。

 

こんな一言を敢えて口に出さないと

動けません。

 

 

何が出来るでしょうか。

 

切り出す。×2

二つ切り出すのに、5個も同じようで違うもの作った。

微妙?絶妙な角度。

 

 

切り出して、ひたすら削る。

 

事務所に帰って、事務作業したら

字が上手く書けないというか力が入らない

くらいひたすら削る。

とにかく柔らかく柔かく。

 

 

 

 

連結。繋げたら完成。

 

 

 

ここに使う。

 

 

 

 

らしいものが。

そう。木製の背もたれ。

 

 

 

この物件では、ダイニングに

緑を眺めながら、風を受けながら

出窓で寛ぐ場所を計画。

 

 

だから、背中触りが大事。

 

 

だから、ひたすら角を取り、絶妙な角度をつけて。

(微妙だったりして)

 

 

この背もたれは施主に座ってもらって

調子の良い高さで最後に取り付けます。

 

 

設計だけではなく、施工だけではなく

自分でイメージしたものが自分で作れるって

幸せだし、誰かに気を遣わなくていいし

人に指示して、期待して、

もやもやして、ヤキモキして、、、しなくていい。

 

気が楽です。

 

でも、時間は食われるので

そこそこにしとかないと。

 

 

 

休日の日、用事を済ませた後に

窓を開けて、風を受けながら

ここで本を読む。

 

そう、一人図書館。

 

そんな使い方がここで

してもらえれば本望です。

 

元井

もう、ビックリです。

2018.07.28

 

今まさに台風が関東地方に接近してきています!

 

不要不急の用事がない方は、自宅待機された方が良いかもしれませんね。

という私は夕方から一件予定があるので、台風来るの遅れろ~っと願っています。

 

 

西日本の大雨災害でもそうですが、昨今の自然の猛威は、

今までの経験からでは予測できないものを感じます。

 

 

昨日から、動いている現場の台風対策の養生確認をしていますが、

もう一度大丈夫かこの後確認に行きたいと思います。

 

 

 

 

 

こちらの写真は現在進行中の青葉区の平屋改装工事のお宅になります。

春に完成した青葉区の新築と同様、NLデザイン一級建築士事務所さんとの工事になります。

 

 

先日、同じく進行中の平塚の平屋改装工事の住まい手さんが、

工事の様子を定点でパノラマ撮影しているのを見せてもらい、マネさせてもらいました。

 

 

 

自然の猛威の変化もスゴいですが、

青春時代をポケベル・PHSで過ごしたおじさんには携帯アプリの進化にも驚かされます。

 

 

 

写真に写って作業している人は電気屋さんで、不要は配線を撤去・整理してもらっていたのですが、

既存配線を見てビックリ!

 

 

 

あちらこちらで、ネズミによる配線被服の欠損箇所がありました。

場所によっては完全に被服がむけて、導線が見えてしまっている箇所もあり、火災につながってもおかしくないところでした。

 

 

今回手を付けないお部屋についても、天井裏の配線のチェックをしっかりと、しなければなりませんね。

 

 

 

 

 

床を解体してビックリ!!

基礎の換気口廻りのクラックになります。

 

換気口廻りはどうしても脆弱で、クラックが入り易いのですが、

かなりパックリ割れてしまっています。

 

 

 

 

そのようなクラックにはアラミド繊維とエポキシ系ボンドにて、補強を入れます。

 

配線同様に見えなくなってしまうところにこそ、しっかりと気を使っていきたいものです。

 

さすれば、必然的に見えるところはもっと気が回る様な気がします。

 

 

鈴木

 

 

 

 

 

四季を感じさせる、無垢床材

2018.07.20

 

 

 

本当に連日、猛烈な暑さが続いていますが、

みなさん、体調はいかがですか?

朝から晩までエアコンにお世話になりっ放しの

生活が続いています。

 

 

しかし、この暑さを大人は億劫に感じてしまいますが、

子どもの「夏」の楽しみ方に毎日学ばされます。

プールに水遊び、かき氷にスイカ、夏祭りに花火、

さらには昆虫たちの誕生!

 

飼育していた幼虫が続々と成虫になってきて、

夜中にゴソゴソと動き始め。。。

毎年の事なのに、大人は毎度ビクリ、とさせられる中、

子どもは、翌朝には普段ではあり得ない早さで起きては大興奮!!

ま~何匹もの幼虫がいたので、これまた毎晩のように

新たなカブトムシやらが誕生。苦笑

 

 

 

 

 

しかし、暑さなんぞ忘れるくらいに、

これだけ「今」を、その時期の旬を

素直に楽しめているのは本当に素晴らしい!

 

このピュアな好奇心を少しでも倣って、

日々を謳歌して、丁寧に味わっていきたいなっと思う、

今日この頃です。

 

 

 

 

 

さて、そしてこの暑さだからこそ、

住まいの中で、少しでも涼しさを感じたいですよね。

 

子どもはこれまた素直で

普段は朝起きると、まずベッドから下りて、

無垢床フローリングに寝転んで二度寝してます。

よく夏に犬猫ちゃんたちが、タイルやひんやりした面に

クテ~っと全てを預けてる、あの状態。笑

 

我が家はチェリー材なんですが、

やはり針葉樹である、杉やヒノキ材などと比較すると

広葉樹なので、夏でもほんのりとひんやりしています。

柔らかい針葉樹は空気層を沢山含んでいるので、

冬場に感じる優しいほのかな暖かさは、

断然こちらの方が感じます。

逆に広葉樹は空気層が少ない分、

硬さが針葉樹よりもあり、

夏場には心地良い、ひんやり感として感じられるのです。

 

日中に陽の当たらない北側の部屋では

お風呂上りに素足で歩いた時には

やはり同じくとっても気持ちが良い!

10年を超えた今でも、その感覚を味わえるのは

やはりこの自然素材の魅力です。

 

 

 

 

また、無垢床材の良し悪しでもありますが、

同じ素材でもメーカー、産地やグレード、

材の幅の大きさ、表面の塗装仕上げなどによって、

大分、表情も使い勝手も違います。

 

 

こちらは、我が家のチェリー床材。

表面はオイル塗装。

これは冬場ですが、やはり気持ち良いのか、子どもは年中素足。笑

 

 

 

こちらは、古今の事務所内のチェリー床材。

ここは無塗装なので、色味は素に近い。

 

 

 

古今の事務所では、他にも・・・

 

玄関には、広葉樹であるオーク床材。

 

 

 

 

キッチンには、広葉樹のウォールナット床材。

 

 

 

 

メインとなる打合せスペースには、針葉樹の杉床材。

 

 

 

 

WCですみません。。。

こちらは、針葉樹の檜床材。

 

 

このように、木材各々によって多様な表情なので、

その住まいに似合った材をセレクトされると良い思います。

今は種類もかなり豊富になってきたので、

その材の特性を理解した上で、厳選していきたいですね。

 

 

 

また、見た目の視覚効果や触感だけでなく、

室内の吸放湿効果があり、急な温度変化や乾燥などからも

守ってくれます。

さらに、特に針葉樹は香りを楽しむ事ができます。

その点は、檜や杉はかなり優れていますね。

 

こういった、自然素材の魅力を活かせるのも

日本に四季があるからこそ。

それと住まい手さんの日々の営みで

とても味わい深い経年変化がまた素敵です!

その色合いや傷・汚れなどの表情も

一つとして同じモノはありません。

これを毎日の住まいで感じられる贅沢を

選択してみるのは、是非おススメです!

 

実は、通常の合板フローリングよりも

メンテナンス性も優れているので、

住まいを検討する際には

是非、参考にしてみて下さいね!

 

 

勿論、実際に見て、触れる事が一番分かり易いので、

気軽に古今ショールームにもお越しください!

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

人の手がつくる

2018.07.14

天気がおかしい。

異常気象が~という話があがりますが、ここまで来ると

もうこれはアクシデント的な異常ではないです。

 

 

世の中もそうですが、普通っていうものや一般的な定義がいま、

大きく舵を切っていて、その変化を受け入れられるか

まだそれを信じるか、その判断によって命すら

守れないフェーズにきてる感があります。

 

 

僕らの生業でも天候と大きな関わりがあり

温度や湿度、季節感すら定義に当てはまらない事が

多くなっています。

(今日も現場居るだけで汗だくでした)

 

 

地震についても今まで日本の建築基準法は

震度6でも倒壊しないレベルで設定されていましたが

先の熊本地震では余震本震立て続けに2回もの震度7

が起こるという想定外な地震が起きました。

 

じつは、建築業界では、余震本震で同レベルの地震が

来たとき、現状の耐震性能で。。。という懸念は

ありましたが、まさかそれが本当に起こるという。

 

 

もうまさかではないです。

 

 

特に私たちが得意とする柱や土台などの構造をのこして

新築同等の温熱環境、耐震性能など

改装するような大型のリノベーション案件は

ひとつの定義などがなく、その家の構造や木の状態

従前の方のお手入れの仕方など、様々な要素によってそこに

存在しています。

 

同じ築年数でも、新築当初の家を建てた会社や大工さんの

意識によって、周辺環境や上記の要素でまったく

といっていいほど一つの定義が通用しない

かなりの難易度の応用問題がそこにあります。

 

自ずと状況に応じてどれだけ臨機応変に

対応がとれるのか、同じお金をかけても手掛ける方の

意識によって費用対効果が雲泥の差が出るのが事実です。

 

ただ断熱を厚くすれば、耐震金物を付けておけば

というひとつの概念ではまともな家が作れないという

現状がそこにあります。

 

先日、以前の所属会社時代から意識している

自立循環型住宅の講習会へ行ってきました。

いくつか新たな発見や今の目の前の仕事に置き換えて

思うコトが多々あった意識の上がる時間でした。

 

 

自立循環型住宅とは要は暖房や冷房設備に頼る前に

周辺環境を読み取り、自然風や自然光をどう上手に生かして

設計していくかという科学的に実証されている手法を用いて

その家に落とし込んでいくいくという考え方。

 

いま、CMでもZEH ゼロエネルギーハウス(ゼッチ)という

言葉がなんか独り歩きしていますが、確かにゼロエネルギーは

素晴らしいのですが、上記のような設計手法を用いず、断熱を

厚くして、サッシの性能を上げて、設備を高性能なものして

+太陽光発電でゼロにするという

メーカーが喜ぶような仕様になっている家の事なんですが

今の政治とおんなじで、無駄な部分を知恵を絞って削減しないで

そこには意識せず、かかるお金だけとりあえず予算を組んで

お札を刷って日本の借金を増やすという仕組みに似ている。

 

 

周辺環境は一つ一つちがうし、そもそも人の手が作るのに

その設計段階でもっと無駄なものが削減できるはずなのに

しない。意識しない。フォーマット化すれば楽だしね。

 

 

 

なんか違う気がする。

 

 

 

 

さて、いま絶賛施工中の現場。

なぜか平屋物件が古今のトレンドなのか2件

動いています。

 

 

うちの鈴木君のブログでもご紹介した海に近い

平屋物件。

庇が深く、初見の際、本当にとんでもないポテンシャルを

秘めた物件だと直感的に感じました。

 

 

ここも、築年数と構造、現状を見つめた結果

しっかりと行政の補助金も利用しながら耐震改修

と断熱改修にお金を回し、新築同等性能と住まい手の

今後の暮らしを想像し、作り込んでいきます。

 

 

 

もう一件の平屋。

ここも補助金を利用し、耐震と断熱改修を施し

新旧の素材を織り交ぜながら、造作感たっぷりに

仕上げていきます。

海に近い平屋も同じですが、ここでは

断熱とともに気流も意識しています。

 

 

上記の自立循環の時間でも、講師の方が

断熱と気流をコントロールすることは

お寿司に例えると、寿司とガリの関係ではなく

シャリとネタの関係だと言っていました。

 

 

僕ら設計に携わる人間に、

建物の表面温度をしっかり設計してください

とおっしゃっていました。

 

 

要はワンセットで一つということ。

確かに以前は断熱と気流止めという言い方をしていましたが

今は断熱・漏気改修というセット文言になっていました。

 

 

これも世間では断熱断熱と言われていて、とりあえず

断熱材だけ厚いモノを入れておけばという

考え方ではだめだという事実は、真面目に家を造ろうと

する建築技術者や大工さんには一般常識ですが

一般の方には今一ピンとこないと思います。

 

 

私も事実、これらを意識せざるを経ない事がありました。

 

 

10年前に間取りの大きく変更したリフォーム

案件で、元々キッチンだった部分にお風呂を

配置し、間取りも仕上がりも含めて

喜んでいただいた物件の担当をさせて頂いた際

数年後のメンテの時に、新設の浴室(ユニットバス)が異常に

寒いと言われ、しっかり断熱をしたのになぜだと

思って、原因を床下に潜って確かめた事があり

その時に気付きました。

 

 

ユニットバスの裏と下に、元々の床下換気口と

キャップはしてあるのですが、スリーブ管があり

真冬に床下のスキマを通って壁の中や裏側に冷気が

廻っていることがわかりました。

 

 

確かにユニットバスの床と壁が本当に冷たい。

今のユニットバスは断熱がある程度施されて

いるにも関わらずです。

 

 

住んでからわかることの恐ろしさと自分の知識不足に

相当ショックを受けました。幸い、床下が広く

補完的な処理で少しは解決できましたが、完璧とは

言えない処理しかできず、今でもお付き合いがあるので

経過観察を続けています。

 

 

 

今の現場では床下はこのようなシートを先貼りします。

床の下地材のスキマを塞ぎ、冷気が上がらないように

する目的。

これを知っていれば私の失敗はなかったはずです。

 

 

間仕切り壁になる部分では、漏気が起こりやすい。

漏気止めをしているだけでは、今は夏場なので

床下が涼しいのでこういう色合い。

冬になるとこれが逆転して、冷気が壁の中に上がってくる。

そうすると断熱材の効果が薄くなるということ。

 

 

サーモグラフィーで見るとわかりやすい。

なので、シートでカバーし、電気配線が通る部分は

発泡ウレタンでスキマを埋めて

丸くして空気を抜いたグラスウールも用いて、対策します。

 

 

 

屋根や壁でもサーモグラフィーを用いて見ると

まずは壁。

換気扇のスリーブや今後窓が付く部分が暑い。

水筒はやっぱり冷たい。

撮影した現場ではこの青色に救われました!

これだけでひんやりします。

でも上手く断熱出来ている様子。

 

 

屋根は

この物件では屋根面に高性能グラスウールを重ね葺きし、

熱反射と屋根面の暑い空気を流すためのシートも併用。

 

ここに断熱を入れていくと

構造と屋根下地と断熱材の間で熱が逃げています。

 

 

今までは人の目や大工さんの施工品質よってのみ

行われていた現場管理がこのようなものを使うと

より確かに品質を上げることができる。

 

 

こういう場所がいくつかあるとやっぱり室内の

温熱環境に影響が出てくると思う。

 

 

こういうのを思うとやっぱり家は人が作るもの。

 

 

どれだけ優秀な設備を用いても、人の手で

やれることの方がよっぽど多い。

こういう所の品質が担保出来て、優秀な設備を併用

できれば、もっといい家になると思うのです。

 

 

どんなに頑張っても完璧にはならないし

改装規模によってやれることも違うし

お金のかけられ方も違う。

 

 

でもその中で最適解はきっとあると思うし

その最適解を探せる基になる知識と経験があれば

より少しでも性能を向上させた改装ができるとも

思う。

 

 

最適解を見つける努力と

極力エネルギーを使わない努力(設計手法)

を担保に、これから出てくるであろう優秀な設備に

助けてもらおうと思って家作りを続けていきます

 

元井

新旧織りなすケミストリー

2018.07.07

 

今週は現場でも電話でも、

 

「日本負けちゃいましたね~~」

が、まるで挨拶代わりの様に会話がはじまっていました。

 

 

吉田麻也選手の長谷部キャプテンへの涙の会見を観ていて、

お恥ずかしながら少し目頭が熱くなってしまいました・・・

 

この悔しさを源に4年後また楽しませてくれる事でしょう。

 

 

 

さて、関東地方は6月にしてまさかの梅雨明け宣言。

外へ出ると夏本番のギラギラな暑さが堪えます。

 

 

 

予定外の早い夏の訪れに、急遽沖縄の離島へエスケープして来ました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウソです。

 

 

現場です。

 

 

それも我が家からほど近くの市内。

 

 

ですが、海岸まで徒歩2分。現場まで波の音が聞こえます。

 

 

 

 

 

沖縄の古民家を思わせる、平屋の建物で南側の庭には、たくさんの緑が生い茂っております。

そんなこの家だけの贅沢な空間を室内に取り込む為に、

上記写真に写っている大開口サッシをリビングに設置します。

 

 

今回の工事では、ただキレイに新しくするのではなく、

新しくするものと古く残していくものをミックスさせて、

新築では造り出す事が出来ない空間を考えています。

 

 

 

例えば、今では見かけなくなった昔ながらのこんなデザインガラスも、解体するサッシから取り外して再利用を予定。

 

まだ、工事は始まったばかりですが、新旧が織りなす相乗効果が今から楽しみで、現場でニヤニヤしている鈴木でした。

 

 

 

追伸

今年の3月にお引渡しさせていただいた、町田の改装現場(出会うべき住まい)が、

今回、古今と一緒に物件探しをしていただいた青葉区のアーキプロジェクトさんのホームページで掲載されました。

 

住まい手さんがライターのお仕事をされているので、住まい手さん自らに土地探しからリノベーション、資金繰りのストーリーを書いていただいたとの事。

⇒『家づくりSTORY

 

鈴木

 

 

 

 

 

 

 

新築・古屋のポテンシャル

2018.06.26

 

梅雨らしからぬ強烈な日差し&ムシムシ&ワールドカップによる寝不足(自己責任ですが・・・)で、

早くも夏バテ気味の鈴木です。

セネガル戦も子供を寝かしつけた後に、寝室で一人興奮を必死にこらえながら観戦していました。

ぜひとも決勝リーグまで進んでもらいたいですが、寝不足な日々がさらに続いてしまうジレンマです。

 

 

そんな寝不足でムシムシ&カンカン照りの中、相模原の新築現場では先週からお施主さんと

一緒にウッドデッキをDIY。

 

もうヘロヘロで途中経過など写真に納めてないので、完成がコチラ。

 

 

柱・土台はアイアンウッドのセランガンバツーを使用して耐久性を重視。

屋根を付けて、直接雨に濡れないのでデッキ材はウェスタンレッドシダーを使用しました。

 

通常デッキ材は脳天打ちと言って、上からビスで止めるのですがステンビスの頭が見えるのが

気に入らない・・・というお施主様のコダワリで、

下から止めていく仕様を採用しました。

 

 

 

ビス頭が見えないので、とてもスッキリ見えますね。

手間は倍以上掛かりましたが・・・・

 

完全にDIYを超える仕上がりになったと思います。

 

ハーフビルドのこの物件、この日もお施主様のお友達が4人集まり、

みんなで壁の左官工事を進めていました。

お施主様の人望の厚さを感じます。

完成までもうひと踏ん張り、完成が楽しみです。

 

 

 

 

 

続きまして今月から着工した平塚のリフォーム現場。

築45年の平屋のフルリフォームがはじまりました。

 

 

 

解体しただけでこのフォルム。日本家屋の持っているポテンシャルの高さを感じます。

 

 

 

しかし、やはり築45年ところどころで白蟻被害や腐朽してしまっている箇所がありました。

 

 

しっかりと補修していきます。

45年経った桧の土台でも、ノコギリを入れると桧の香りが現場に漂います。

 

市の補助金も活用し耐震性を確保、断熱性能もしっかりと高めていきます。

 

ご両親から息子さん夫婦が引き継ぎ手を加え、

更にはお子様たちが引き継いでいける様にしっかりとしたものを造っていければと思います。

 

 

鈴木

 

「無」のモノを生み出すモノ。

2018.06.15

 

 

今日は、五月雨の季節を感じさせる空模様。

少しずつ、こんな日が増えてきそうですね。

 

 

二十四節気で言う「芒種」が過ぎて、

すっかり近くの田植えも落ち着いたようです。

みるみる緑が濃くなる田んぼと夜の蛙の鳴き声が、

この季節を感じさせてくれます。

 

 

 

そして、またまた今年もやってきた、青梅の季節!!

意外と短い時期しか手に入らない「青梅」を逃すと

梅ジュースが作れなくなるので、

ちょっと構えてこの時期を待ってました。笑

 

 

 

 

子どもと一緒に、少しずつしわしわになる梅を眺めながら、

やはり初飲みが待ち遠しい!笑

 

 

今年もビンに入りきらなかった梅は

黄梅になるまで少し時間をおいて、梅ジャムに。

やはり甘さをしっかり目に加えると美味しくて、

毎日の消費で、すでにもう無くなりそうです。苦笑

 

 

っと、いつも食べ物の話が多くてすみません。。。

 

 

さて、本業。

最近の古今は、平屋の改装がいくつか稼動中で、

新たに平屋の新築のご相談、

長らく計画していた新築も含め、

3件程の新築が一気に動き出してきました。

 

 

 

そのひとつ、町田市内の物件の図面。

 

 

 

 

やはり、新築となると、全く存在してしない

建物を図面だけで想像するのは難しく。。。

 

そこで登場するのが、模型。

 

 

 

 

やはり、図面だけではイメージできなかった部分が、

模型が伴うと大分分かり易くなってきます。

 

 

 

こちらの物件では、何度かPLAN変更が伴って、

違うPLANでは、こんな感じに変わりました。

 

 

この時の変更は、1Fはそのままで、

2Fのみが手前の屋根の方に広がったのですが、

立面図を見て頂くと・・・

 

 

 

なんとなく、変化が分かりますか?

 

 

こちらを、模型で見て頂くと、

 

 

 

大屋根、バルコニー部分が、こんな感じに変わっています。

平面的にはちょっとした変更のようですが、

模型を見てもらうと、外観的にも窓、バルコニーの使い勝手などが

かなり変わっているのが分かります。

 

 

 

 

このように、無のモノを計画していくには、

中々平面的なモノでは分からない難しさがあるので、

模型はありがたい、有効的な手法です。

 

 

 

 

古今ショールームにも、過去の物件の模型が並んでおりますが、

正直、この模型の住まいが存在しているのは、

余りありません。・・・苦笑

やはり、打合せでのツールとしての役割が大半なので。。。

 

 

でも、この模型作りの時は結構楽しいっ!!

引き続きの物件も含め、

また新たな模型を誕生させて参ります!

 

 

さっ、また忙しくなってきそうです。。。

 

梅ジュース飲んで、ガンバロ~~~!!

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

 

 

 

 

素材が持つおおらかさ と 安心感と。

2018.06.09

夏を前に

来年度の物件計画や

KOKON HUT の仕様での計画、

夏ごろにお引渡しする物件、始まる物件など、

様々なタイミングで動いている物件と

今頃に種をまいて来年以降から刈り取るつもりの施策、

仕掛けなどで頭がくっちゃくっちゃ

になりそうですが、前に前に邁進しています。

 

いつも思うのだけれど、去年の今頃こうしてたな~

2年前の今頃あ~してたから今こ~なったんだなあ、

というようなことが目の前で起こります。

 

そんなとき

今は過去の成績表なんだということが身に沁みます。

 

だから、目の前のことに感謝するとき、

ちょっどだけ自分たちの過去を褒めてもいいのだと思う

今日この頃です。

 

 

 

 

先日、古今のコンセプト住宅

KOKON HUTに住むW邸に数か月振りに行ってきました。

 

 

この物件周辺が開発地で、外構工事を行うにも

周辺環境が定まらない状況があったため、周辺の

概要がわかり次第外構工事を行っていきましょうと

お打合せの段階からしていたので、予想より時間

がかかりましたが、最近その環境が定まり、お声かけして

頂きました。

 

 

家の中と外をどのように繋げるか。

 

家にとって外とどう繋げるかは、

お寿司でいうところのネタとシャリの関係に似てる。

あくまで寿司とワサビやガリの関係ではないのです。

切っても切り離せないのです。

 

要望をお聞きし

一度、事務所に持ち帰らせてもらって山森と熟考する

ことにしました。

 

 

そんななか、ちらっと眼をやるとW邸の木々たちが

まるで昔の木造校舎の小学校のような雰囲気を

醸し出していました。

 

床の色、お引渡しの際にプレゼントした杉の天板のテーブル、

なぜかこのおうちには小学校のこの椅子があります。

だから余計、小学校感があるのですが

いわゆる木々を使い込んだ感じの「アジ」がたまらん。。。

 

私、大好きな感じです。

 

一緒に行った山森も、良いって連発。

ここんちにはやんちゃ坊主が三人。

 

実際には手の油や足の油が混在している状態なのですが

汚れと認識もしないし、嫌じゃないんですね。

 

なんですかね~お寺感や神社感に近い。

 

木の包容力というかおおらかさというか

改めて感じます。

 

こちらは手すり。

自然のテカリ。

 

 

木は新しい状態の木も素敵、

使いこなして色味が変わった木も素敵。

木だからしょうがないって許される愛され力。

素材としてのおおらかさ、そして削って磨いて

新しい木にいつでも戻すことも簡単にできる

安心感も同時に持っている。

 

僕らはこうやっていつも対峙しているけど

木の扱いを知れば、どれだけの長い期間一緒に

すごせるだろうか。

 

是非、みなさんにも木の扱いを知って、こんな

簡単でいいんだっ、こんな適当でいいんだって知ってほしい。

木のおおらかさで大体のことは受け入れてくれる。

 

そこの家にある木の傷やアジの状態が

家族が過去に家でどれだけ楽しんだかっていう成績表。

記憶の形です。

 

 

あ=古今の家に住む人用のメンテナンスブックも

去年から手を付けていますが、いまだ出来ない。。。

 

や、や、やるぞ~。。

 

古今 元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

tiny house 中間報告

2018.06.01

 

今週末までは晴れが続く様ですが、

 

『ヒタ・・・・ヒタ・・・・ヒタ・・・・』

 

と、梅雨の足音が聞こえてきます・・・・

 

 

建築従事者としては、雨天は本当に困ります。

 

工程がずれて、伸びて組み直し。

職人さんからは「雨で予定付かないよ~」と。

 

誰のせいにも出来ません。

 

 

 

前回の私のブログで紹介させていただいた、相模原の新築工事ですが、

住まい手さん自らのDIY(完全にDIYの域を超えておりますが)が

かなり進行したので、中間報告をさせていただきます。

 

 

 

外壁を埋め尽くす   木!  木!!  木ッ!!!

 

 

 

 

こっちの面もあっちの面も  木木木!!

 

 

 

ウッドシングル(ウッドシェイク)と言いまして、一枚の巾が10~30cm程のレッドシダーの板を一枚一枚、

壁に貼り付けていきます。

 

 

当初

 

「釘を手打ちでやろうと思います!」

 

とおっしゃっておりましたが、

 

「腕モゲてしまいますよ・・・・」

 

と助言させていただきました。

 

 

 

工具を買った甲斐もあり、また住まい手さん持前の器用さも作用して、

なかなかいいペースで進んでおります。

 

 

ギリギリ梅雨入り前に終わりそうです。

 

 

内部は早々に大工さんの工事が完了しまして、残るは仕上げ工事となっています。

 

(リビングから寝室を見上げた吹き抜け)

 

(寝室トップライトからの景色)

 

内部の塗装・仕上げ工事につきましても、 DO IT YOURSELF !

 

6月末完成を目指し、住まい手さんのハーフビルドは続きます。

 

 

 

鈴木

『街さんぽ』での学び

2018.05.28

 

 

早くも今週で5月も終わり。

 

近くの緑地ではもう蛍の訪れのようです。

蛍と耳にすると、すっかり初夏な気がしますね!

 

しかし、この何とも過ごし易い季節がやはり好きです。

我が家でも家中の窓を開け放して、

心地よい風が通っていく気持ち良さが、

この季節を無意識に感じさせてくれます。

 

 

 

そして、この時期はやはり『さんぽ』がしたくなります。笑

 

太陽の日差しも逃げ去りたい程でも無く、

軽快な身なりでも、快適な温度感。

 

最近は、ゆったりと周囲を観察しながらの

『街さんぽ』が多くなりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、ずっと行けずにいた、念願の『谷根千』!

やはり新旧が見事に混在していて、

そんな中にこういった時を感じさせる建物が

想像以上に沢山ありました!!

 

 

 

 

 

沢山ある中でもやはり気になったのが、

「上野桜木あたり」という昭和13年に建てられた3軒の古民家に

店舗やオフィスが入っている複合施設。

 

こちらのコンセプトは

「手作りや丁寧な仕事の良さを未来に引き継ぎ、発信していく場所」。

 

 

うんっ!!

日々、この仕事でも痛い程感じるコトですね。

 

量産品が短期間で消費されていく現代だからこそ、

古き良き時代の手仕事が生み出す素晴らしさを、

古民家を舞台に発信していこう、という狙いがあるそうです。

 

 

そして、こういった狙いが混在しているからか、

歩いていて感じるお家の佇まいや

公園で遊んでいる方などを見ても

どうやら、住んでる方も老若男女様々なようで。

 

 

そして、ここも3店舗の飲食店がありましたが、

働いている方が年齢層が幅広い。

でも、その違和感が無い空気感が落ち着く。

 

 

 

この趣の、昭和の酒場をイメージした建物らしいですが、

中には、沢山の子ども達もいましたよ!笑

 

 

 

 

 

 

 

こちらも気になっていた「SCAI THE BATHHOUSE」。

200年の歴史を持つという、

由緒ある銭湯を改装したギャラリーです。

堂々たる、この存在感の内を是非見たかったのですが、

残念ながら行った日は、、、

お休みでした。。。苦笑

 

 

しかし、このファザード。

どっかで見たような?!

そうそう。

先週のブログ、横浜の平屋の現場に似てる!

・・・屋根が入母屋なだけか。苦笑

 

でも、この入母屋造りの屋根も

今では中々目にできなくなって意味で、

それだけでも建物の価値が上がる訳で。

こうやって違う形で再生していく方向が多くなってきているのは、

建築に携わるモノとしてはとっても有難い。

 

 

 

そして、最後に出会ったこちらの建物も

思わずシャッターが下りちゃいました。

 

 

 

小学校ですって!

やっぱり、入母屋造りだ~!

 

実際に『さんぽ』しないと分からなかった、

期待以上に、

素敵な街だったな。。。

 

 

こうやって感じたこと、

上手に取り入れていきたいですね!!

 

 

 

 

山森

 

 

何でもない事の良さ

2018.05.19

突然ですが、ちょっとだけ「こうるさい」ことを言うような、

いわゆるグルメの世界ってあると思います。

 

たとえばお寿司屋さんなら、

「あそこの店はちょっと赤酢がきいてて」と、

解説したりする。

 

それはそのお店の「特徴」を言っていると思うんだけど、

これは年のせいか、尖らなくなってきたからか

ぼくは「特徴」を言えないおいしさのほうが上だと

最近思っているところがあります。

 

ほんとに美味しいモノって上手く言えないけど、

体になじむというか、そんな感覚が食べた瞬間にある。

 

例えば、植物図鑑には、一番その植物らしい植物が

載っています。

 

たんぽぽだったら、いちばんたんぽぽらしい

たんぽぽが描かれています。

 

たんぽぽの特徴がすべて備わっていて、

なおかついちばん「なんでもないたんぽぽ」

がそこに現れなければいけない。

 

食べものにも、そういうところがあると思います。

 

「これは癖があってうまい」という場合は、

「これは元々癖がある食品としてふつうだと思える」

というものがいちばんいいと思っています。

隠し味にパクチーが入ってるんだったら、

パクチーが入ったままで普遍化できればいい。

先日、湯河原で買ってお家で備長炭で食べた相模湾の干物たち

は、「べつになんでもないけどね」という顔をしていますが

あの魚は、なんでもない「その魚らしい」干物として

最大化された威張らないおいしさを持っていた

と思います。

 

 

 

外食を1週間でも続けると、なんでもないそれこそ普通の

自炊したご飯が食べたいと思うのと同じで、癖や特徴のある

ご飯はたまにだからおいしい。

 

 

私たちの生業の家作りでも同じ。

癖が少しある家、癖が強い家、色々あっていいけど

一般的にいう、良い家というのも

やっぱりその地域らしく威張らない風貌で、

そこに加えられる素材やディテールの整えられた

優しい居心地を生むデザインで

一見、何でもないような中に生まれるように思う。

 

共通していることは、

歴史が証明しているけど、結果なんでもない良さ

をもっている本物しか50年後には残っていない。

 

表層的でエッジを立てたり

奇をてらったり、新素材を駆使してみたりは

意外と簡単で、実は普通や何でもないを装い、

なんか良いんだよな~って思えるものには実は

手間や技術や経験がないと出来ないというコト。

 

 

 

今も一件、横浜の中では景色が抜けている地域に建つ

平屋の家に手を入れています。

平屋は良いんだけど、

ここに、たいそうな入母屋造りで玄関の

屋根が存在感をとんでもなく発揮している。

 

なんか偉そうで受け入れられていない。

 

工期も金額も当たり前で制限があり、

やれることも限られているが

これをどうやって大人しくさせるか。

 

必死になって悩み中。

 

 

内部も築年数のおかげで、柱の水平垂直も悪い。

全ての筋違や火打ち(歪みを出さないようにする部材)

を外して、大工さんが矯正。

 

普通の何でもない良さはやっぱり歪んでいては

整わない。

手間もお金も(とほほ)かかるけど

何でもない良さを作っていくためには

必要な作業。

 

手間はかかるけど、あのとき結果として手間かけて

良かったねと言えるように。

 

一歩づつというか0.5歩づつです。

 

 

こちらも宜しくどうぞ。

 

元井

 

 

 

 

 

 

 

 

緑の中で

2018.05.12

 

 

GW夏の様に暑かったのに、急に寒くなったりと、みなさま体調は崩されていないでしょうか?

 

GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?

我、鈴木家が連休に出かけるとしたら、定番のキャンプです。

 

 

 

今回は千葉県にある『有野実苑オートキャンプ場』というところへ、初めて行ってきました。

 

 

このキャンプ場、山の中でも海の浜辺でもなく、田園風景の中にあるキャンプ場で、造園屋さんが経営しているキャンプ場なんです。

 

なので、サイトとサイトの目隠しとしてたくさん木々が植えられていたり、石等があちらこちらに上手く配置されています。

 

 

 

ついつい、「この木〇〇さん家の庭に合いそうだなぁ」なんて目線で観察してしまいました。

 

 

連休は緑の中で、しっかりと充電完了させていただきました。

 

 

 

ですが、仕事がはじまってもまた緑の草原の中でせっせと働いておりますwww

 

 

先月中旬に上棟しました相模原の新築工事は、息の合った親子の大工さんのスピードで、着々と進んでいます。

 

 

これは2階寝室からの眺め。東面の窓でベッドの高さに合わせた開口なので、毎日目覚めと共にこの眺望を拝むことが出来ます。

 

住まい手さんとのハーフビルドをコンセプトに進めている建物なので、

外壁は住まい手さん自らの工事となります。

 

その材料がコチラ。

 

 

ウッドシングル(ウッドシェイク)と言われる、レッドシダーの細かな板を一枚ずつ壁に張っていきます。

かなり気の遠くなりそうな量です・・・

 

 

(時間が許す限り、お手伝いさせていただきます!)

 

鈴木

喫茶ココン、開催します!

2018.05.11

 

古今のアプローチもすっかりと

緑のトンネルを思わせる時期になって参りました!

 

暫く間が空いておりましたが、

毎回ご好評頂いております

『喫茶ココン』を5/22(Tue.)に開催致します。

 

是非、古今の空間でグリーンを眺めながら

癒しのひと時をお過ごしください!

 

 

GW休暇

2018.04.27

 

GW休暇のお知らせ。

4/28~5/6までお休みをいただきます。

 

この間、古今の住まい手さんは遠慮なく担当の携帯かメアドへ。

まだお会いしていない方はお手数ですが弊社サイトより

メールにてご連絡を。

順次ご返信させて頂きます。

お問い合せ

info@kokon-sumai.co.jpでもお受けいたします。

 

 

良いGWを!

「OPEN HOUSE」無事に終了致しました。

2018.04.27

 

 

さて、何度かお知らせさせて頂いてきた

「OPEN HOUSE」の開催をおかげさまで、

無事に終える事ができました。

 

 

今回の新築戸建物件はNL&DESINGの丹羽先生の設計であり、

古今は施工のみという形で携わらせて頂いたので、

敢えて予約制という形を取らせて頂きました。

 

一時は賑わった時間帯もありましたが、

基本的にはじっくりとご覧頂けたように思います。

 

 

吹き抜けからの光りが、ナラの無垢床材の質感を

柔らかに演出します。

 

 

 

玄関ホールから真正面にLDを臨む。奥行のあるウッドデッキが

目線を奥に連れていってくれるので、かなり広がりを感じます。

 

 

 

 

2階から吹き抜けを通してLDを臨む。

家族の気配を緩やかに、常に感じられる安堵感のある風景。

 

 

 

住まい手さんご家族も2日間、何度も足を運んで下さり、

とても有意義な時間となりました。

実際に、住まい手さんの生の声を聞けるというのは

やはり大きな収穫となる事も多いので、

ご見学のお客様にも、良き情報が提供できたように思います。

 

 

 

これも本当に、この住まい手さんご夫婦のお人柄が

見事に映し出られての事で、こういった事には惜しみなく、

自分達の時間や労力を、周りに上手に供給して下さるんです。

きっと何事においても、自然にそういった姿勢で歩まれてきた

人生の背景が見える気がします。

 

そして、そんなお人柄も含め、

ご夫婦が各々で重視すべき部分や仕様も

しっかりと自分達の目線でも吟味されており、

お忙しい中でのその姿勢には、

本当に目を見張るものがありました。

 

そういった、時間や労力が色濃く詰まった部分が、

このお住まいの中にもたっぷりと反映されているのですが、

そこは長くなりそうなので、後日ゆっくりとご報告させて頂きますね!

 

 

 

優しく包んで守ってくれるような安堵感ある、大きなバルコニー庇が

雨の日でも楽しい時間を提供してくれそうです。

 

 

広いお庭に気持ち良さそうに身を構えるウッドデッキでは、

「ちゃぶ台を出して、みんなでおにぎりを食べようね~」

なんて、ほっこりとした会話が飛び交っていました!

是非、お邪魔させて頂きます!!笑

 

 

 

 

 

そして、今回のOPEN HOUSEは

いつも古今ショールームで開催している

お花屋さんの「Konita」さんにグリーンの演出をお願いしました!

 

 

 

 

うん!!

さすが、「Konita」さん!!

グリーンの威力を見事に活かした生け方に

いつも魅了されます!

 

 

5月も23日(水)~25日(金)に古今にいらしてくれるので、

覗きに来て下さいね!

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、アッと言う間に、もうGW目前!

今日は連休前にお仕事や片づけるべき事に追われている方も

多いかと思いますが、季節を感じながら日常のの中に、

少しでもほっこりとひと時があると良いですね!

 

 

 

タケノコ!!

もう、そんな季節か~~~!

って、毎年感じながら、このサイクルの速さが怖い。苦笑

 

 

 

 

以前のブログでご紹介した、

今は亡き祖母の住まいにたっぷりと眠っている器が

ちょいちょい我が家にもお引越ししてきているので、

定番料理ですが、その器で。

何だか、昭和にワープしますね!笑

 

 

 

 

 

ではでは、みなさま、良いGWをお過ごしください!

 

 

大変恐縮ではございますが、

古今も、明日4/28(土)~5/6(日)まで

休ませて頂きますので、何卒よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

家と木

2018.04.20

写真 右側

 

牧歌的な雰囲気もするこの緑の大地から

小さなおうちがアメニモマケズ カゼニモマケズ

今にも上棟を迎えようとしています。

 

鈴木ブログ

 

家作りを生業としている人間たちの間でよく言われる

周辺環境(社会)と家(個人)との理想の在り方で

 

周辺環境に家が溶け込むような、、、

森からキノコがにょきっと生えてくるように、、、

 

なんて表現があります。

 

 

まさにここは緑の大地からニョキッと生える家づくり

家の在り方としてそんな住まい作りができたら理想です。

 

 

要は周辺環境をとことん読み込み、

そこに馴染むようなシルエット、

屋根の形や外観を持ち、そこから取れたような

素材を用いて家を造っていくということ。

 

当たり前なんだけど、そうすれば

その環境に馴染み、街の景色を壊さない

独りよがりではない家が作れるとおもいます。

 

まあでも、

都心に土地を持つとそんなことばっかり

言ってられない現実もあり、そこに

主眼を置くとまったくもって家が建たないけど

ただ、ほんの少し、

その家ひとつひとつのデザインや家の形が

その町の景色になるという事を頭の片隅に

いれて家作りをしたいなと思っていますし

できるだけ、それを住まい手さんにお話し

し、ご理解を頂きながら家作りをしていきたい

な常々思っています。

 

 

 

ここんちのご主人、奥様もデザインや素材選び

センスに関しては怖くなるくらいのセンスを

お持ちなので、DIYを交えながら一緒に造っていきます。

 

 

 

話は変わり、ここんちで使っている柱。

森の印字がありますが、FIPCという

木材表示推進協議会の略になります。

 

この印字があると、この木は正しく伐採された

正確に言うとFIPCの横にL印字があると合法的に

伐採された木というコトになります。

 

樹種名、原産地、加工種などを分かりやすく表示し、

この木を知ってもらうということがこの協議会の目的です。

 

この制度は、今や食品業界では当たり前な光景ですが

トレーサビリティーの一種です。

 

実は建築業界は、ほかの業界に比べて、どこで伐採され

どこで加工をして、どこから来たのかを

知るすべがない木材が多く存在します。

 

特に熱帯雨林からくる木材種などは遡っていくことすら

難しいと言われています。

 

 

自分たちが口入れる食材もそうですが

家の素材も肌に触れ、空気を作るものなので

あまり神経質になるのも問題ですが

家の材料の素性を知っておきたいと

個人的には思っています。

 

合わせて

料理もそうですが、良い素材や素性のわかる

素材を使うと、おいしく料理をしなければと

気合も入るし、どうにかしてこの素材の良いところ

を生かしてやるかというような心持に自然となります。

 

こういうところ、金額が安くて、便利で、早くてみたいな

現実社会の流れにのったモノに目が行きがちですが、

実はすっごい大事だと思っていて、なかなか全部とは

言わないですが、常日頃から、自分たちが口にする食材と

同じように、家作りに使う素材もいつも気にして

おきたいものです。

 

 

 

FSCというこのマーク見たことありますか?

 

FSCとは、木材を生産する世界の森林と、

その森林から切り出された木材の流通や

加工のプロセスを認証する国際機関のことで

その認証は、森林の環境保全に配慮し、

地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能

な形で生産された木材に与えられます。

 

このFSCのマークが入った製品を買うことで、

私たち消費者は、世界の森林保全を間接的に

応援できる仕組みとなっています。

 

 

こういう気負わない仕組みは好きです。

 

 

意外といろんなとこにこのマークがあって

お菓子のパッケージや有名事務用品の包装紙・

パッケージにも。

 

 

そういえば、このブログ書いてて思い出しましたが

昔、ボランティアで作業してたら

同級生から やれ偽善者、やれ自己満足と

言われましたが、そういう時いつも思うのです。

 

 

例えそれが自己満足・偽善者であっても

確かな事。

 

 

やらないよりやったほうがまし。

 

 

ということ。

 

 

人生も同じ感じがしています。

なにもしない人ほど、あーだこーだ言います。

 

 

何気に包装紙やパッケージをいつもちら見しています。

1人で気にしていても致し方がないのだけれど

自分の物差しでこいうのは選びたい。

 

話が飛びました。

 

 

 

いい家にしよう。

 

 

 

 

元井

 

 

出産・反抗期・旅立ち

2018.04.13

 

 

先週から今週にかけて、我が家の長男・次男が入学・入園となり、

一人で行けるだろうか?泣かずにバスに乗れるか?と、

毎日心配している親心をよそに、まるで何事も変わっていない様に過ごしている息子たち・・・

 

親が思っている以上に、子供はしっかりしているのかもしれません。。。

 

 

 

さて、仕事となればこちらにも色々な個性を持った子供たちがおりまして、

毎日毎日、心配とお世話をしております。

 

 

 

 

まずは、本日より大工工事が着工となりました、相模原の新築現場。

すこぶるいい天気の中、

18日(大安)の上棟に向けまして土台引きの作業を行っております。

 

 

DSC_8484

 

 

もう臨月、産声が待ち遠しいといったところでしょうか?

外観のシルエットがカワイイ建物なので、上棟が楽しみです!

 

 

 

 

次に前回のブログで紹介しました、浴室改装を行っている横浜市のリフォーム現場。

こちらは、反抗期をむかえて色々親を困らせております(笑)

 

 

 

壁から浴槽から洗い場まで真っ黒です。グレまくっていますww

余りにも防水の渇きが悪いので、扇風機と暖房機を使って乾かしてました。

 

その、防水の上には今回初登場の素材【モールテックス】を塗っていきます。

 

 

一転、真っ白けになってしまいましたが、最終的にはコンクリートのような仕上がりとなります。

だいぶ個性的な子なので、将来が楽しみです。

 

 

 

最後に、来週には嫁入りし親から巣立っていく子。

結婚式・披露宴(オープンハウス)は明日・明後日の14日15日となっています。

 

14日にはまだ予約の空きがありますので、お時間合いましたら是非お越しいただければと思います。

 

 

 

親元を離れていくのは寂しいですが、嫁いでも可愛がってもらってください。

父はちょこちょこ様子を伺いに行きますw

 

 

以上  バーチャル子育てでした。

 

 

鈴木

 

 

 

スタートしています!

2018.04.06

 

 

賑やかになってきました!

今年の古今社屋のアプローチも

日々、見事に鮮やかになっていきます!

 

 

 

 

 

 

 

ローズマリーって

こんな綺麗な可愛いお花が咲くんだっけ?!

4回目の春の訪れなのに

古今内ではこんな会話。。。苦笑

 

 

 

 

 

そして、この春と言うスタートの季節に合わせるように

現場も始まってきました!

 

 

 

 

先週のブログの末尾にもご紹介した、賃貸リノベ現場の解体初日。

 

 

昔ながらの在来工法の浴室。

腰壁はタイル張り、その上は塗装仕上げも

ごく一般的な仕様の造りでした。

 

 

 

 

タイル面はブロック積みだったので、

幸い木部の腐食は見事な位ほとんど無く、

そのブロック壁も解体していきます。

 

 

 

 

 

良く写真を見て頂くと

柱のあるラインが元の大きさなので、

半坪分、浴室を広げるPLANです。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日には、早速大工さんに水道屋さんっと

現場は大忙しです。

 

 

 

 

びよ~~~ん!

こんなに長い物差しも登場して、

壁のラインを確かめます。

以前にもお話しましたが、築年数のあるお宅では中々

矩(直角)が出ていないので、

壁を立てるにも新築の様に簡単にはいきません。

 

 

 

 

ん~、でもさすがは大工さん!!

夕方には見事に壁構造ができ、

お風呂の内部も下地ができてきましたよ。

 

そう。

この写真の浴槽は「下地」なので、

木製の浴槽風呂ではありません。

 

 

 

2日間でこんな感じになりました。

今日からメインの職人さんが入っての作業です!

 

どんな仕様になるかは、

きっと引き続きブログでも紹介させていくかと思いますので、

ここではこの辺りで。笑

 

 

 

 

 

他の現場も、ここまでのスケルトン状態でスタートしてます。

 

 

 

 

 

 

課題のひとつは、屋根なりに勾配天井にしたい空間に

登場したこの構造体たち。

梁やら、火打ちやらやら。。。

 

 

 

 

 

どう見せるのか。。。

どう生まれ変わるのか。。。

 

 

・・・悩んでます。

 

 

 

こちらの経過報告も含め、

完成をお楽しみに!!

 

 

 

 

 

そして、いよいよ来週末に迫って参りました、OPEN HOUSE!

 

 

 

 

 

 

住まい手さんのご厚意により現実となりましたので、

予約制となっておりますが、是非ご来場頂けたらと思います。

 

心休まる、穏やかな空気感と

太陽熱で温めた暖房と換気機能を備えた「びおソーラー」を

是非体感しにいらして下さい!

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

はじまりとおわりの一区切り

2018.03.29

春は始まりと終わりの、出会い別れのシーズンですね。

 

私たちの仕事柄、工事完成してお引き渡しをすれば

一先ず工事は終わり。

 

ですが、作り手・住まい手としてのお付き合いは

ここからが始まり.

 

だから実は区切りはあっても、終わりも始まりもない。

 

 

そして、住まい手さんに住み始めてもらって

メンテのときに、ど正直な感想を聞けるのが

僕ら最大の収穫所。

 

 

本当にいつもタメになるし、反省もします。

同時に心から喜んでもらえてる反応もひっくるめて

何よりの養分になります。

次にまた小さな花を咲かすための養分を頂くために

今回もまず一先ずのお引き渡しです。

 

 

 

町田 O邸

 

敢えて天井を勾配天井にし、天井高を抑えて重心を低く

して、空間に大人の落ち着きを持たせる構想。

障子との相性も良く、凛とした空気感と肌馴染みの良い

雰囲気が共存している感じ。

 

手前の梁の色味も少し色を乗っけたかったので

OS塗装で他より少し赤身をいれた。

主張しない存在感があり、視線が抜けて同じ部屋だけど

用途が違う空間と空間に緩やかな境界を付けることが

出来た。

 

テーブルは古今オリジナル。

元井・鈴木共作。

よく見ると円ではなく、楕円。

でも手作りっぽくてそこがまた良かった。

鈴木君頑張った。

 

 

 

色々、実践。

 

強度的にはお墨付き。

建築金物を利用した棚受け。

 

 

外壁の杉板貼りやウッドデッキのレッドシダ―などの赤身材に

用いると色が酸化をして膜を作り、耐久性が向上する耐候性塗料

を内部の杉に塗布したオリジナルキッチンとバックセット。

理想の暮らしを模索、整理して、物件案内10件程度

廻りからまずは始まったプロジェクト。

 

使い勝手や耐久性・デザインや色味も含めて、

目に見えない居心地がそこに

生まれるよう3人であーだこーだ。

こんなことも

 

 

一緒に妄想しながら作り手+住まい手で作った空間。

 

3か月後、半年後、1年後。。。

この家についての感想を聞くのが今から

楽しみだ。

 

 

 

 

 

終わりの一区切りもあれば

始まりの一区切りもあり。

 

古今での生業を通して、私、元井が誰よりも

お世話になっている人のいえ。

 

始まります。

 

気合十分で、フライングスタートしそうですが

元来の心配性が顔をのぞかせて、今一乗り切れていませんが

先ずは解体工事から。

 

現場からまずは整理して、組立てていきます。

 

 

 

 

もう一つ気合の物件が。

この物件の二期工事。

賃貸リノベ フェーズ2

始まります。今回はキッチン・浴室を!

 

また三人であーだこーだ言ってます。

 

1期工事はこちら

 

 

石橋を叩きながら、たまに飛び越えつつ

着地ではまたしっかり踏みしめながら

GO FOR ITです。

 

motoi

幸せのお裾分け

2018.03.24

 

 

 

桜の開花も発表され、作業をしていると少し汗ばむ暖かさが続いたと思ったら、

まさかの雪と・・・

事務所で事務作業をしながら、段々と積もっていく屋根の雪を見ながら、帰れなくなるのでは・・・

とドキドキしていました。

 

結果的に大して積もらず一安心。

 

 

 

 

もうすぐで4月。 入学・入社・転勤etc、新年度でお忙しいと思いますが、

去年秋から工事を進めて来ました、横浜市青葉区の新築住宅の OPEN HOUSE を行います。

 

設計はNLデザイン一級建築士事務所の丹羽さんが行ない、

施工を古今で行わせていただきました。

 

 

なんどかブログでも紹介させていただいた、【びおソーラー】を体験できるチャンスとなりますので、

ぜひぜひお越しください。

 

 

 

今回は完全予約制となっていますので、事前に古今へお問い合わせください。

 

日時:4月14日(土)、15日(日)  10:00~16:00

場所:横浜市青葉区 (詳細はお問い合わせ後)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、ほぼ同時進行で工事を行ってきました町田市のリフォーム工事も

無事に完成しお引渡しとなりました。

 

後日施工例集にてご紹介いたしますが、いくつかご紹介。

 

 

 

緩やかな勾配天井のリビングは、杉のフローリングに障子の柔らかな光が、

凛とした印象を与えてくれます。

 

 

 

こちらはリビングに隣接するフリースペース。もともとは和室でした。

以前に紹介したリメイク障子が違和感なく納まりました。

2×4構造なので通常は梁は無いのですが、新規で入れた化粧梁が

いいアクセントになりました。

 

 

 

こちらはちょっと古風で男前なキッチン。

モルタルの壁に木製キッチンを造作。

 

写真撮影の為に並べた、キッチンの小物。 なにを隠そうほぼほぼ元井の私物。

ほんとに独身男子の持ち物なのでしょうか・・・  母さん臭さえ漂っていますwww

 

 

 

新しいキッチンを前に、もうニヤニヤが止まらない住まい手さん。

心から喜んでいただいているのが、伝わりこちらまで幸せな気持ちになりました。

 

この幸せのお裾分けが何よりの報酬・・・

 

 

 

鈴木

 

 

 

 

 

 

 

 

空間の彩

2018.03.16

 

 

 

 

今週はありがたい陽気が続きましたね!

 

 

 

目に映る風景が色濃くなってくると

身も心も、自然と緩んできます。

 

 

 

 

 

菜の花も見事に満開!

 

 

 

 

 

 

 

フルーツ好きの息子にはタマラナイ!!

真っ赤な苺も少しずつ手が出し易い値になってきました。笑

 

 

 

 

 

家の中でも、自然と旬を感じられてきましたね!

 

 

 

 

 

 

毎年、この時期になると我が家にやってくる

土筆たち!

今年は多いな~~~。苦笑

はかまを取る作業は、男性陣にお任せして。笑

 

 

 

 

しかし、土筆はスギナの子?!などとも

よく言われるそうですが、

実際にはスギナは花が咲かないので、

土筆がその花の代わりなのだとか。

実際には地下茎で繋がっているらしいです。

 

ってことは、スギナはどうやら花粉症に効果があるらしいので、

土筆も似た効能があるのかも?!

 

花粉症の症状はさほどでは無いけれど、

日によって少し疑わしい身としては、

ちょっと気になる。

 

 

あの細身の姿からは想像が出来ない程の

アクをガッチリを放出してきますからね。。。

茹でた後も水に浸してアクを出さないと

苦味が気になります。

 

 

やはり、春という季節は、苦味あるものを食して、

逆に要らぬモノを出して、

元気を頂くの良いですからね!

 

 

 

 

 

 

 

フキノトウも一緒に摘んできたので、天ぷらにしたら

土筆よりフキノトウを口にしてましたが。。。

5歳児には、土筆の方が苦く感じたようです。笑

 

 

 

 

 

・・・っと、こんな風に日常の中で

住まいという空間は、意外と自然に色取り取りなモノ達で溢れ、

表情が出てくるものです。

 

 

 

 

なので、やはり個人的には、シンプルな

他にジャマしない程度の空間が好みではあります。

 

 

 

 

 

そろそろ引き渡しが近づいてきた町田市のリノベ現場も

そんな空間に仕上がってきました。

 

 

<LDからキッチンを臨む>

 

 

まだ養生が敷いてあるので、床材は見えませんが、

杉の無垢材を採用したので、

柔らかな素材感が上手に空間の表情に貢献してくれそうです。

 

ほんのりグレーの入った白い自然素材壁紙に

ワランベニヤの天井。

余り見えませんが、かなり可愛らしいサイズの廻縁に

H25mm程の巾木。

奥のキッチンの壁面はモルタルで

ムラも余り出ずにスッキリとした印象に仕上がっています。

 

 

 

<LDからFREE SPACEを臨む>

 

 

元和室だった空間も、同じ床材で連続性を持たせて、

フレキシブルに使える空間にしています。

 

構造的に必要な梁を敢えて活かしたデザインで

緩やかな境を存在させて、そこにも色味を乗せています。

 

 

 

 

そのFREE SPACEの天井には

ちょっとしたコトなんですが、

少しでもこのレールの存在感をなくす為のひと手間を。

敢えて、1.5cm程の厚み分を埋め込んでももらっています。

手掛けてくださった大工さんも「こういうのが楽しい!」

っと、笑顔を対応して下さいました!

こういった職人さんの心意気があってこそ、

良いモノができているのは、本当に有難いです。

 

本当にありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

そして、続いて古今社屋に程近い、新築の現場。

 

 

 

 

 

建具の取っ手も存在感を最小限に。

天井の梁も実際の高さの一部だけを見せて、

重くなり過ぎず、程良い品が漂います。

 

ここは、何度かお話している

NL&DESIGNの丹羽先生の設計ですが、

このシンプルさはとても共感できます。

 

 

階段を上がってのゆとりある空間に設けられた

造り付けの収納には、お施主さんのお人柄が

反映したモノで満たされ、様々な使い方が成されていくのでしょう。

 

直に床に座って、本を手にしてゆったりと。

吹抜で下と繋がった、こどもの楽しくて仕方のない遊び場に。

大きなサッシから差し込む光りが、

その時の天候や時間を、季節感を

自然に、無意識に感じさせてくれる空間なのだと思います。

 

そういう、外の自然の流れを上手く取り込んで、

五感で感じられる住まいは

住まい手さん達で、そのご家族のオリジナルの色に彩られていく。

 

そんな空間がやっぱり理想だと思っています。

 

 

だから、やっぱりシンプルで良いかな。。。

 

 

 

 

 

 

そういった空間にこそ、

こういった息づいたモノ達が

気持ちよさそうに居るのは、自然と安らぎを頂きます。

 

 

 

 

 

Konitaさんのミモザのリース。

春満開です!!

 

 

どうぞ、下記日程に古今ショールームにて

春を満喫しにいらして下さい!

 

 

 

<Konitaさんの今後の日程>

 

●3/28(水)~30(金)

●4/9(月)~11(水)

●4/25(水)~27(金)

 

 

 

 

 

 

山森

 

さあ、どうなるかみてみようじゃないか。

2018.03.09

これなんでしょね。

 

 

 

 

正解は軽井沢 聖パウロ教会のキリストの後ろ姿。

夜は教会内部に光が灯り、夜闇にキリストが浮かび上がるしくみ。

 

 

年始のブログからのつづきを少し。

あーもう3月。春。はやい。

 

 

 

レーモンド建築の特徴。

板金工事が繊細でとても美しい。。。

 

 

 

このあたりがしっかりしていることで漏水のリスクを

最小限にとどめ、綺麗な状態を保てているともいえる。

 

 

 

 

教会内部の窓面。特徴的な紋様ガラス。

ここにも建築的な漏水リスク対策が潜んでいました。

 

 

 

窓の下枠が外に向けてテーパーがとられています。

 

いい仕事してます。

現代でも外部の木製オリジナルサッシを採用する際には

同じ納まりで外に向かってテーパーを取って

水をそこに溜めさせない、中に流れ込まない

ことを考えます。

 

 

 

 

テーパーといえば

高崎のレーモンド建築のひとつ

井上邸でも

 

 

障子の桟にテーパーが。

組子が多い割に、繊細な障子に見えたので

気になって見たら、あーなるほど。

 

 

 

 

 

井上邸のスケール感は写真や

雑誌で見るより広く感じたが、

(いつもコンパクトな家を作ってるからかな?)

確かに人の暮らしの

スケール感がそこにはありました。

 

 

例えば、この中庭のスケール感も、いつも設計してて

外に繋がるウッドデッキなどの中間領域はこのくらい

奥行きと幅があるといいなと思う寸法体系。

 

 

 

 

屋根のかかる中間領域の奥行きも、

軒の高さと関係するが、夏と冬の南中高度の

陽光の入り方を検証すると、おおよそこのくらいの軒の深さ

は欲しいという寸法体系。

 

 

 

 

なんか気持ちいい、なんか美しいと

いう寸法は人ぞれぞれだと思うけど

僕自身、建築家や評論家が紹介する名建築

や自邸など機会があれば覗きに行かしてもらったが

それらを見てきた中で、一番、個人的に好きでした。

好きというより肌に馴染んだ感が一番強かった。

 

 

 

今もこういう気持ち良いスケール感を実際に一緒に作れる

作り手が古今に家を造りに来てくれているので、ここぞと

ばかり手を練り、頭を練り、出来る時間を最大限確保して

落とし込み、時間が取れなくても現場で実寸と肌感覚のなかで

変えていきたいと思っています。

(もちろん、作り手さんも混じってね)

 

これが出来るのが、自分で設計施工をする古今の強みです。

 

 

 

 

さて、話は変わります。

一般社団法人 青葉台工務店

 

 

みんな経営者として本業に打ち込みながら

定期的に集まって、時間がかかりましたが

 

ようやくホームページが

できました!

 

 

やることはまだまだたくさんですが

限りある打合せ時間の中で良くまとまったと思っています。

 

 

私が一番年下なので先輩に色々刺激・勉強させてもらいながら

孤独になりがちで頭でっかちの工務店野郎になりそうだった

僕の頭を解し、諭してくれる仲間が出来、地域での町での

横のつながりを嬉しく思っています。

 

みんなさすが今でも現場大好きな人間がそろっていて

泥臭いのもまったく厭わない。率先して行動する。

 

 

変に頭で考える人間だったら組まなかったなきっと。

 

 

 

 

ただみんなわかっています。

ココカラだって。

 

 

 

バカみたいに本気で町の景色と住まいの在り方を

考える4人が組んでいくとどんな景色が見えるか。

 

 

よくサッカーの監督が記者に

「今後チームの雰囲気はどうなると思いますか?」と

問われていう一言が個人的にいつも気になっていました。

直訳してこうなのか、翻訳してこうなのか。

 

 

 

さあ、どうなるか、みてみようじゃないか。

 

 

こんな気持ちです。

 

 

 

元井

 

 

 

 

 

 

 

こんな工事進んでいます。2018春

2018.03.03

 

 

 

ここ幾日かはすっかり春爛漫な陽気で、車を運転しているとあくびが出放題な鈴木です。

 

もうすでに花粉が飛びまわっているそうですが、

 

「わたし花粉症にはならないので。」

 

と言い張っている私は、くしゃみが多くなったような気もしているのですが、ヘッチャラです。

 

 

 

今月・来月に引き渡しの物件も仕上げ工事が進み、

だんだん工事現場から住まいへ変化していくのを感じます。

 

 

 

 

□横浜市青葉区の新築現場

 

 

内部の木工事が完了し、足場が外れてしまう前に2階に付ける格子を

屋根の上でせっせと製作中。

 

この縦格子は以前にお弁当屋さんの看板工事でも使用した、屋久島地産杉で油を多く含んでいて、耐久性に優れた杉になります。

 

 

黒の外壁に木目の格子が映えてどこか旅館のような趣になりました。

 

 

4月14~15日でOPEN HOUSEを行う予定になっていますので、

正式に決まりましたら、またご報告させていただきます。

 

 

 

□町田市の改装現場

 

 

以前の元井のブログにもご紹介したお宅の様にキッチン前の壁を、モルタルにて仕上ています。

 

窓廻りの キリッ と感が潔い心地よさを醸し出しています。

 

 

この内装モルタルは【古今 元井オリジナル】の特殊配合。

珪砂という細かな砂と、松煙という炭を混ぜています。(配合比は企業秘密ですw)

 

 

 

 

「純黒一色請合」  これは真っ黒になりそうです・・・

 

実際はホワイトモルタルに混ぜて松煙を混ぜるので、ライトグレーな仕上がりに。

 

 

□相模原市緑区の新築現場

 

最後にもう一件。新築現場がスタートしました。

相模原市のかなり山の方。

花粉症の方は近寄れないロケーション。

 

 

 

紆余曲折あり始めてお会いした時から3年間。ようやく工事着工までいたった新築現場。

住まい手さんの努力にはほんと頭がさがります。

 

夏前のお引渡しに向けて、がんばっていきます。

 

 

HUTのような外観に、こだわりの内装。

一風変わった住まいになるので、今後お楽しみに。

 

 

 

鈴木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『陰翳礼讃』

2018.02.23

 

 

まだまだ寒さも続いておりますが、

時折訪れる、ありがたい昼間の温もりに

ゆ~っくりと、春を感じられてきましたね!

 

 

そんな丁度温かな日差しのある日に

着々と進んでいる、近くの新築現場の

DIY工事のお手伝いに行ってきました!

 

 

 

 

意外と良い機会が無いと経験できないので、

是非DIYのお手伝いに!!

っと意気込んで行きましたが、、、

 

 

 

長くは続きませんね。。。笑

お日様に感謝、感謝!

 

 

 

 

まだ、乾き途中でしたが、

やはり、さすがは「PORTER’S PAINTS」。

何とも淡い色合いが木の質感と相性が良いですね!

完成が楽しみです。

 

 

 

 

さて、その他の現場も来月の完工に向けて動いています。

 

 

意識して見て頂くと、天井が実は奥の出窓の方に下がった

勾配天井になっており、一番低い所で約2m程の天井高にしています。

天井材はラワン材。

ワラン材は経年変化でかなり色味がしっかりとついてくるので、

今回は敢えて無塗装で仕上げる予定です。

そんな天井高や素材感など、諸々を考慮して、

この2窓に入る予定の障子のデザインを

急遽、変更する事になりました。

 

 

っと、いうのもこの部屋に隣接する元和室にも障子が入っており、

そこは既存障子を再利用するPLAN。

 

 

 

この様な横繁障子が入っており、

当初はこちらはこのままのデザインを活かしていこう

っと、計画していたのですが、

やはり空間ができてくると様々な思いが浮上してきまして、、、

 

 

 

 

 

 

んっ?!

 

 

 

 

 

あれっ?!

 

 

 

古今の男性陣、やっぱり好きなんですよね!

手を動かし、作る事が! 笑

 

では、デザイン変更!!

 

っという事で・・・

 

 

 

これだけでも、かなり変わるでしょう?

障子のデザインってやっぱり重要だなっと感じる瞬間。

 

 

 

 

 

もう一つのこちらも・・・

 

 

 

こうなりました!

こちらは高さが35cm程の出窓に在る障子なので、

敢えて重心を下に下げる事でバランスを取っています。

 

 

これらが、先程の勾配天井の空間の新規障子と

どんな感じで存在してくるのか。

 

こちらも完成が楽しみです!!

また後日、ご報告しますね!

 

 

 

 

良く考えたら、現在計画中の2つの現場も

障子を導入する予定で、

古今の社屋や今までの施工事例でも

障子の空間が多いです。

 

 

 

そう思うと、知らず知らずと好意を抱く建築家の方々も

障子を良く採用されている。

 

永田昌民氏

八島正年氏+八島夕子氏

横内敏人氏

手嶋保氏

 

・・・っと上げるとキリが無いですが、

やはり、その障子というモノの魅力は

多くの人を引き付ける価値があるんだと思います。

 

ずっと継承されていって欲しい、建築の要素のひとつです。

 

 

 

その障子というモノの魅力を

何とも独特な、溶け込んでくるような文才で表現している

谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』という随筆本。

 

 

 

 

 

 

和辻哲郎の『風土』と同じく、

建築などに携わる多くの人は、手にした事があるかと思います。

 

 

昭和初期の作品ではあるものの、

現代の今でも、日本人として深く入ってくるモノがあります。

きっと、この日常の豊かさに反して、失ったモノの偉大さ、

それでもなお残り続ける陰りある、その陰翳の美しさを

限りなく丁寧に記しています。

 

 

やはり魅力あるものは

時を越えても変わらない。

その価値がある。継承される。

 

そういった建築を、住まいを

これからも目指していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

 

 

建築とその後と強さと

2018.02.17

昨年の夏からから古今の近所で携わっていた

近所の住まい手と作り手でつくる、

地元青葉区内屈指のビンテージマンションの

リノベーション地産地消工事。

 

 

昨年末にお引き渡しをしておりましたが

先日、晴れて、関係者とご友人、お声掛け

させて頂いた方々のみでOPEN HOUSE

を行い、私も参加させて頂きました。

 

 

古今ブログでもたびたびご紹介している物件です。

 

 

相変わらず、住まい手のセンスに脱帽。。。

 

 

 

写真が下手で伝わらない。。。。

ゴメンナサイ。

 

ご主人は某インテリア大手のバイヤー。

奥様も雑貨とインテリアのプロとして

生きてこられた方々。

本当にセンスのいい人たちは雑多にモノを置くくせに

汚くないし、おしゃれに見える。

 

置いてあるものが実は安物だったりするし。

 

こういうのを見ると建築とインテリアの違いを

まざまざと見せつけられる。

 

素敵だー。

 

建築とインテリアが化学反応しているのを

久しぶりに見た気がしました。

 

 

 

 

 

今回、引き渡して二か月ほど生活をしてもらって、

この物件には実際の所、使い勝手はどうなんだろうと自分達でも

挑戦させて頂いた部分が大きいでも取り上げたモルタル壁の

実用性を確かめる良い機会となった。

 

住まい手にも実際、施工が初めてなので実験みたいですが

精いっぱい配慮しますのでやらせてくださいって

あらかじめ承諾を得て実行していますので住まい手にも感謝です。

 

 

 

 

 

見た目ついて

やはり、いい。

質感がいい。

色味もモルタルと松煙の配合を吟味したのですこぶるいい。

浸透製の防水塗料を塗布しているが

塗装での嫌なテカりもないし、空間に馴染んでいる。

 

 

 

 

クラック(ヒビ)について

おそらく、棚にモノを置きだすとクラックが

入るだろうなと危惧していたが、入っていたが

わずかな小さなクラックのみ。

 

あらかじめクラック防止で棚の下にテーパーを付けたので

これが相当効いているようにみえる。

 

 

 

左官屋さんと現場であーでもこーでもないで試行錯誤したのを

思い出します。

 

先ずは結果オーライでよかった~。

 

 

 

 

 

 

水跳ね・油はね

一番実用性で気になるところ。

 

結果、目立ちづらい。

 

想像していた以上に上手くいった。

 

ガンガン使ってくれているみたいなので一安心。

防水塗料も効いているのか、水浸みや油の染み込みも

ごくわずか。

 

 

 

 

 

考察&結果

 

大成功。

 

デザインもよく、使い勝手、実用性が高く、メンテも楽。

 

キッチン前の仕上げと言えば

タイル

キッチンパネル

ステンレス

 

第4の候補、現れました。

値段もタイルと同等です。

 

 

 

今動いている古今物件でも採用していますので

そちらも楽しみです。

 

 

 

 

そういえば、先日その採用物件に行ったら

大工さんが休憩時間に外でノミのお手入れしていました。

じつは最近の大工さんて、世の中既製品ばっかり使うから

木でオリジナルの造作をしなくなったので

ノミを研ぐ習慣がなくなっています。

 

この大工さんは今でも丁寧にノミを研ぎ、革のノミ袋で

管理し、丁寧に道具を手入れされています。

 

なんか、この風景に懐かしさすら覚えました。

僕が建築始めた頃、当たり前の風景だったんだけどな。

道具も進化したからとは一概に言えない気がします。

 

古今では相変わらず木を使って大工さんと共同で

モノづくりしているし、左官屋さんとも

上述の壁を創ったりしている。

 

無理強いの部分もあるとは思いますが、古今の現場は

職人さんもやりがいを持って楽しんでいてくれる現場でいたい。

 

 

相性もおおいにあると思うけど

結局、人は楽しい事が好きだ。

だから、楽しいことを楽しそうにやっている人の周りには

人が集まって、また新しく楽しい事が起こる。

 

今の時代に確かなものって不確かであったり、

体操の平行棒を素人がわたっているような不安定さが

あるけれど、至っていつの時代も「楽しさ」は普遍的な

変わらず確かな強さを持っていると思っている。

 

この強さがなければ、道具のメンテナンスはしないと

思う。自分もそうだから。

 

 

今の時代にもっとも確かな強さとともに一歩づつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サカンのカンセイ

2018.02.09

 

 

本当に寒い日が続きますね。

 

先々週に流行りもの好きな長男が、流行に遅れまいとインフルBをいただいて来ました。

 

火曜日から登園可能だったのですが、なんとその日から学年閉鎖・・・

25人位のクラスで16人インフルだそうです。

 

なんとも流行り好きな子供ばかりです。

 

ちなみに明日は幼稚園のお遊戯会。

ろくすっぽ練習を出来ていないので、どうなる事でしょうか。

 

 

流行りに乗っている余裕がないので、長男をバイ菌扱いし隔離していたので、

なんとか、感染を逃れる事が出来ました。ホッ。

 

 

 

青葉区の新築工事では、外壁のモルタル下地塗りから2週間ほど

乾燥期間を空け、今週から仕上げの左官工事がはじまりました。

 

 

 

まだ、下塗りの状態ですが、黒の外壁と木の木目の対比が綺麗ですね。

 

 

私が思うにこの左官の作業は、職人さんの中で最も塗り手の感性が出る業種ではなかろうかと思います。

 

例えば、タイル屋さんやクロス屋さんは表面が仕上がった材料を施工するので、

テクスチャーを変える事は出来ません。

(割り付けや角をどちらに見せるのか・見切りをどうすればキレイに見えるか等考える事はあります)

 

 

左官屋さんが使う材料(外壁材・珪藻土・漆喰等々)はコテ一つでどのような模様にでも変化します。

 

 

本来左官屋さんの仕事は、和室の壁や蔵などの漆喰の外壁みたいに

どれだけ平らに仕上げられるか。というもの。

 

以前にご年配の職人さんに『コテ斑仕上げ』とお願いしたところ、

それは綺麗に規則正しく魚の鱗状に扇子が重なるようになっていた事があり、

それ以来仕上げの時には立ち合って、パターンを確認する様にしています。

 

 

今回も事前にパターンサンプルを作ってもらいました。

 

 

 

今回はアイカ工業のジョリパット『乱流』というパターン。

見本帳通りにコテで塗っていくと

 

 

 

 

このパターンを元にランダム感を入れてもらうと

 

 

どうです?違いますよね?

『乱流くずし』と命名しました。

 

同じ材料・同じ道具を使ってもこれだけ仕上がりが変って見えてきます。

 

ここから先は、内部も外部も仕上げ工事。

大工さんがどれだけしっかり造ってくれていても、

仕上げを失敗すると台無しになってしまします。

 

 

最後まで気を抜かずトラの目を光らせていきたいと思います。

 

 

鈴木

 

 

立春

2018.02.01

 

 

先週は見事に降りましたね。

雪。。。

横浜生まれの横浜育ち。

この付近以外住んだコトの無い、

行動範囲がかなり狭い身としては

やはり雪にはかなり弱いです。。。

 

 

でも保育園近くの畑は見事な

キラッキラッな雪が積もり積もっていました!

 

 

 

 

でも、今週末の2月4日は立春。

まだこんな寒さですが、暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、

この日から春が始まる日。

 

 

 

保育園までは歩くしか手段がなかった道には

こんな姿が!!

 

うん!

確かに確実に春は近付いてきておりますな!

この生命力に心温まりました!!

 

 

 

 

 

さてさて、そんな中でも天候とにらめっこしながら

職人さん達の現場での作業は進んでいきます。

 

 

 

こちらの物件は去年の夏から、いくつかの物件探しからスタート。

立地や金額などの基本的な条件以外にも、

去年の夏のブログのでも取り上げたように

大きな壁を乗り越えて、やっと巡り会えた物件。

 

 

いくつもの物件を回って、沢山のお家を見ていると

空っぽのお家でも何となく、どんな方がどんな風に

住まわれていたのかを感じ取る事ができます。

 

 

 

なんか、空気感を感じませんか?

 

好きなモノやコトを営む生活を大切に、

お家も丁寧に住まわれていたのを感じます。

 

 

こちらの新しい住まい手さんも

そういった空気感や佇まいをしっかりと感じ取る事のできる方で、

こちらの物件に対しても

それをすぐに感じ取っていました。

 

新築のお家もいくつか見たけれど、

「何か真新しすぎて、イマイチしっくりこない」っと

漏らしていた住まい手さんは、

この築25年を越す、このお家の魅力を

継承する事を決意されました。

 

こういった感覚を持つ住まい手さんには

無くてはならない、リノベーション。

以前の良さも残しつつも、

新たな自分達のご家庭の空間に変貌させる技を

あれや、これやとご提案しつつ、

やっと完成に向けて動き始めたところです。

 

 

 

そんなご提案のひとつである、木部の塗装。

 

 

 

 

敢えてざっくりとした、使いこなした風合いを出したいので、

棚板の反りなどを長所として組み込んで、

杉の荒板にこんな色みの塗装をする予定です。

 

左側が素地のまま、右側が塗ったモノ。

荒板なので、表面がガザガザしている為、

しっかりと色みが入っていきそうです。

 

ただ、同じ材料でも木目などによっても

かなり色の出方は変わるので、

実際にはどんな感じになるかは

正直、塗ってみないと分かりませんが、

それも楽しみの一つとして

住まい手さんと共にスタッフ一同も

完成を待ちわびています!

 

 

是非、こちらの現場の完成報告もお楽しみ!

 

 

 

 

 

・・・雨が降ってきましたが、

今夜からの雪予報は積もらない事を願うのみ。。。

 

だって、保育園での雪遊びって。。。

 

 

 

 

コレ、泥遊びじゃん!!!苦笑

 

 

でも、子どもにとっての雪は

最高の遊びのようで、

その姿を見て、

ほっこりと温まる事ができるのは

ありがたい事ですね!

 

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

2018 初稿

2018.01.26

2018 皆様もようやくエンジンがかかってきた

頃でしょうか。

 

 

今年も古今を宜しくお願い致します。

 

 

新年のあいさつを兼ねて

昨年弊社設計施工で引き渡している尾上農園さんに

ご挨拶とお引き渡し後の3ヶ月メンテにお伺いいたしました。

 

 

 

今物件のお引き渡し後の定期メンテでは外部で木を使った

仕様としたためこれらの部分を中心に確認しています。

倉庫側の木製の外壁のスキマなど木の収縮で多少動きが

あるようですが、上手く追随してくれているようです。

ドイツ壁仕様の雨垂れなども危惧していましたが

そのような様子はなく、綺麗な状態を保っていました。

 

 

しかし、お伺いしたのが

10時OPEN前の9時にも関わらず

相変わらずの盛況ぶり。

 

 

 

中ではせっせとトマトの袋詰めをされていて

ばったばったでしたので写真は取れませんでしたが

倉庫兼直売所にもかかわらず、綺麗にお使いいただいて

いたのと、

後々きっとこの壁には色々つくだろうから

仕上げはベニヤと打ち合わせしていた部分には

年末年始で上手くご自分で棚やフックなどを

付けて使い勝手良くお使いになられていて

この物件が現在進行形で成長している姿に嬉しくなりました。

 

 

またお伺いしますね。

 

人気なので11時にはほぼトマト売り切れですが

 

尾上農園

海老名市中河内1183の前

定休日 月・木

 

どうぞ、買ってみてください。

 

 

 

 

 

新年をお迎えて、新しく物件も動きます。

すでに動いている青葉区の新築

相模原の新築

海老名団地リノベ

町田の戸建リノベ

青葉区内の賃貸借家二期工事

戸塚の平屋全面リノベ。

 

 

下の写真は

海老名市の団地内装リノベ。

キッチンやお風呂などはすでにリノベ済。

内装をお任せいただきました。

 

壁・天井などが全てコンクリート直貼り。

 

電気配線も内装もやれることに制限が

でてきて、その中でどこまで手を入れて

上手く既存のもの、ご要望などを織り交ぜて

融合させながら心地よい空間を創れるか、

限られた予算内で試行錯誤していきます。

 

床は紀州(尾鷲)杉を使用。

今物件は防音規定があるため

防音処理を行った床に無垢杉を貼っています。

 

3月のお引き渡しに向けてしっかりと。

 

全物件、しっかり目を通せて

質も当然落とさず、かつ自分たちも楽しみながら工事を

していける巧い落としどころを探りつつ

丁寧に丁寧にひとつづつ。

 

 

年末年始をすこし大目に古今では頂いたので

私も新たなエネルギーを吸収するべく

栃木と群馬にアントニン・レーモンドの建築を

見学に行ってきました。

 

しかも、学生時代から気になっていた

軽井沢まで足を延ばし、聖パウロ教会も。

 

いやー感動しました。

 

思いのほか市街の中にあってびっくりしましたが

しっかりメンテされていて、しかも立ち入り時間内自由。

 

不特定多数の方が出入りするのに、この保存状態の

良さにもびっくりするし、懐の広さにも感服。

 

この建物。

愛されていないとこうはなりません。

 

綺麗に保たれているのも頷けるほど

内部の仕様、外部の板金の納まりなど

建築的に注目してしまうポイントが多く

存在しました。

 

 

 

他にも前橋の井上邸。

レーモンドの自宅そっくりに作ったものです。

これも想像以上に素敵でした。

 

 

今日は本業が少し滞っているので、書きたい欲をおさえて

この程度に。また次回へ。

 

元井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おおらか風リフォーム

2018.01.20

 

 

2018年がはじまり早くも半月が過ぎてしまいました。

 

今年ものっけから慌ただしく仕事をさせていただいております。

 

みなさん年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

なにを隠そうわたくし鈴木、12/30の夜にギックリ腰を患い1/2まで布団で寝たきりの、

これぞほんとの寝正月を過ごしました。

 

 

いまだ長時間の運転のあとは筋肉が固まってしまい、おじいちゃんみたいな動きをしております。

 

 

 

ですが、やっぱり今年も現場は待ってくれません・・・

 

去年から引き続きの新築現場に加え、先週から2件解体着工も始まりました。

 

 

 

横浜市青葉区の新築は、2月の木工事完了に向けて着々と出来上がって来ています。

 

 

桧丸太の大黒柱には通称『首切り』と言って、床板の差し込みを造り隙間なく貼っていきます。

 

丸太の奥に見えるキッチンカウンター下地との間が狭く、

大工さんも知恵の輪でもやっているように四苦八苦。

 

 

 

床のところどころには、『びおソーラー』の吹き出し口を設置。

施工後は工事中ホコリ等入らぬよう、しっかりと養生をします。

 

 

 

 

ところ変わって、町田市のリフォーム現場は内装解体工事が完了し、

来週から大工さんが内部木工事を進めていきます。

 

 

こちらのリフォームもこれまた、今までとは一味違ったテイストになりそうです。

ざっくりとした中に古き懐かしきテイストみたいな・・・

かと言って、野暮ったくも無いみたいな・・・

 

『おおらか風リフォーム』    とでも名付けましょうか。

 

完成が楽しみですね。

 

 

週明けは関東も雪+寒波が押し寄せる予報に。

雪に降られてしまうと、スタットレスでは無い鈴木car、

身動きが取れなくなってしまうので、積もらない事を願うばかりです。

 

 

インフルも猛威を奮っている様ですので、

みなさまお体・事故等充分にお気を付けて今年もガンバっていきましょう!!

 

鈴木

 

 

本日から通常営業です。

2018.01.09

 

 

明けましておめでとうございます。

昨年も本当に多くの皆様に支えられ、大変感謝致しております。

本年もよろしくお願い申し上げます!

 

さて、古今も本日から通常営業しております。

 

 

今年もスタッフ一同で、朝から初詣に「箱根神社」を

参拝して参りました。

 

 

 

 

 

各々、昨年1年間の感謝と今年の抱負を胸に.

 

強風な事もあって、一層、気が引き締まりました。

 

今年もいっそう、目指すべきモノに向かって、精進して参ります。

 

 

さて、今月の「Konita」さんは

1/17(水)~19(金)の3日間で開催予定です。

本年も引き続き開催して参りますので、

何卒よろしくお願い致します。

 

 

最後に、こちらも恒例となりました「喫ココン」。

1/30(火)10:00~16:00で開催予定ですので、

是非、こちらも遊びに来て下さいね!

 

 

 

 

 

 

 

では、本年も素敵な出会いを楽しみにしております。

 

 

 

 

山森

 

 

 

年末年始休暇のお知らせ 12/30~1/8

2017.12.22

今年は早め早めで大掃除。

 

 

2日かけて、ひと段落して書類の整理に飽きたので

玄関前に散乱していたマキストーブの

燃料になる枝や端材を整理するため

鈴木君とこの勢いで薪棚を造作しました。

 

 

 

 

 

 

んで

 

完成。

 

まじで疲れました。。。

が、まだまだ現場も動いているし

物件探しも

図面描きも

PLAN提案も

見積提出も控えている年末。

 

しっかりやりきって参ります。

 

 

 

さて、年末年始休暇のお知らせ。

12/30~1/8までお休みをいただきます。

 

この間、古今の住まい手さんは遠慮なく担当の携帯かメアドへ。

まだお会いしていない方はお手数ですが弊社サイトより

メールにてご連絡を。

順次ご返信させて頂きます。

お問い合せ

info@kokon-sumai.co.jpでもお受けいたします。

 

 

 

 

 

このお飾りも弊社の家作りOB、KONITAさんのお手製。

素敵だ。品があるんだなー。

 

この時期お会いする方に

あれっ今年は最後かな?会うかな?

一応言っときます、良いお年を!っていう

一連のやり取り。

 

私なんかこのやり取り好きなんですよね。

言ったほうも言われた方もホクホクします。

日本らしいのかな~

 

 

今年最後のブログかな?違うかな?

一応言っておきます。

みなさま、良いお年を!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひと手間をかける

2017.12.22

 

 

朝の気温が氷点下まで下がり、さすがに夏用の肌掛けでは寒いので、

厚手の羽毛布団を押入れから引きずり出してきました。

 

ここにきて年長さんになってから、皆勤賞で通園してきた長男が胃腸炎(おそらくノロ)に掛かり、

上から下から大騒ぎしております。

 

消毒しまくって、頑丈な私の手も荒れてきました・・・

 

みなさんお正月までもう少し、体には十分に気を付けていただければと思います。

 

 

 

さて、そんな北風ピューピュー吹く横浜の新築現場では、

大工さん・板金屋さんが年内に戸締りが出来るよう、

せっせと工事を進めてくれています。

 

 

 

 

今回採用の屋根の葺き方は【瓦棒葺き】。

 

瓦と1・2を争うこれぞ日本の屋根!!という屋根ではないでしょうか?

 

 

以前はいわゆる【トタン】で作られていましたが、

今では耐久性に優れた【ガルバリウム鋼板】を使用します。

現場では板金屋さんが一枚一枚板金を折り紙の様に折り込んでいきます。

 

 

 

従来ですと、屋根の桟の先にキャップをして隠すのですが、

そのキャップで受けた雨水が桟に廻り、

桟の先端が腐ってしまっているケースをリフォームをしていると度々見かけます。

 

 

そこで、先端をシャープな斜めに折り込み、水切れを良くします。

見た目もスッキリしてステキ。

 

 

 

 

 

手間はかかりますが、こういった一つ一つの手間が全体の印象となり、

その家の持つ雰囲気を醸し出すのだと思います。

 

 

 

 

野暮ったくなくスマートに見せるという意味でもう一点。

 

 

窓上の庇もやたら造ると野暮ったくなる物。

 

最近の住宅では付けないところが多くなりましたね。

 

ですが、この庇は季節ごとの日差しの調整や、雨漏り防止など非常に優れており、

日本の家とはベストマッチな品物です。(詳しくはまたどこかでBlogネタにします)

 

 

 

まだ、仕上がっていないので解かり辛いかもしれませんが、

フラットに飛び出た庇。

 

大工さんと

「あー補強しよう。こー納めよう・・・」と、

 

ひと・ふた手間かけてもらい造りました。

 

 

出来上がってしまえばそんなもの。

の積み重ねが、素敵な雰囲気を醸し出す住まいになる事を信じて。

 

 

 

鈴木

 

 

欧の匂いと和の匂いと

2017.12.14

おさむーございます。

現場にいると、女子なみの足の冷え性が

大声で叫び始めます。

タイツと厚手の靴下ではこいつらの口を塞ぐのは

難しくなってきていますが、なんとか耐えています。

 

 

 

青葉区で9月より工事をしていた物件。

以前、モルタル塗でご紹介していたRC造の戸建リノベ。

キッチン前のモルタル塗のニュアンスがステンレスの

カキっとした雰囲気とよく合います。

 

既に搬入済みの住まい手さんの家具や照明なども良く合います。

素晴らしいチョイスです。

 

 

 

 

 

床の斜め貼りもシンプルな空間の中、変に恰好を付けない

けどセンスの良さを醸し出す今回の住まい手さんの

スタイルに良く合っています。

 

 

大人になると、一見、普通なんだけどやり過ぎない程度の

作り込みが心地よいです。

 

洋服もそう。

着飾るのは若い子の特権。

 

こなれた感を出すのが、住まいも洋服も

丁度いい。

 

ここの線引きは、今でも難しく、時にやりすぎて

あざとい感じになってしまう部分。

 

勉強になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和の趣の寝室。

全体のベース色の柔かいグレーが醸し出す

懐かしい欧の雰囲気と和の雰囲気は相性抜群。

 

障子も新規で。

築年数のある住まいはなんせ窓回りが弱い。

隙間風、断熱、気密、結露。

カーテンやブラインドもいいけど、隙間風は防げません。

だからどうしてもこの時期、サッシからの冷気がひや~と。

障子はぴったりで作るので、冷気も降りてきにくい。

ということは断熱と気密、結露を防げるというコト。

日本古来の障子。四季のある日本の気候風土に合った

建築手法。

 

直射の陽光を優しい光にしてくれ、映る木の影も粋です。

破れにくい障子紙も時代と共に登場しているので

小さいお子さんのいるお家にも、ぜひあらゆる方に

お勧めしたい。

 

日本古来の障子は、上記の不具合を見事に解消してくれる。

着工後に入れましょうってなったのですが

この環境、この住まいの窓装飾には最適解だと思っています。

 

 

 

 

 

 

もう一つの寝室はまるでフェルメールの絵。

欧の雰囲気がすごい。でもいやらしくない。

 

壁の色のチョイスと塗装はDIY。

この物件における塗装工事はほとんどがDIY.

夫婦でコツコツ、時には夜なべ、ウチの職人と

しゃべりながら作業をされていました。

 

自分たちの「心地よい」をつくるために

頑張れるのは、自分を良くわかっていないと

頑張れないのです。

頑張れないというより頑張り方がわからないから

諦める、妥協するが正しいか。

 

生業としている僕らもたまに自分を疑い

心が折れそうになるのに、自分たちの

感覚を信じていました。

 

それが出来てしまった彼らにリスペクトです。

 

 

 

今週末、お引き渡し。

 

 

しっかり、お掃除してきます。

 

 

 

 

 

「木」に魅了!

2017.12.08

 

 

あっと言う間に師走に入って、一段と寒くなってきましたね。

 

保育園でも風邪などの症状でお休みの子が増えている

昨今ですが、毎朝聞いているJ-WAVEで

こんなニュースを耳にしました。

 

「木造校舎とRC校舎とで、児童のインフルエンザによる学級閉鎖数を

比較したところ、木造校舎はコンクリート校舎の約1/3という

調査結果がある」 っと。

 

ふむふむ。

どうやら、湿度が50%以上になると

ウイルスの多くが死滅してしまうそうなので、

確かに納得のいく話です。

やはり、木の調湿効果があるので、

こういった見事な結果にも繋がっているんですね!

 

やはり、木には魅了されるなぁ!

 

 

 

実はこのところ、出勤中に戸建の解体現場が3件ほどあって、

見事にどこも、やはり年数の経った木造の戸建ばかり。

でも、そのうちの1つは何度か気になって見ていたお宅で、

キチンと外壁塗装のメンテナンスもされていて、

昔ながらの軒が深い、瓦屋根のお家でした。

 

そんな今では貴重な佇まいのお家も

見事に雲散されてしまう事に

やはり、もどかしさを感じてならなくて。

 

 

 

 

そう思うと先日完工したU様邸のお宅は

本当に築30年以上の時間の流れを残しつつ、

その佇まいを活かせた現場だったと再認識してなりません。

冒頭の木の魅力を、多様に活かせた現場になりました。

 

 

以前に元井のブログと、鈴木のブログでも

紹介させて頂いた現場のその後をご紹介させて頂きます!

 

 

 

ダイニングからキッチンを臨むと

既存のキッチン設備、りんご箱の収納、その他小物達も

違和感なく落ち着いちゃっております。

 

 

 

以前はこんな感じで、手前のダイニングは畳に

天井は良くある敷目天井でした。

 

 

 

この敷目天井をねずみ対策の為に取ったのが大正解で、

敢えてダイニングとキッチンに繋がりを持たせました。

 

 

素敵でしょう!!

って、この写真。

本当にふっと立ち寄って、パシャリさせて頂いたんですが、

この雰囲気!

ポケモンも馴染んじゃう、この空間と住まい手さんのセンス!!

サラリと置いてあったりする小物とかが

センスも良く、そしてナチュラルに配置されてるのが、

この空気感にとっても合うんですね!!

 

ちなみに白い壁は既存のままです。

 

 

 

 

 

こちらは玄関入ってすぐにパシャリ。

ソファの置いてあるリビングと3部屋+廊下が

全て繋がりました。

 

 

 

反対側からのアングルですが、

以前はこのように一畳程の廊下だったので、

正直ちょっと孤立したもったいない空間でした。

 

実はこの下の敷居を取って、床材を繋げたいっというお話は

住まい手さんのご要望でした。

正直、こちら側としては「賃貸住宅」という肩書が

どうしても纏わりついていて、どこまで思い切って良いのかも

躊躇してしまっていたのですが、

この辺りもスッとお話して来られる

住まい手さんの鋭敏さに逆に感心させられました。

 

 

こうやって、一方的に私達からの提案だけで無く、

「一緒に作り上げられた」空間ができるのは

本当に有難く、住むべき住まい手だったのだろうなっと

感じてならい現場でした。

 

 

 

 

最後にキッチン側から。

下のお子さんの最近はどんどん歩き始めてきて、

「無垢フローリングにして良かった」

「天井を高くしたけど、思ったよりも寒くない」

等々、実際に住んでみての感想も聞けて、

私達も一つとして同じ工事は無いリフォームという仕事の

財産として、こういった経験も活かしていきたいと思います。

 

 

そして、こちらの現場。

来年にはキッチン本体、浴室、洗面室の水廻り工事も

手掛ける事が決定しました!笑

この空間になったら、悩みに悩んだキッチン交換を

いち早くやりたい!っと完工したその日におっしゃって頂きました!笑

(工事中にも言ってたかな?!笑)

 

 

 

来春の完成も、またご報告しますね!

お楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

山森

 

 

 

 

インスタ映え

2017.12.02

 

 

今年流行のインスタ映えを狙ったこちらの写真は、

 

先日古今ショールームで行った【SOCORA】さんのイベントで差し入れいただいたchocolateと、

先週のブログで紹介のあった【尾上農園】さんのTOMATO。

 

どちらも本当に美味しくて、見積もりをしながらパクパクモグモグと食べてしまいました。

 

 

 

鈴木 デブまっしぐら。です。

 

 

 

 

 

 

このままではいけません。外は寒いですが、なまった体に鞭を入れ現場へ向かいます。

 

屋根の上では大工さんがこれまた、以前のブログで紹介をしました【びおソーラー】の

設置工事を行っていました。

 

 

 

 

小さく空いた屋根の穴に合わせて、集熱パネルを乗せていきます。

 

 

 

屋根全体で暖まった空気を、この集熱パネルで加熱して床下まで送り込みます。

 

 

設置後、寒い日だったのですが集熱パネル下のダクト接続部分に手を入れてみたら、

あきらかに気温とは違う温かい空気を感じました。

 

 

これは期待出来そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鈴木